シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

切なくて

病気になるんじゃない?

 

というくらい

 

いつもいつも

切ない気持ちでいる

 

それでも

なんとか

ふりきって

 

自分を励まして

 

この数年ずっと

そうやって生きている

 

まるで

切ないのが

わたしという人間そのもの

みたいで

うっかり気を抜くと

 

胸が苦しくて

 

いてもたってもいられない

そういうのが

わたし…

みたいになって

 

こうだった?

こんなじゃないよねえ…☺️

って

 

自問自答したり

もう

本来の自分が

わからなくなっている…

 

 

始まりは

ママの病から

 

突き詰めたなら

も少し前の

ママの小さな異変からだ

 

 

姉上様から伝えてもらってはいたのだけれど

決定的に

ママに何かが起きている

と確信したのは、あの東日本大震災の年

2011年の9月だった

 

その時

久しぶりに会ったママとの会話が

電話で話していたことなど

抜け落ちたように忘れていて

話のつじつまが合わないことに気づいた

 

ものすごい大地震で大変だったんだから

そういうこともあるのかなあ?☺️

しょうがないか…

と、不安を濁し

明るい楽しい話にもっていこうとしたが

 

ママは

パパが死んだらどうするか、の

その場面での

姉上様、わたしの役割について

かなり興奮した様子で

事細かに指示してきた

 

もちろん

まだパパの胃がんは発覚していなくて

とりあえず、まだ元気な時だった

 

さえぎろうとしても

どんどん身振りも激しくなり

必死に話しつづけるので

仕方なしに、笑いながら聞いていた☺️

 

一方的に

ひとしきり話すと

ママが、突然泣き出した

 

感きわまっての

号泣という様子で

安心したのだと言う

 

それは 

わたしにとって

二度目の

ママの号泣

 

 

おかしい…

 

でも

パパが買い物からもどって来る頃には

すっかり、いつものママになって

何事もなかったように、笑っていた…

 

 

その後

ママが倒れ

パパに末期の胃がんが見つかった

 

 

親をおもう気持ちは

離れて

何も出来ず

おもう気持ちは

まるで

底無しの沼に沈むようだ

 

日に日に

わたしを消耗させた

 

わたしは自分を追い詰め

自分を追い込み

わたしの現実を

じわじわと壊してゆく

 

見続けたい夢

 

かなえたい希望

 

すべてが

砂の城のように

いとも簡単に崩れていった

 

わたしは弱かった

 

わたしの現実を守りきる余裕も

その力も

わたしには

なかった

 

わたしの求めたもの

信じた世界は

まるで自然のように

 

すっ

その季節を移したように感じた

選択の余地もない

自然の移り変わりみたいに

凍りついた

 

どうして

こんなにも頑なな思いが

わたしを貫くのか

きっと

子どもなのだ

その証拠に

 

いま

ここで

ママといて

 

苦しい局面になってきたはずの

何もわからなくなったはずの

ママが

わたしには

いまだに母親らしくふるまうのだ

 

 

いっしょに暮らした時代には

ママはわたしには自由気ままに接していた

よくパパの愚痴もこぼした

 

母親らしくしていたのは

姉上様の前で

わたしは横で

二人の、ママの立派な言葉を聞いた…☺️

 

 

ようやく

たどり着いたママの隣

 

だけど

 

切なさは

増すばかりで

 

それは

これから乗りこえなくてはいけないこと

だから

 

切ないままで

このままで

どうであれ

わたしはわたしなんだから

 

ママが

わたしたち姉弟3人に

捧げてくれたものとは

到底くらべようもないけれど

 

わたしの

この切ない気持ちの全部が

ママに向かっていたから

わたしも

 

ママのように

 

ママのために

一生懸命尽くそう

 

 

あの

崩れ去った

置き去りのわたしは

あの夢は

 

どうやら

新しく芽吹いてくるらしい

まだ

何一つ

見えてはいないけれど

 

誰も

きっと選んでいるんじゃない

 

子どもみたいに

行動したら

必死になったら

 

たどり着くところが

用意されているんだろう

 

 

考える

という時

文章にして

日記のように

毎日書いた

それを全部捨ててしまった

 

ママと離れて

いちばん苦しい時の詩だけが

古いパソコンにあって☺️

 

それを

見ることも

一つは

ここに載せることも出来て

 

また

詩が書けるわたしになりたいな…☺️

 

切ないんだけど

自分が

 

頼りなくて

仕方ないんだけど

 

 

 

ようやくカロナールが効いて

また40度近い高熱だったけど

 

寝息が…☺️

 

やっと

落ちついたよ

シーちゃん

 

ちょっとは

眠らなくちゃ…🐱

 

 

体位変換

吸引まで

 

 

 

ありがとう

 

今週も

あと少し

 

元気でいてね…☺️

 

また

明日

 

おやすみなさい