シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

2021-01-01から1年間の記事一覧

泣いていいよ

明け方 おばあちゃんの夢みた 泣いていた おばあちゃんは 痩せていて ちいさくて 子どもみたいに しゃくりあげ なんか かわいらしい… 抱きしめる 抱きしめて 背中 よしよし…して そうして わたしも 泣いた 弟にいじめられたんだっていう 弟もいた 弟を やっ…

青くても

ブルーハーツが クロマニヨンズとなったときも クイーンのフレディー・マーキュリーが 私生活を語り始まったときも デヴィッド・ボウイが死んだ ってニュース 聞いたときも ひとつ ひとつ なにか 消えてってるの 気づいてないふりしていた 自分に ひきもどさ…

あめゆき

一転 気温急上昇 といっても マイナスからの 上昇 零度! ああ… あったかい っていうか 暑い… 暑かった 暖気に溶けた雪 おもーーい!! 雪の要塞に そんな雨含みの 重たい雪が降って どんどん水分が勝って どんどん降って やがて あめゆき それから 雨 不気…

大切なところ

歩いて 遠くを見渡したり 建ち並ぶ家々の 暮らしぶり 花壇の彩り お庭の木々 大切にされた いのちたちの 息づかい 雪になれば きちんと片付けられた雪 積み上げられて ちょっと お行儀よい風情や そういう町を 眺めるのが好き 歩くのが好き 今年は そんな 共…

ドンマイ

パパは パパなりに ママは ママなりに 激しい人だった ひとりは 発散して ひとりは 我慢した ああ… そうだった そう思い出させる できれば 耳にしたくなかったエピソード ご近所さんから聞いた 男性なのに こんなこと覚えてて 記憶に残して さらには わたし…

なんにもないこと

ラジオ聞いてると 時々 忘れてた人が 思ってたようではなく そっか そうだったのか… って 発見あったりする くそじじいになりたいの! と意気揚々と宣言してた 萩本欽一さん その後 仏教を学びに大学に入学してた よいおじいちゃんは つまんなそうだから! …

いちばん

冷え込み きっと 今年いちばんの ホワイトクリスマス なんにもない とても静か 寒気がひどい ものすごく 泣けた… 泣いた かなしいこと 思い起こさせる 忘れてたはずの 場面が 突然 あらわれた いくつも いくつも それから たのしいこと 笑ってたこと これは …

借りもの

人 ひと ヒト つよい? 弱いもの ヒト 肉体 弱いな… わたし 弱ったなあ 痛み に つよかった もう 完全過去形なのに お薬が怖くて飲めない ママの残りのカロナール 一回分ある それしか 新薬は無い 漢方薬も ほぼ 御守り… セメント質腫 という 歯と 顎の骨 合…

これがいい

夜は 救急車が増える これから 雪と暮らす 三月までは 何らかイベント 起きる機会ふえて 思いもよらず 救急車 なんてこと なるべくならば 避けたい わたしの体に 心臓に 血管に 地道に ポンプやってくれてるらしい 筋肉に ふっくら 守ってくれてる脂肪にも …

小さな小さな

ならず者 与太者 世の中に 必要 って 熱心に説く 偉い先生のお話が 頭から 消えず… 眠れなかった夜 明けて ふらふらでも しっかり 起きていないと 守られない 小さな律 生活の 寝不足の脳は ちょっとしたほろ酔い?状態?? みたいなんだって… もやもやの脳…

ホットチョコレート

人生の ほんのちょっぴりの だけど ものすごく しあわせな ひととき 数分 なあんにも 考えず おいしいなあ さえ あとづけで 一日に 一回か二回 食べてたチョコレート スーパーで売ってるただの板チョコで そのメーカーのが いちばんで ひたすら それだけ! …

ちっぽけ

方向音痴… おまけに コロナ対策のマスク生活で 近眼が 眼鏡なしで 裸眼で暮らしてる 遠目に… 小さな痩せた 足のわるい女の子?? 近づくと おばあちゃん だったり… 目が かなり見えづらいみたい それでも裸眼 曇ったレンズは危険! 介護とコロナからの おこ…

不思議の国

ずっと願っていた 不思議は もう 起きていたんだなあ と 今朝おもった 雪から 逃げ… 雪片付けは まとめては 捨てる という繰り返し 捨てる は 助け合いとなる 雪を落として流す 流雪溝 お隣同士で 共用するように設置されてる 今年は 雪が少ない これからだ……

神さまのお使い

お寺の 和尚さま 大般若会のお話に その 会費?について 一家が 五人なら 会費×5が 正しい金額です と 赤字ってこと 愚痴っていた お盆年末の護持費の時期に 送られてくる支払いのお知らせ 見ると 和尚さまの あの時の 真っ赤な顔 浮かぶ 若和尚さまは 自ら …

どうか

十二月は 季節も急いで移りゆき 十二月は 何か知らないものに 追い立てられるみたいに そわそわ はらはら なんにもない 誰とも会わない ひとりの生活も それでいいの? と 答えを求められるような それも 裁き さながらの強さで はやく!はやく!って… 小さ…

きれい

親の病の発覚から そして 死によって 母方の親族との わずかな交流があった 孤独の人生 遠ざかって久しい なのに 会えば やっぱり 打ち解ける おじさんからは 県外に住む いとこお兄さんお姉さんが やがて ひとつの町に お隣さんになって 助け合って暮らすた…

丹精

ひとつの希望 が いのちをつなげる って フランクルの著書で 壮絶な事実から 得られた結論なので そうだなあ… そうだよなあ… って あれから 何度となく反芻する 誰かの役に立ちたい 誰かを 愛したい ただひとりの人のための 小さな祈りが やがて 世界の 世界…

金銀

金と銀 どちらが好き? 色としては 銀 金属としては どちらも嫌い 金属アレルギーだから ステンレスを貼りつけて パッチテストしたら どういう結果かは わかんないけど いまのところ ステンレスは大丈夫 銀色のステンレスの飾り ついてるバッグは 残した 金…

空気

匂い 温風ヒーターの匂い 猛烈で 倒れそう… あまりの冷え込みと 物置部屋に 勢揃いした温風ヒーター それぞれ 微妙に灯油 残っていて 空っぽにしないとなあ と ずっと 気にもなってて 仏間に温風ヒーターつけた けど とても無理 一時間に一回か二回の換気 と…

誰のため

風で飛ばされた雨粒が あちこち ぶつかってる 強く吹く 風の音 耳澄まして聴く まだ雪には ならないで… って 日本海は今夜は 大時化だって それから イワシが 大量に死んだらしい…また それから 鳥インフルエンザ それから 豚熱… 環境が 自然が きびしいな …

ひとつのこと

また女だった! なんていう言葉を聞いて育った らしい… でも それが 残念がってる言葉 とも知らないまま 気づかないまま 小さかったわたしには もっともっと小さな弟ができた 巨大な赤ちゃん! 4500gの!! もくもくお餅?? ぐにゃぐにゃしてて とてもとて…

先生

たとえ たった七つの 女の子であっても おさとりされていたならば 先生 ですよ と… あったよねえ… 修証義に… 風邪の季節で 毎年確実に律儀に 風邪引きになっては 自分の 弱さに へこたれる って おさとり の 真っ向 反対側の人間が… 今日は この七つの女の子…

心配

言葉が 予想外のもの 想像こえて 厳しかったり 険しかったり 激しかったり の場合 カタマる… 瞬時に なんか 猫並みに! ひゅっ!!って 耳が倒れて 不細工になって 小さく身構えて じりじり 後退りしてくみたいな… そうして その場合の その強烈な言葉を な…

せいいっぱい

読めない本 には 二種類あるなあ きっと 実は つまらない という本 実は すごすぎる… という本 ものすごく曖昧 せいいっぱい の 今日 生きるだけ で せいいっぱい 一日がんばっては 一日へこたれる 冬への入り口 本も 読めず 落ち込み沼の 入り口は 生きてい…

どんよりと 曇って 日も差さず 霧のように雨が降っても 日光に当たらなくては 気持ちが沈むこと 知ってても 日照時間の少なさゆえ ここいらでは うつも そこからともおもわれる 不幸も 他県より ずっと多いという事実 そんな統計も報告も 理解してても 冬に…

生きる

曹洞宗は ひたすら 座禅する 薄暗い窓のない板の間の 一段高いところで 壁に向かって 座禅をする 菩提寺は曹洞宗 お経とお祈りは それらに沿っている 『夜と霧』読み終わった 鼻水や背中の痛みに かこつけて… 読書 子どもじみているわたしの 妄想みたいな祈…

言えない

鳴く声を か弱く 小さな やさしい鳴き声を その生涯に 何度聞いたかなあ… ほっそりとした 逆三角形のお顔 白黒のぶち猫 ぶち模様がちょうど おかっぱ頭! お鼻には 片っ方だけチョビヒゲ なのに 女の子?? って聞かれる いつも いつまでも 子どもみたいで …

初恋

紙の始末していて 救われたこと… 「痛い…」 という ママの言葉 看護師さんによれば 痒いも暑いも みんな 痛い になってるんだよ だったけれど… 呼吸がおかしくなったり 歯を食いしばったり とても痛そう… で しばらくは ただ苦悩していたのだが そのうち 不…

戦争

戦争を体験したり 戦争を 知っている人で これから また戦争してでも 力で ねじ伏せよう と 考えたり 行動にうつす人は いないんじゃないかなあ… ちょっと お休み中の フランクルの『夜と霧』 時代を経ても この本を読む人が絶えない 平和を 祈るために もう…

平和

紙も 捨てた 捨ててゆく 残ってた日記も また捨てた ちょっぴり 夢? の 片鱗? 残滓??を 書きとめた紙は 残した 理由は どきどきしたから まだ 自分の言葉に 忘れてた自分に この数年は こころに平和がなかった 自分のことも 自分の夢も わからなくなった…