明日はないんだ
そう
おもった
すべてを
よきこと
と
うけとめ
こらえて
生きよ
という
お釈迦さま
自分
恥じる…
かなしいなら
かなしみきってしまいなさい
ずうっと
ぜんぜん
まったく
そう
できてなかったなあ
シーちゃん
って
お仏壇のまえで
泣いた
きよらかな
しずかなこころでなくても
祈ってしまい
ごめんなさい
って
お祈りして
お経
となえた
身のほど知らず
われひとり悪
明日はない
わかってたつもり
は
いちばん
悪だ
いま
と
それから
のこされたひとのこと
おもって
お家
見渡した
空っぽが
かなったところ
洗ったカーテンつけた
姉上さまの
慈悲に
ただ
すがって
まもられて
生きている
起きたこと
つながったこと
すべて
よきこと
と
つねに
おもい
わかっていたなら
片時も
忘れずいたならば
さらに
悪
つなげたりできなかったんだ…
ごめんなさい…
ごめんなさい
と
お祈りした
ずっと
ありがとう
つなげてた
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
こころ
かるく
すがすがしく
いられなくて
ごめんなさい…
死のお片付け
死
から
けっして
逃れられない
すべて
あたえられたもの
なにひとつ
もっていないのに
捨てる
も
ありがとう
と
捨ててゆけば
きっと
くるしくない
ありがとうっていう
そのこころで
捨ててゆこう
おろかで
なんにも
知らされず
わかっていなくて
待っているばかり
ごめんなさい
ごめんなさい
ただ
かなしい
いま
かなしいけど…
ありがとう
と
祈る
今日
無事に
終わってくれていること
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい