シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

海は

大時化らしい

里も町も

みんな

冬の嵐

 

お風呂の水

毎晩

下げて

凍らないようにしているのに

 

さすがに

零下11℃は

あまりの冷え込み

さらには

強風!

 

 

半分?

凍り加減で

途中

止まって

 

めっちゃびびった…

 

日中は

寒風吹きすさんでいて

外に出られる気がせず…

雪片付けは

早朝と夜だけ

 

それにしても…

 

助け合う

ということは?

 

おもいやり

とは…

なんて

 

ずっと

ずっと

おもってる

 

この

おもい…

もはや

祈りだけど

 

わたしの

徳行が足らず

懺悔が不実なためなのか…

 

届くことは

ないように

果てしなくおもわれるのだった

 

けれども

おもう…

おもってる

 

いのちって

 

こころも

ふくめての

ぜんたいのことで

 

生きるって

いのちを

つなぐ

って

 

すごく

むつかしいなあ…

 

 

この

過酷な気候風土に

育てられた文化も

郷土の芸能も

どこか

みんな

物悲しいのは

 

ただ

生きる

生き延びる

それだけで

とても

困難で

 

自分を

血族を

まもる

精一杯だったためだろうか…

 

目の見えないひとたちが

お坊さんの托鉢のようにして

かどづけ

という

集落の家々を

物乞いさながらに

 

唄をうたい三味線を弾いたり

あるいは

イタコ語りをしたり…

そうして

食いつないで

 

そこから

津軽三味線

いまのような味わいぶかいものに

完成されてきたのだという

 

それら

目の見えないひとたちは

一様に

ぼさま

そう呼ばれてた

って…

 

寒くて

 

こわかったろうなあ…

雪が

吹雪いても

目が

見えないんだもの…

おなかも

空いてるんだもの…

 

 

姉上さまのおかげで生きてる

 

こんな

さみしい真冬の

嵐の夜には

いつにもまして

 

ありがたく

 

ありがたく

おもう…

 

 

凍える仏間でお祈りして

雪片付けのあとに

仏間でご飯

たぶん

零度…

 

 

電話

かけたら

今度は

 

つながったりするかなあ?

とか

おもった

 

かけない…

心配しないで

 

お家電話って

出るもんじゃなくて…

 

いまどき

ニンゲンは

メールしか

不通

標準で

 

わたし

異常なだけ

 

 

姉上さまは

 

 あなたは強いから!

 

って

いつも

何度も

そう言うのだ

 

最後の

連絡は…

 

電話に

出られる精神じゃない

とか…

 

ごめんなさい…

生きてて

ごめん

 

おもって

 

祈って

 

懺悔しては

生き延びるのだった…

 

手紙

書かなくてならぬのに

かなしくて

 

苦しくなって

書けないでいる

そうならば

 

書かずに

送るべきものを

送るだけでも…

正しい

 

しかし…

それさえ

果たせないまま

極寒の寒波に突入してしまった

 

 

雪が

すごかった

もしやの

次に

備えて

 

限界まで

スコップで積み上げた

 

雪投げ

流して捨てること

おもうだけでくるしくなるなあ…

 

 

この冬は

昨年の

あの

言葉から…

 

ただ

ただ

こわいきもちで

近隣の人間と対面するのだった

あえて

いつもの

わたしのまんまで

 

にこにこしている

 

伝えるべきことは

伝えたから…

 

 

いのちをまもれ!

って

きっと言ってるだろな

ニュースは

 

なんにも聞かない

なんにもみない夜

 

聞きたくない…

みたくない…

そう

おもってたけど

 

聞けないし

みれないんだ

って

 

聞こうとして

 

みようとして

わかった…

 

 

耳鳴りが

あんまりひどいから

 

フジコ・ヘミングを…

 

 

どちらかを手伝って

どちらかを手伝わない

喧嘩や憎しみの火種

とも

なるだろう…

 

もとより

 

体力は

自分のところが

ぎりぎりになってて

これって…

 

雪片付け

終わらせてみて

はじめて

わかることなんだ…

 

近隣の大量の雪

見ていると

 

やってあげなくて

大丈夫かなあ…とか

 

まだ

過度の疲労状態

からのアドレナリン

放出されてるさなか

ってのも手伝って

気が迷う

ヤバい

だめ!

 

そんな

まだ

真っ暗の朝だった…

とにかく

とにかく

寒かった

 

やっぱり

かなしいなあ

シーちゃん

 

祈る

のみの

一日がゆく…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

こわい…

 

なのに

人の前に出たら

目一杯!

笑顔で

あかるくふるまっては

 

くたくた

へとへとになってる…

 

 

選り分け

なんて

 

人を

選り分け

なんて…

 

いまも

この

ちっぽけなブログだって

 

ここを戦いの場とした人のこと

その

幸福も

 

すべて

統べて…

 

祈る

 

祈っている

 

選り分けは

できない

しない…

 

 

 

あの

雪片付けの方にも

うちのとこなんて

気にしないで

 

自分の役割を

その精一杯を

 

自分の世界で

果たして欲しい

 

自分を

自分で

役立てて欲しい

ねがっている…

 

 

鬼がいるみたいな…

わたし

悪みたいな

 

そんな扱いでも

まったく

平気だ

 

わたしは

なに言われてても

平気だ

 

あの方たちは

自分を

自分で認められて

自分で

よし!

おもえたら

 

きっと

こっちなんて

気にならなくなる…

 

無くてならぬ人

 

誰しも

誰も

 

かわりは

いない

 

 

わたしは

役には立たない

役に立たなかった

それを

あきらかに

 

知ったことが

とても

よかったとおもえた

 

利用する

とか

もの

じゃないもんね

人間はね…

 

よく

もちいられるべきもので…

 

自分を

役に立てられるのは

自分だ

 

そうして

いのちをもらっている

 

いのちを

あずかっているんだ…

って

 

お祈りして

 

天国のひとたち

おもって

 

姉上さまたち

おもって

 

つくって食べて

 

お下がり

って

なんと

やさしいしきたりだろう…

 

仏間で

食べた

 

ありがとう

 

ありがとう…

 

 

また

凍る?かな??

破裂しないように

 

起きるたびに

水道管と給湯器に

水道水を流して動かそうっと…

 

嵐…

 

救急車は

 

今夜は

通らない

 

寒すぎ!

もれなく

無心に

 

一所懸命になれた…

 

ありがとう

 

 

ココア飲もう

手がつめたい

 

 

今日が

何事もなく

終わって

 

あったかいとこで

あったかく🙂

 

倒れてないで

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

生きていて…🙂

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

 

おやすみなさい