みほとけの
お釈迦さま
の
みおしえ
すべて
まったき
仏教へと
宗門を問わず
つながっていて
道元さまの
只管打座
ただ
座る
法然さまの
六字名号
念仏
ただ
申す
気づけば
ここにも
ありがたく
つながってくれていた
ありがとう
今日
目覚められた
いちにち
いま
あたえられた
いまと
ありがとう
と
起きられた
ありがとう
今日は
いつもの
ひとつ!でも!!
の
もの捨て始末しながら
パパへと
パパと
わたしと
ひたすら
祈る
いちにち
春へむかう
嵐の
いちにちとなった
つよく
こわい
風吹く
一生に
一遍
ただ
いま
ただ
一遍
ただ
ひたすら
ひたすらに
座る
申す
祈る
のみ
の
その
一瞬
いま
その
一生
を
たいらかな
ただ
なにもない
いま
もとめて
ねがって
その身
すててくださったのだなあ…
ありがたいなあ
と
ただ
祈る
祈ろう
シーちゃん
ネズミにも
春がきてるんだなあ…
って
ネズミたち
あたたかさ
わたしなんかよりも
もっと
もっと
待ちわびてただろうなあ…
って
ネズミ
来ていないよねえ?
パパ
って
お掃除した
おもえば…
お出かけ
こわい
は
強迫観念
ではなく
原因
きっかけ
あって…
強迫症状
こうじて
障害
というなら
いちにち
それらに
とらわれ
出かけられない
は
なにを
どうしても
まったく
すこしも
出かけられなくなって
お家は
荒れて
生活自体が
困難となって
生存そのもの
危うくなって…
金品食料は
飢えぬほど
残置されて…
そのような
結末
知っている
知らされた…
かなしかった…
いま
へんてこご飯でも
食べて
食べられて
飢えずに
あるのに
すててゆく
と
死のお片付け
と
もの捨て
つなげているのに
食べる
生存する
のためのほかは
出かけられない…
とうとう
ただひとつ
ゆきたいところ
本屋さんへも
まったく
まったく
ゆけない
ごめんなさい
と
ただ
懺悔する
いちにち
あたえていただいて
ありがとう
と
祈っていた
ネズミは恐怖
とんでもない恐怖だ
駆除
おもうと
泣けてきて
どうしようもなくて
現実は
ネズミ
侵襲し
食い尽くし
這いまわり尽くし
汚染して
残骸だけ
いたずらのような
汚染されたものを
置き去りにして
いなくなった
その時に
気づいた
という…
衝撃
まだまだ
おもいかえす
そして
動悸が起きる…
反面
ネズミが侵襲したから
ネズミの
おかげで
片付けられたお部屋
捨てられた大量の物
あって…
ネズミ
出入り自由
の
床下や
壁の隙
そのままなんだから…
殺せないわたしには
しようのないことだ
いまだくすぶる
もろもろの
恐怖
不安
それら
すててゆくには
空間
ひらけて
たとえ
またまた
ネズミ侵襲してきても
すぐに気づくようにする
それしかないんだよ…
シーちゃん
って
ちょっぴり
春めいた
朝
痛いほど寒い!
は
遠ざかってくれた!
ありがとう…
と
捨てるもの
集めてきた
いつも
いつまでも
もの捨ては
つらいんだ…
泣けるんだ…
つきつめたところで
ただ
頓挫するだけ
おちるだけ…
やがて
死
へと
おもいが
つながってゆくだけ…
けれども
いちにち
あたえられて
いちにち
あるんだ…
いま
あたえられてる!
と
ただ
ありがたく
泣けてきて
ごめんなさい
ありがとう
ありがとう
と
集めていた
ひたすらに
を
真実に
ほんとうに
かなえるには
恐怖
不安
すててゆかねば
と
わかったつもり
には
ここまで
すててきた途中
何度も
何度も
わかった
という
そのとき
そのときの
理解には
あったんだけど…
終わらない…
ほんとうに
ものすごい
大量のものたち
捨てられないままに
天井まで
ぎっしり
ため込まれたお家…
あの
魔窟に
絶望することなく
ひとつ
ひとつ
と
こつこつ
ひたすら
お片付け
もの捨て
できたのは
希望の
おかげ
きよらかに
きよらかに
という
祈りの
おかげ
姉上さまの
おかげだ
ありがとう
と
パパに
姉上さまに
祈った
くしくも
ネズミ恐怖のおかげ
ネズミのおかげ
汚染のおかげで
恐怖が
恐怖そのものが
むしろ
追い風となって
ひたすらな
おもいとなって
すてるしかない
すてるのだ
と
ただ
すてる
を
一心不乱
ひたすら
できたのだなあ…
ありがとうだなあ…
と
パパに
姉上さまに
ありがとう
言ってた
泣ける…
生死
わかる
という
そこへと
ゆきつかねば…
いま
一生
と
まことの
ひたすら
ただ
を
つなげてゆかねば
こころに
かならず
ついてゆく肉体は
やがて
むなしく
ただ
骸になるなあ…
そうとしても
そのときには
きよらかに
ひらけた
そこに
果てたいなあ…
って
泣けて
泣けて
仕方なくなった
われひとり悪
そのことが
これまで
数えきれぬ
ひと
傷め
平和のない
わたしが
つくった
悪
罪
懺悔する
われひとり悪
われひとり悪
業に
つながった
つながってくれた
すべての
ひと
無事に
平和に
幸福に
と
祈る
すててゆく
は
善悪でなく
すてて
すてて
ひたすら
すててゆくこと
ありがとう
と
ひとつ
ひとつ
すててゆくこと
恐怖
不安
それらは
生きよ
と
ただ
生の
生存のためだけに
脳が
こころが
あたえてくれるものだ
絶望
の
二文字
知らないのならば
つかわないならば
なんと
言える?
そう
おもった
かなしい…
もの捨て
ほんとう
つらくて
かなしい
それだから
すててゆく…
いのちは
終わりが
あるものなのだ
こころ
きよらかに
ひたすらに
祈り
平和
みちる
こころへと
ゆきつくには
すてるのだ
と
祈る
いちにち
ろくな防御もせずに
蓄積した何十年もの
塵芥ダニカビの死骸
吸って
まみれて
怪力死力
尽くして…
巨大ブラウン管テレビ
階下に
ひとり
降ろしたり
毎年
畳を上げて
カビ除去で
喉頭浮腫で
ぶっ倒れたり
まだまだ
不思議の
魔窟あり…
そこ
ネズミの通り道だった
とわかってしまい
アレルギー爆発してしまい
半分
で
断念…
そのまま
冬が来て
1センチで通り抜け自由
というネズミ封じのため
封印してて…
そのまんま
わたしが
すてねば!
そうして
わたしは
わたしを
すてねば…
すてる
すてる
すててゆく
祈る
祈る
夜
ありがとう
芳香シリコン洗剤
吸着して落ちない
タオル布類
数えきれぬほど
洗濯機で洗って…
環境破壊した
挙げ句
捨てる
ごめんなさい…
皮膚表面に
シリコン付着して
鼻水やアレルギー
起きても
なんとも
捨てられずにいて
洗濯機
使わない
と
こころしたおかげで
捨てる
という
こころになった
何度となく
漂白しても
何度となく
カビ発生する陶器花瓶
くりかえし
漂白して取り置いたのは
ママがお気に入りのもの
と
あわれだったんだけど…
よく
考えてみたら…
収集癖なんて
ママには
いっさい
なかった!
パパの
収集癖の仕業…
って
捨てるよおー!
パパ
ありがとう
って
ごめんなさい
ありがとう
って
お祈りした
ものすごいものたち
だったんだけど…
まだまだ魔窟も
あるんだけど…
ひとつ
ひたすら
つなげてく…
ありがとう
伝えたいことも
ききたいことも
伝えられなくなって…
きけなくなって…
われひとり悪
われひとり悪
と
おもう
ただ
祈る
すててゆく
すててゆく
ありがとう
くるしかった
こころ
もっと
もっと
パパ
ママ
姉上さま
くるしかったろうなあ…
と
おもった…
ありがとう
すてても
よいねえ
って
お祈りした
いちにちは
今日だけの
一生は
いま
だけの
ありがたい
いま
と
いま
つながってくれている
不思議な
ひたすらな
いのちの
いとなみ
ありがとう
無事に
こころ
平和に
きよらかに
と
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい