シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

皮膚にも

眼に存在する

光を感知する細胞あるんだって

 

今日は

一日実験してみた

ぐずぐずの体調をいいことに

 

自然光で

本を読んだりできるよう

障子を開放して

その近くにいた

 

 

障子は

一枚ずつ残されてた障子紙を

切り嵌めみたいに

交互に貼ってゆき

 

和紙も組み合わせて

かわいらしくして

 

ママを

最期を…

せめて

 

明るくするため

 

何日かかけて

仕上げたそのときのまま

 

破れないという障子紙

どうやら

光も遮ってくれてたらしい

 

午後には

顔が紅く痒くなって

やがて痛くなった

耳も

 

疲れた…

 

日光アレルギー起こすと

変な疲労感も同時にくる

自己免疫が関係してる

とか

 

食べることだけは

食べすきるほど食べ

 

だるさに

休む

 

なんでだか

とてもかなしくなった

 

 

わたしに

狩猟の映像なんて

視られるわけないなあ…

録画した番組を消した

他のも

どんどん消した

 

お肉を食べられなくなっているし

 

たんぱく質

もっぱら大豆と豆に頼っている

 

音楽を聴くことも

つらく

ラジオも

つけない

無音

 

 

つくりごと

わかっている小説さえ

たとえ

その作者が大変に健康的で

 

その時代としたら

相当に長生きをしていたとしても

 

憂うつで

重苦しい哀愁に物語が終始すれば

 

いっしょに

落ちてしまう

とわかった

 

 

ヘッセの

車輪の下

読み返してしまったのだ

 

泣いた…

中学生のわたしは?

どうだったろう

 

最初に読んだときは…?

 

それでも

本を読めたら

うれしい☺️

 

 

眠っても

眠っても

眼を開けてるのがつらい今日

 

頭が痛い

 

また

自分のことしかない!

って

わらわれてる気がした…

 

あれから

 

お風呂に入るのも

必死の修行みたいになったり

こうして人は病んでゆくのだ

自分を通してみる

この

もうひとりの自分の眼

のおかげで

 

わたしは

生きてる

生きてきた

 

 

真冬の寒さをおもえば

この気候は

天国なのに

シーちゃん

 

 

 

内気で恥ずかしがり屋さんな人

繊細で傷つきやすい人

 

お酒を

飲まないほうがよいだろうなあ

とおもった

 

祈っていた…

 

飲みすぎないで

って

 

 

親の病も病だし

お家にあった洋酒は

みんな

だいぶまえに

一本残らず!

流しに捨ててしまった

飲めないけれど

 

誰のためにもならない

いらない

 

それらが入っていたサイドボードも

捨ててしまった

 

重かった!

 

それは単に

重量という重みだけでなく

 

パパの

孤独や

かなしみ

その果ての病や

 

こころのうちを

思い起こされて

そこにあるだけで

すでに重たいものだった

 

 

居間に

ひとりになって

お酒を飲んでいたパパ

 

天国では

光のなか

みんないっしょだ…

 

ありがとう

 

 

生命は

光無しには生命を維持できないのに

日光アレルギーって

かなしいなあ

 

歩きたい

でも

いま

光がこわい

 

外が

こわい

人の眼ではなく

 

動きだして

光の下にゆく

ということ…

 

体力なくなってしまった

動いていない

それでも

 

生きていたら

生きてさえいたら

とおもう

 

きっと

 

明るいところが

その道が

 

つながってゆく

とおもう

 

 

お酒

飲めても

飲みすぎないでね…

 

いつも

自分を見つめていられるように!

 

 

あわれで

捨てられないものは

洗って

しまっておこう

もうしばらくは

 

もう一度

ママのパジャマ洗った

着る人もないパジャマ

 

 

燃やせないごみにまとめた

幾つもの袋のなかに

もしかしたら

無くなったという

姉上さまの金メダル!

 

隠れてないかなあ…?

 

見ると

こころが

ざわざわ騒ぎ

まだ

 

捨てられていない…

かといって

再びさらう

という気力もなく

 

 

 

罪悪感に

すり減りながら

少しずつ何かを削られながら

 

捨ててゆくもの

 

重たいもの

 

もの…

もの

 

カーテンの機能のための加工

それに使われている化学物質

合わなかったらしい

臭いで頭痛

 

やがて縮瞳

カーテン

洗って

洗って

洗う

 

いつものことだけど

沈んでるとこたえる

 

 

眠ろう

眠りたい

 

自分のよわさのせいだけれど

くるしみすぎたみたいだなあ

わたし

 

くるしかった

 

いまも…

でも

 

ずうっと

ずうっと

人が生きてる世界には

あったこと

 

つづくこと

 

人はみんな

そんなには

つよくはないから

 

よわいだけで

わたしだって

おんなじ人間

 

へんてこだけど…

 

 

忘れたり

見ないで

 

考えないで

 

消せなくても

落ちても

かならず

 

光は

さしてくる

 

 

生きていたら

どこからか

やさしいおもいを

与えられ

やさしいこころになって

 

誰かを

おもい

 

祈って

生きることができる

 

ひとつ

かなうなら

 

平和を祈ろう

 

そうしたなら

 

あなたが

守られ

 

いのちが

守られるだろう

 

 

生きていて

 

生きてく…

 

 

ありがとう

 

 

今日も無事に終わっていますように

ゆっくり休めていますように☺️

 

今夜も

おだやかでありますように…

 

祈っています

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい