これら
どれも
誰も
えらんでいない
えらべない…
あたえられて
たどる
ゆく道…
日に日に暑くなるから
暑いお部屋のお片付け
いましか
ないなあ
と
眠れていなくても
すこしでも
ひとつでも
と
劣化したものの
始末した
床に
しゃがんで
這いつくばって
体力つづくところまで
一所懸命
お片付けした
逆流なのか…
ひどい胸焼けきて
やがて
痛みに…
ずっと
調子わるいなあ
シーちゃん
って
ママのお世話してたときから…
もう
ながいこと
具合わるい
体力
どんどん
なくなってく…
もの捨て
お片付け
は
死のお片付け
そう自分に言い聞かせてる
真理の
思索
そんな
ひたすら祈るような
くるしくて
かなしくて
それでも
ひとつ
つなげてもらうと
ひとつ
すてることできて
ひとつ
解き放たれ
こころにも
ひらけた
なにもないところ
あたえられているような…
倒れそうになったところで
終えた
わたし
うまく
生きられなかったなあ…
うまく
死ぬ
も
かなわないだろうなあ
って
かなえられないんだけど…
よく
死ぬ
ずっと
考えてきた
おろか
には
かなえられないだろうけれど…
おしまいまで
しずかに
ずっと
ずっと
おもうことだ
と
自分に
言った
なんにも
できなくなっていても
お片付け
だけは
ずっと
つなげてもらえた…
病へ
しっかり
むかえるように…
死へ…
眠たくて…
かなしいきもち
すこし
すこし
紛れるみたい…
あたえられたのは
お経も
お祈りも
と
お経
くるしくても
わたし
まだ
ひと
であるのならば…
くるしいままでも
祈らせてください
と
お釈迦さまに
おねがいした…
ごめんなさい…
いちにち
ひたすら
かなえていただいた
ありがとう…
おろか
ごめんなさい…
夜
おだやかな夜になって
無事に
終わってくれていますように…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい