お経
お祈りが
かなしくて
くるしくなってしまうのは…
我
自分
ばっかり
になって
我を張ってる
ひとりぽっちの
おろかな我を張ってるんだ
逃げている自分
迷っている自分
そういう自分を
しっかりと
見つめてやることからも
逃げようとしている
消えたいとか…
おっかないこと
おもってる自分は見ないふりして
逃げて逃げていること
自分が
いちばん
わかってるんだけど
そわそわ
はらはら
いたたまれなさに
申し訳なさに飲まれるこころ
祈りに
すがろうとは悪だ
邪
救われたい
も…
ひたすら
一心
無心
を
ねがう
こわいのは?
自分なんだ
まっさらの
朝
あたえられた今日
夜
いま
の
自分
朝
とても動揺することがあった
そしたら…
朝いちばんの
ありがたいおもい
ありがとうのおもい
あっという間に見失ってた…
つぎつぎわいてきてしまう
暗雲
我
ごめんなさい…
今日めざめさせてくれて
いちにち
あたえていただいて
ありがとう…
ごめんなさい…
ありがとう…
って
懺悔した
お経
むなしくても
かなしくなっても
かならずお仏壇に座る
あきず
ひたすら座る
おもいをこころを
一所懸命みつめて
座る
はじめ
へ
はじめの
こころへと
かえしていただくこと
かなう
って
知ってる
それは
まったく
わたしのちからじゃ無い
いま生きていること
この
いまと同様
見えぬものに
まもられて
あるのだなあ
あたえられた
縁だなあ
と
ようやく落ちついて
お経一心におとなえした
ありがとう…
どんなに
おろかな悪の
魔の
こころにあって
波がたえまなく
おしよせたとしても
見捨てられることなく
かならず
はじめのこころへ
やがて
ゆっくり
たちかえらせてくれるもの
ありがたい
ありがたいもの
こんなわたしにも
あたえられて
あるのだなあ…
ごめんなさい
ありがとう
と
祈った
お祈りした…
ありがとう
ほんとうに
ありがたくて…
どうか
泣くのは
ゆるして
と
また
懺悔した
ありがとう
ありがたい
仏心
仏性
あたえられているんだなあ
たとえ
これから
どんなに
かなしくなっても
くるしくなっても
うまれてこられて
生きてこられて
いま
ある
ただ
その
よろこび…
ありがとう
と
祈る
おしまいまで…
ありがとうと
祈ると
誓う
そうだ…
おしまい
は
はじまり
って
まあたらしい修行の
はじめ
って
ブログだけで
読ませていただいてるだけ
なのに
お正師さまのごとくに
したわしくおもわれる
庵主さま
そう
おしえてくださってた
ありがたかったなあ…って
いつもおもう
お寺の和尚さまの天国のお話が
なぜか
あわれでならなかったのだった
それからというもの
パパママご先祖さまたち
あわれで…
自分も
あわれんでしまった
言い様ない
むなしさに
おそわれてしまっていた
お浄土でも修行してくれてる
と
ブログで
おしえていただいたら
ひとりおもい描いてたことと
ぴたりと
かさなってくれたようなきもちがして
ほっとしたっけなあ…
ありがとう…
また
祈ってゆこう
むなしくならす
祈って
祈って
祈り
つないで
おしまいまで
ゆこう
と
おもう夜
それでも
魔やってくるだろうけれど
ごめんなさい…
おろか
何度でも
わびて懺悔して
ゆこう
はじめのこころ
さかのぼるなら
まさしくの
まっさらの
童心だなあ…
そこへと
いつでも
かえしていただく祈り
お祈りして
お経おとなえして
かえしていただいて
お片付けしたならば
すがすがしく
うつくしくは
きっと
かなえられるんだ
シーちゃん
って
シーちゃんに…
ひとり
自分に
言った
はげますんだ…
わたしはわたしを
はげましてあげて
パパママのおもいと
捨ててゆくんだ…
こんなおろかなわたしを
見捨てることもなく
育て
まもってくれて
みずからの病苦にあっても
おしまいまで一所懸命
はげましてくれた親が
お浄土へと旅立って
すっかりと
このこころに
とけこんでくれたんだから
今度はわたしが
わたしのよわいこころ見つめて
まもって
はげまして
育ててゆくんだよ
と
お仏壇のまえ
パパママご先祖さまたち
そして
自分に
言った
祈る夜
祈るばかりの
夜
こころには
パパママも
ご先祖さまたちもいてくれる
お釈迦さまも
お祖師さまがたも
いてくれる
縁に
つながってくださった
庵主さまも…
みまもってくれている方たちも…
なにより
いま
ただ
姉上さまに
まもられている
弟家族たち
生きていてくれる
きっと
わたしがおもってるように
おもって
いてくれる…
ありがとう
つたない
徳も無い祈り
祈ろう…
ありがとう
もの捨て
のあとに
もの始末お片付けだ
と
ようやくわかったのだった…
もの始末分別は
捨てて捨てて
減らして減らして
それから!って
捨ててゆくんだ…
捨ててゆくんだ…
死のお片付けだ
いましかない
明日は
ないかも
なんだよ
ひとつ
でも
だよ
と
とにかく収納を処分した分を
せっせと
押し入れに
きれいにおさめてゆく
ちいさなわたしの世界だけど
明日は無いかもという現実は
日々
見聞きしてしまう
自分にも
ひたひた
せまってきている
とおもう
逃げても
たとえ
追いかけること
かなってたとしても
あたえられた
いのちには
寿命がある
かならずや
きちんと
そのときは
おしまいは
くる
きちんと
時間をまもって
やってくるんだなあ…
すべて
よろこばしいいのち
そうだ…
ただ
それだけ
それだけのことだ
よろこんで
捨てよう
捨ててゆこう
と
自分
はげましてた
がんばれ
って…
パパ
わたしたちみんな集まったとき
おしまいに
がんばれ!
と
言って
にこにこ
笑ったっけなあ…
がんばれないわたし
前向き
とも
なれないわたしだ
ずっと
そうして悔いて
自分を責めて追い込んだけど
パパの
ママの
がんばれは
ちがう意味だったんだなあ…
ここのところ
流行してしまったらしい
みんな横並びに足並みそろえる
というような頑張る
先だけ考え攻めるpositive
というような前向き
そんな
みんな
いっせいの
画一化されたところ
言ってたんじゃないなあ
って
そっから
いつも
いつも
はじかれてしまって
はぐれてしまうわたしにも言ってたんだもの
パパ言ってたのは
その流行とは離れ
ちがうんだなあ…って
ようやく
やっと
わかったよ…
って
ありがとう
って
お祈りした
泣いた
自分を生きてゆけ
って
自分を
こらえてゆけ
我を
こらえてゆけ
なだめて
おさめて
自分のこと
はげましてゆけ
という
そういう言葉だったんだなあ
って
ありがとう
ありがとうって
ひとつ
ひとつと
つなげてた
おまいさんしか
できないんだぞ!
あれは…
おまいさんの人生は
おまいさんしか生きられないんだぞ!
なんだねえ…
って
ありがとう
って
お祈りできた
ありがとう…
まだまだ
ものすごい大量のものたちだけど
きれいにたたんで一目瞭然整然と
押し入れに入っていたならば
捨てるは楽
使うも楽
かなしくてもしようのないこと
おろかは我こらえられずに
こうして
はぐれてしまうのだなあ…
それなのに
まもってもらって
ごめんなさい
ありがとう…
ひとり
祈ろう
みんな無事に
平和
祈ろう…
祈りを
あたえられたこと
見失わずにゆくんだよ
って
自分
自分で
はげましてゆこう
たよりないけれど
みまもってやろう
育ててあげよう…
ありがたく
祈ってゆこう
ありがとう
無事に…
無事に…
どうか
倒れないように
倒れていませんように
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい