シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

こえてゆける

莫妄想

 

まくもうぞう

 

妄想すること莫れ

 

ちっぽけな

つまらんことを

くよくよとおもいわずらうな!

 

って

 

お釈迦さま

言ったの?

 

禅のおしえ

 

いつもながら

 

きびしいのだった…

 

 

やめれるなら

とっくにやめれてる!

って

 

とっくに

ぱきぱき!

外界に!!

とびだしてる…

って

 

それは…

 

現実から

逃げてる自分に

自分が腹を立てて

 

自分で

自分を責め

自分で

自分を追い込んでる

 

そんな否定的に

たとえ

過去だろうが

自分だろうが

 

あちこちと比べて

あれこれ考えたら

いかん…

 

そういうことだろう

 

比べるな

とらわれるな

っていう…

 

比べたり

とらわれるのが

妄想

もうぞう…

なのだろう

 

 

妄想は?

 

わたしは

しないかな…

 

逃げるけど

 

怖がりだから…!

 

底の底の

地獄の果てまで

転がりおちてきそうだから…

 

あ!

 

とぼとぼ

ひきかえすような…

 

それは

 

あまりにも

へんてこで…

 

あまりにも

能力が足らなくて…

 

過去も現在も

このとおりで…

 

比べられる

なんて成果

そんな土俵

それさえも

ないようなきもちがしてきて

 

ちっぽけ

わたしは…

気づいて

という…

 

単に

その

くりかえしなのだけれど…

 

 

怖くないように

想像!

構想?

が好き

 

だから

実験なのかな?

わかんないけど…

 

 

だんだん気温が上がってきて

いつもの

豆乳スキムミルクヨーグルト

その保温の湯たんぽ

小さいので平気に!

 

よくできてたので

うれしくなって

ちょっとずつ

何度も!食べた

食欲も

目覚めてしまった…

 

不安

どこからともなく

どんどんやってくる弱虫だから

 

うれしくて

たのしいこと

想像するのだった

そして

その

ほとんどは

 

自分で

何かをつくったり

片付けてきれいになったところ

想像して…

 

今度はどうする?

とか

 

興味と好きのアンテナで

発掘した本を

おもうままに

次々と

読んでったり

 

仏教やお経

ちょっとお勉強したり

という

 

気の長い

 

しずかで

のどかで

 

ひたすら

 

地味

なこと…

たのしい

 

 

ひとつして

 

ひとつ

終えれば

 

不安

ひとつ

のりこえる…

気がしてるのかなあ

 

動けなくなった

いま…

 

 

今日も

のりこえたもんねえ

いっこ?半分??

ちょっとだけどね…

シーちゃん

 

 

昨年の春に

徹底お掃除したママのお部屋

また

春が来たので…

 

今日もまた

きれいにした

 

弱虫毛虫のわたしの

びくびくの…

 

ネズミよ!もう二度と来ないで!!

 

とっかかり

なんだけど…

 

体力が

めちゃくちゃ落ちている!

 

山登りしてるんだっけ?ってくらい

息が上がって…

そんなよわっちい

自分が不気味だったけど

 

 

終わって

 

ほっとして…

 

閉めて

見渡して

 

深呼吸してたら

 

 

ずっとまえの

お家の

 

なつかしい匂いがした

 

ママも

パパも…

 

姉上さまも

猫たちも…

いっしょにいた頃の

あの

匂いだ

 

ふんわり

石鹸みたいな

よい匂い

 

 

大好きな匂いがした

 

 

ありがとう

 

さあ!

お茶を飲もうねえ…

 

お祈りした

 

 

お仏壇の

お線香の香炉の灰も濾した

 

そうか…

今日は

おばあちゃんの月命日だね

って…

 

 

毎日

お線香の燃え残りは

お箸ですくい取って

紙に包んで

ありがとう

と始末して

毎日

きれいにしてるんだけど…

 

昨日

うっかり折れたお線香

二本になったのを焚いて

その

一本が

 

行方不明に…

 

お箸で

さがしても

 

さがしても

 

どうしても

見つけられない…

 

これは…

 

 

そうだ

昨年の春彼岸には

泣きながら…

香炉の灰

濾してたな…

今年も

きっと

きれいにしてほしいのだな…?

 

ありがとう!!

って

いそいそと

濾したのだった

 

 

なぜか??

 

ちっさな燃え残りが

 

三つ!!!

 

ひとつ

だったら

さみしいんだろな?

とか??

 

燃え残りのきもち???になってしまって

それで

必死に

お箸でさがしてたのに…

 

実は

ひとつ

プラス

 

すでにすでに…

ふたつ!!

こっそりこっそり

隠れてたのだ

 

こういうことか…

って…

 

 

どういうこと??

 

なんだか

よくわかんないけど

しあわせ…

 

灰は

かるく

かるくなって

 

ふわふわ…

になって…

 

わたしは

とっても

しあわせになった

 

ありがとう

おばあちゃん

 

 

小豆を混ぜた甘酒をお供えして

お下がり

いっしょにいただいた

 

 

怖がり

弱虫

 

馬鹿??

でも

みんな

わたしで…

 

立ち尽くしてても…

 

泣いてばっかりいても…

 

このまま

ぜんたい

ぜんぶ

 

わたしだなあ

おもった

 

 

試練なんて

ないな…

って

生きてること

だけでも

 

のりこえてて

 

今日を

こえてゆくんだな…

って

おもった

 

 

想像して…

 

一日終えたら

ひとつ

こえて

 

のりこえてるよ…

 

ひとつ

一日

こえたよ…

って

 

自分で

自分に言うんだ

 

お仏壇のまえに…

 

ありがとう…

 

 

時間は

 

いのちは

 

限りがあるけれど

 

ひとり

できることは

自分のできる

ひとつ

ひとつ

 

ひたすら

ひとつを

この

一瞬を

 

こえて

 

こえてゆくしかないんだなあ…

 

 

とにかく

体力をつけよう

 

息苦しい!

 

交通手段は

all!!

徒歩…なのだから

 

 

バス

路線も本数も

どんどん縮小されてて

 

バスに今からどんどん乗らないと

そのうち乗りたいとなっても

そのときは無くなっちゃうよ!

 

とは

古本屋さんの女主人の言葉だ…

たしかに…

 

歩けない

落ち込んでる

なんて言って

ずっと本屋さんにも行ってないなあ…

どうか

お元気にいて…

 

 

祈りを

捧げる

おばあちゃんの月命日

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

膜の下に

ぼんやり

つつまれて…

 

お月さま

眠ってるみたい…

 

見えない

星にも

 

祈った…

 

 

今日が

無事に終わって

ゆっくり

ゆっくり

休めて…

 

一日

一日

 

こえて

 

つながってゆけるように…

こえてゆけるように!

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

倒れないように…!

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい