シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

生きる

今日

コロナの時代が 世界に もたらしたもの 負の 不幸な出来事ばかりに おもいは とらわれ こころ 重たく ずっと くもっているけれども… ずっと ただ わけもわからず こわくて仕方ないけれど… いのちの 営みは 春をむかえて いきいきと かがやいていて そろそろ …

ママが 施設で高熱がつづき 本来ならば あのまま 施設での加療 と言っても… はっきりとした効果のない 抗生剤の点滴を だらだらと つづけ そのまま… という そういう顛末は 十分にあり得た その後を 見通せなくとも なんとか ほんの少しでも 回復してもらい…

その時

お仏壇に 下げられている 装飾 金色の灯籠のようなの ゆらゆら ゆらゆらと 揺れるまで 地震に 気づかなかった… 今日は すごい寒い朝で お掃除のあとは 小豆を煮立てて 包んでおいて お味噌汁つくって お祈りして… 一日 台所と 行ったり来たりしながら 仏間で…

その昔 何かドラマで 人 という字は 人と 人が 支えあって立ち 生きている姿だ と そういう言及に 美術家の 篠田桃紅さんが それはおかしい と言ってた 人の文字は いまの形の 以前の字は 進化途中の人間 みたいな 前傾で 腕を下げ 手をつくか つかないか く…

みんなみんな

こころ おだやかならざる くもる かきみだされそうになるもの 見ずに しばらく経った 見ないことにした これからも 見ることないだろう… 誰かの 誰かへの 執着 にすら 翻弄されるのは? わたしが よわいから… そして その 執着の 矛先が 現実に 生きてる 人…

あたたかい手

早朝 雪片付けして出会う かわいらしい年かさの女性 おばあちゃん…? って わたしも女性 なので… いつか おばあちゃんになる 見習い中の身なので… その呼び方は できたら したくないんだけど… かわいいおばあちゃん と あえて 言いたいような 小学生の女の子…

調和

かなしみが あまりに 過ぎて… こうして 日に日に 自分 追い込んで 追いつめられて… ただ 生きる 生きてる いま のみを 刹那を ひたすら 手がかりに 幸福として ただ いまを 不安と はらはら おろおろ 生きていて 眠れていない脳みそは もう 崩壊してるかもし…

共に

ママの お下がりの数珠 水晶の うつくしい数珠 水晶の珠は きちんと 百八つ 煩悩の 数 切れるほど祈ったつもり ないけれど 昨年 切れたのを ありものを 材料にして 白い絹の糸と蝋燭で しっかり きっちり 繋ぎなおして いまは 四角い硝子の器に もうひとつの…

あなたがいて

あなたがいてよかった 突然 あの言葉 思い出した ママが 亡くなって 葬儀のために みんな 集まって 常日頃 激しく体型が変わる弟は 喪服をレンタルしたのだけれど ズボンの裾上げ 必要で わたしがやってあげた その時に 姉上さまが言っていた言葉だ… ズボン…

他力

死 おもうとき 生 いのち 生きる を おもう 同時に この世に 一切 自力 のみで できることは 無い と おもう 死の のちも からだ 残してゆくんだな… 借り物の からだ と それら 始末も すべて他力なのだ… と 夜 眠るとき おもう 今日あること ありがたく お…

純粋

猫は 孤独で 純粋な生き物 だとおもう だから 猫が好きなのだ とおもう あちらこちら 手をつけて 片付けや もの始末して 結局 どこも 終わらせられないまま ふらふらしてきて 低体温のような? みんな あきらめよう… という いつもの へこたれ よく言えば 無…

一所懸命

雪片付けした 朝 寒い仏間で お祈りして 慌てて 居間にゆき 大きな温風ヒーターの前で 冷えきって氷みたいな足を あっためた 一所懸命に 一所懸命に しないことには… なんにも できなくなった… こころ からだ ぎりぎりのところにあって 一所懸命するんだけど…

捨てたきは

お釈迦様のこと 仏教のこと 曹洞宗 その 両祖様のこと… ここに生まれて そこから つながって パパママの お経の本 読んで お経 覚えて わずかな勉強は まだ つづけてるけど… 菩提寺の 和尚親子に 仏教のこと 訊けるような そういう気持ちには まったく なら…

寒波のせいか 芯から冷えて ちょっとしたことで どこか 傷めやすくて 先日の 雪切りで傷めたらしい頚 ようやく 少しずつ 回復してきてくれた 風邪引きの頭痛と 頚の痛みからの重苦しさ 少し よいような気がしたので 朝から 午前中は 燃やせないごみの仕分け…

座る

髪 こないだ自分で 切ったのだけど また 切りたいな と おもった 究極は… 剃髪? きもち 落ちてるのだ と 踏みとどまった… もとより 体力も気力も 無し ぜろぜろ喘鳴 は おさまった よかった… お水 お茶など供え お花のお水をかえて 御仏の まえに座る ただ …

癒す

自分で自分を 癒す その過程で 洗いざらい 苦しみや 怒り 吐き出す というのは 大変に有効 らしいのだけれど… その はけ口 となることは 素人には 荷が重い ましてや そのような関係性も まったくない人間相手に となると 戸惑う いつか スーパーで何度か声…

友がみなわれより偉く見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ 石川啄木 お花 買ってきた 飾ってあるのも まだ きれいなのだけれど わけて 小さな花瓶に移して いつも たくさん お花飾ってあるお仏壇 友もなく 家族もなく さしずめ ひとりしたしむ? というよ…

生きてゆく言葉

あまりに なんにも できなくなってきていて… 外出 こわいのだ… なんだろ…? つくって 食べて つくって食べて 毎日の お掃除お洗濯と お片付け もの捨て 祈って 祈って… 生きてて… という ただ それだけで 生きてさえいたら という それだけになってて いたた…

一日

不意に 突然に ママの さみしそうな姿が浮かぶ いまだに… いまだに と言えば まだ 居間の ママが眠っていた場所に お布団敷いて眠っている 雪の重みで 潰れるかも… な場所だ お仏壇と 引戸一枚隔て お隣に眠ってるんだ ママも パパも がんが 末期になるまで …

誓願

冒頭に 自分勝手な わがままな お願いをします ブックマークが 残されたままの このブログ いつも いつも ブックマークしてくださる方たちを こころから 気の毒に 申し訳なくおもっています 何度となく 表示しないようにしたり 迷走しました 昨年の夏 ここが…

雨が降っている 十二月の終わり 雪じゃない 雨なんて ちょっと不思議 今年は まだ雪が おそろしくは降ってはいなかったから なんとか 屋根も家も 雨つづきでも 持ちこたえるだろうなあ と 雨垂れを聴く… 異音? 昨年には聴こえなかった なんとも不思議に甲高…

ひとしく

パパに いつ その時がきても… という そんな頃 すでに ふたり 暗黙の了解のような せつないおもい と過ごしていた頃 パパに ふたたび 歌をうたってあげるようになっていた 最後の入院は ものがなしいような ちいさな古い病院 個室を 真っ暗にして 喧嘩腰みた…

ここ

朝は ぼんやり かなしいきもち居残り… なかなか お布団を出られなかった 自分を励まし パパママありがとう と言う いつもの朝のご挨拶 えいっ! と起きて お祈りの仕度 今日は冬至 なのに かぼちゃはない ゆずも… そのかわり 昨日の小豆甘酒に 小豆を足して …

誰かが

弱る って こういうことかなあ? というような… 何とはなしの ちがい へこたれ… 今年の冬が 特別きびしい冬なのか 寒さに こころが もってかれるのか? 台所をして ひととおり つくり終えて 毎年いただいてる 来年のカレンダーを いつものように 自分madeに…

chaosの古本屋さん ちょっと前に訪ねた そしたら ちょっときれい? ちょっと整理した? なんとなく 森… ちょっと こざっぱり感… 気のせいかも? 自分の精神のせいかも って見渡したけど やっぱり きれいにおもえた ご主人 どうしてるかなあ… 寒くなって 大丈…

備え

今日の 夜のお経 最後に唱えるお経は ちょうど 修証義総序だった 第五章まである修証義を 毎夜 その一章ずつを お経の おしまいの 四弘誓願文のまえに唱える 気温が上がって 雨が降っていた今日 頭痛は 頭頂部から 全体の ぼんやりした重たさに変わった 全身…

純真

素直に! とは 姉上さまの わたしへの愛情 わたしの肉親で 尊敬する 愛する 姉上さまの言葉 素直に! その言葉 これからの わたしの人生に うけて 本来の 素直にかえってみたい とおもいます 「わたしがなにかしましたか?」 という 『あなた』からの 問いを…

消えなくても

傷 かなしみ 消えないのと おんなじくらい いや それ以上に しあわせ おもいやり 消えない こころに いつも あって ともに いっしょに 生きるのは しあわせや おもいやりの記憶 と わかった かつて かわいく 女らしく なりたくない!! だったわたしに… ママ…

星空

耳鳴りが止まない とにかく とにかく 発熱するのだけは 避けたい… 時々 雨音がして 急に 暗くなったりして 早朝は こっそり お祈りする お経… まだ暗いうち お経 聞こえてきたら? こわいもんね… きっとね… と 休もう と 一日 食べて お洗濯して 一日は 祈り…

どうしたら

どうして素直に聞けなかったの? っていう 姉上さまの言葉 こだましている あれから ずっと ママの介護 始めて まもなく コロナウイルスの感染も 同時にやってきた 往診の先生が お休みした… 待機? 胸騒ぎ… 心配になった 何しろ コロナは その頃は まったく…