シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

夢のなかでも

泣き虫という病と

その不治の

先天性の病と

生きている

 

本当によく泣いた

とにかく泣いていた

幼いわたし

 

大人になって

年を重ねて

少しはこらえられる

 

そうしなければ

世間では居場所がないので

泣かずにこらえる

 

泣くな

泣いてどうする

よく怒られる

 

姉上様のように身内からも

ママをお家で看取ると決めた時には

専門の看護師さんからも

 

初対面で

批判されたうえに

あなたはお母さんを虐待する

と断言された

今から泣いてどうする!って

 

泣くのは

いけないこと

大人は

外では泣いてはいけない

取り乱してはいけない

 

虐待にまで

つなげられるのだ

泣くのは

それだけ

いけないことなのだ

 

わかっているけど

大人げないことは

 

こらえきれるなら

泣いてないよ…☺️

 

あんまりひどくて

傷ついて

 

悪夢みたいに

思い出す…

あまりにも異常な体験で

 

過激な性格そのままに

感情の直撃を受けて

そのせいか

ものすごいインパクトだったのに

顔が消えた…!

 

あの看護師さんの

顔が??になってる悪夢

 

とても怖いよ…

 

あなたは虐待する

 

なんて

聞きたくなかったなあ…

 

そのあとに

 

わたしがそうだったから

 

が、つづいた

 

泣いたから

同一に取られたのだろうか?

 

 

悪夢

体位変換の時間前に

うわっ!

と目が覚めて

 

夢のなかでも

泣いてたりして…

 

 

ひとりの介護

看取りまで

 

昨日、今日は

また熱と

ひっきりなしの痰と咳

苦しい時間と

眠っている時間が多くなり

 

浣腸などの処置を

そのあいまにすることも

ためらわれるくらい

 

処置は体位変換しながらで

ひとりだから

クッションをストッパーにして

と、時間がかかる分

ママの負担も増える

 

でも

今はまだ

熱に浮かされながらも

手すりを握ったり

 

こないだみたいに

わたしの背中を

なでなでしてくれたり…☺️

 

頑張っている姿を見ながら

熱で少し焦点の合わない目を

じっと見つめながら

毎日の処置をする

 

泣いたり

笑ったりしている

 

ママはもうしゃべれないけど

いっぱいしゃべって

ちゃんと聞いて

 

ママどうする?☺️

ママだいじょぶ?☺️

って

 

涙が流れても

笑ってるわたしを

ママが

じっと見る

 

まだ

母親やっている

きっと

母は最後まで母なのだ

 

熱が乱高下して

予測する体温計と

水銀式の体温計と両方で測って

今日はカロナールを使った

 

機関銃の連射みたいな

危険な咳

痰を飲み込めず

口も開いてくれない

そのたびにお口の中を拭き取る

 

考えちゃいけない

先のことは

 

 

台所の小窓の二重サッシの空間に

小さな隙間から虫が来て

温室のように繁殖していた!!☺️

駆除するのに薬品もなく

アルコールは貴重なので

塩素系漂白剤を使って頑張って

 

頭が痛くなって

微熱になって…💫

 

機関銃の咳と走りまわり

 

ガボッ!!

 

にゃっっ!!☺️

 

心臓バクバク

慣れよう無しの

立てつづけの咳!

痰が気管で不気味な音を立てて

 

虫まで発生して

 

燃え尽きたよ…

 

ママの熱を測っている

 

処置の始末には

看護師さんから習った新聞紙での処理

 

新聞を開いて準備したら

読んでなかった

お気に入りのコラムを発見☺️

ついチラチラ

 

何とか?禅問答と題しての

大学の先生のコラム

 

『愛について考えなきゃなんないようでは

 すでに愛から見放されており

 それでは幸せになれっこない』

 

だって

 

巷の占い師みたいな言葉☺️

冒頭には

 

『生きていることの幸せって

 ご飯を食べておいしいとおもえることにある』

とあって

 

断言か…

 

なんだか

 

ちょっと

嫌いになっちゃった…😒

 

 

また今日が終わるんだけど

これから

熱と痰と見守り☺️

とりあえず

もう一度吸引して

 

眠って

ちょっとずつ眠って

 

元気になろう!

 

泣くのはだめかな…?☺️

うわーーっ!!

痰の機関銃が暴発しているっ!

 

シーちゃん

手伝って!🐱

 

泣かずに頑張れ

 

 

とにかく

元気でいなくちゃ!!

みんな

明日からも頑張っていこ…☺️

 

歯みがきと

うがいも忘れずに

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい