シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

どこにいても

いちばん

おろかなおもい

 

いつしか

そのおもいに

とりこまれていた

 

それで

智恵など

あたえられるはずないのに

 

あたえていただきたくて

仏教の本を読んでいた頃

 

おろかな

おもい

呪縛のように

消えないで

襲われた

 

居すわってた

 

わたしさえ

いなかったら…

っていう

悪の

おもい

 

どうしても

消えてくれなかったけれど

 

消えないならば

もの始末みたいにして

何度となく

くりかえし

そんなおろかなおもい

わいたらならば

 

わいてくるだけ

 

どきどき

はらはら

くたくたになっても

見つめていた

 

よわい自分

見つめていた

 

 

 

眠れていないと

お片付け

ぼんやり

うろうろしてしまい

ひとつも手をかけられなくなってしまうなあ

 

ただただ

捨てて減らさなくては

という

ものすごい圧力ばかり

自分で自分にかけてて

 

よけいに追いこまれるんだなあ…

シーちゃん

 

 

自分さえいなかったら

 

もはや

智恵とか云々と

言えない

おろか…

 

 

 

こころ

きよらかであったならば

 

 

おろか

ひとつの智恵もなくても

おのずと手放せるんだ…

って

 

ただ

ひたすら

かなうならば

 

すこしずつ

すこしずつ

手放せるんだ

 

 

ごめんなさい…

 

ありがとう…

 

祈り

つなぐ

 

 

生活

すべて修行と

いつも

いつも

念じていたら

 

放ちようもない言葉

感じようもない

かなしみ

 

自分をあわれむって

 

もっとも

おろかな感情

 

かなしみ

とは

言えないなあ…

 

いちにち

いちにち

おもった

 

祈る

 

とりかえす

ひきかえすことできない

生きる

ということ

 

いま

ここに

 

うまれたお家にいて

姉上さまに

支えられて

 

ずっと

まもってもらって

生きてこられたのに…

 

 

世間にも

すっかり翻弄されてしまった

おろかとは

よわい

もろいことだ

 

自分のおろかなこころ

見つめていた

 

怖い激しい言葉を

ぶつけられたなら

わたしさえ…

となって

 

誰かに向けられた言葉や

怒りも

みんな

 

自分にきたんだ

わたしというものが

あるために発せられたんだ

となって…

 

 

不安

恐怖

いだきやすい性質

その

よわさに

負けてたなあ…

 

ほんとうに

おろかなこころに

のみこまれていた

 

ごめんなさい

 

とりかえせないけれど

だから

生きてあるうちは

ごめんなさいと

懺悔してゆく

 

 

救われたい

あたえていただきたい

 

かなえられるわけなく…

 

見つめて

かみしめて

こころして

忘れること

けっして

ないように

 

くりかえしてゆくこと

けっして

ないように…

 

きよらかな

こころ

見失った

迷子のまんまで

 

自分を卑しめて

ひと

傷つけること

ないように…

 

 

明日は

ないかも

ほんとうにそうなんだなあ

おもってた

 

なにひとつ

とりかえせない

 

ひきかえすこともできないんだ

 

ごめんなさい…

 

ありがとう

 

ただ

ありがとう

お祈りした

 

 

祈りは

どこにいても

こころにいてくれて

 

わたしによって

つなげられたことは

すべて

あるようにしてあって

 

起こるべくして

起こること

って

懺悔して

二度とはくりかえさないように

 

わかるならば

二度とはできないはずだよ…

 

いつも

おもって

忘れないんだよ…

って

 

いちにち

くりかえしていた

 

一見

おろかさ

みずから

ひろげているようでも

智恵もなく

ふかくわかるまでには

一生

ゆきつけないとしても

 

忘れないでゆこう

 

祈って

念じてゆこう

 

 

もやもや頭…

 

眠れていないと

もう自分は

あたりまえ

ひとではないなあ

となってくるんだけど…

 

いま

ここに

あって

 

お祈りして

 

いちにちを

あたえていただいたこと

 

ただ

ありがとう

 

ありがとう

つなげてゆく

 

とどかない

おろかな祈りも

 

いつか

かならず

 

きよらかに…

 

祈る

 

 

もやもや

どんより

ぼんやりしてしまって

 

なんにも

しっかり

きちんと考えられない…

 

ごめんなさい…

 

 

明日

また

あたえていただいたなら

 

ありがとう

って

こころ

かるく

めざめられるように…

 

 

 

倒れていないように…

 

食べられて

眠れていること

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい