シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

よそゆき

よい友

よい人生

って

 

奈良美智さんのX

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のぞくたび

おもってる

 

 

わたしの人生は…

 

孤独

 

孤絶

 

さらには

 

恐怖…

 

こわくて

 

じわりじわりと

うごけなくなってくなあ

 

うごけないまんま

 

人生の

終わりのために

すこしも迷惑を

減らせるように

 

死のお片付け

そう

こころに

くりかえして

 

もの始末

もの捨て

それから

 

ネズミや虫や

劣化からの異変の

応急処置していて

 

このところは

いちばんに

かならず

ネズミ対策しているんだけど

 

ぐあ…

っと

くるような…

 

免疫の働き

止まるみたいな…

 

 

今朝は

というか

 

真夜中2時

起きて

それきり眠れなくなって

ネズミのことしていて

 

ネズミ

ずっと

床下や

屋根裏や隙間に

いたんだなあ…

っておもった

 

ひとり

ぼんやり

これまでの

ネズミの後片付け

おもってたら

 

涙が

ながれていた

 

鼻水も…

 

 

奈良美智さん言ってた

 

よそ行きの服とか無いよね、自分

 

っていう

その

つぶやき

 

いいなあ…

シーちゃん

ってなってた

 

奈良美智さんのズボン

アクリル絵の具?ペンキ?

それと

シミ

ついていて

 

スペインへ向かうときも

北海道の東北の友に会うときも

ずっと

おんなじ服なんだろうなあ

 

いいなあ…

って

 

そしたら

 

なぜだか

ママのこと

しきりに

おもいかえされてきた

 

お寺へゆくための

きちんとした服を買わないと

って

毎年いっしょに買いに行ったなあ…

って

 

もう

よそゆきっぽい洋服?

根こそぎ

捨ててしまっても

よいんじゃないかなあ

ママ

って…

 

お仏壇のまえに

すわっていたら

また

あんまり

泣けて

 

ごめんなさい

ばっかり

言ってた

 

 

ごめんなさい

 

へんてこ

ごめん…

 

 

ママの古着物は

材料用

リメイク用

なんだから

 

わたしにしか

いり用でなく

 

姉上さま弟にも

誰にも

無用のもの

なんだから…

 

ほんとうは

捨ててあげるのが

迷惑を減らすことなんだなあ

って

 

また

泣けてしまった

 

 

なにしてるんだろう自分…

 

こうやって

死んでくのかなあ…

 

明日はないかもしれないのに

 

床下の

必死に生きてるネズミさえ

もっと

もっと

一所懸命だよ

って

 

それで…

毎朝

その営みに

翻弄されている

なんて

泣いて

 

おろか…

 

 

暑さ

日中は

だんだん

きびしくなってきてて

 

古屋の

床下は

ネズミの

避難所なんだろうし…

 

倒れそうになるまえに

カビのことをしないと…

意を決して?

 

苦手の漂白剤で

カビの除去した

 

 

 

頭のなか

空っぽ?

 

ぐちゃぐちゃ?

 

ただ

かなしいみたいな

 

へんてこな自分が

あぶない自分

なってゆくのか…

 

もう

なっているのか…

とにかく

 

カビのことを

一所懸命した

 

 

本地

ほんじ

 

こちらの言葉に

ほんじ無し

っていう

 

いつかそれを

 

ほんじ落どす

 

無い

のではなく

 

落とす

言ってたひとのこと

突然

おもいだした

 

ああ…

漬物だ

って

 

そのひと所以のお皿を

いつも

浅漬けの重しにしてて…

 

まえには姉上さまとのご飯で

使っていたんだけど

いまは

漬物の

重しに

なっていて

 

本地

ほんじ

 

本地の徳を軽んずることなかれ

 

一遍上人の言葉…

 

へんてこでも

ぐちゃぐちゃ

でも

それでも

 

それでも

 

祈るわたしであろう

 

おしまいまで

祈ってた

 

どうしても

お経

おとなえ

できなくて…

 

ただ

すわっていた

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

泣いた

 

 

へんてこ

 

よそゆきの自分

ない

へんてこ…

 

よそゆきっぽい洋服

なんて言ってても

あえて

そうしてしまってる

というだけのことで

 

ふだんに

着てしまえばよいのに

 

 

どこへも

ゆけない…

 

ただ

ただ

こわい…

わけも

わからず

こわいなあ…

 

 

落つ

 

黄泉に落つ

 

道元さま

おしまいに

 

落つ

言ってた…

 

 

そうか

 

そうだ…

 

また

夕方の

ネズミの対策

後始末してた

 

 

 

たくさん

食べられる

しあわせ

 

いつか

かならず

食べられなくなる…

 

ありがとう

 

 

迷い込んだ虫

捕まえることできて

逃がしてやることできた…

 

 

ありがとう…

 

ありがとう…

 

 

落つ

 

ゆくところへと

ゆくんだ

 

ただ

それだけのこと

 

捨ててゆこう

 

 

捨てられますように…

 

 

 

 

真夜中

とても寒かった

 

 

倒れていませんように…

 

いちにち

いちにち

無事に

つなげられて

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい