シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

不立文字

ふりゅうもんじ

 

悟りに至る道は

師の心より弟子の心へと

心より心へと

伝えられる

 

言葉や文字によって

伝えられるものではない

 

ということ…

 

 

きっと

それを

感応道交

というのだろうな…

 

あつくなる

 

 

 

いひ捨てし

その言の葉の外なれば

筆にも跡をとどめざりけり

 

道元さまの道歌

 

 

 

道元さまは

一心

 

まつりごと

そこからの

ささえ

一切

打ち捨てた

 

ただ

仏道

生きた

 

その時代の僧たちとは

おもいが

こころが

まったく

ちがうおのれを

わかった

 

そして

その

おもいは

道元さまの正師である

如浄和尚のおしえ

でもあった

 

 

道元さまの

きよらかな

こころ…

 

 

なんだか

いじらしいなあ

シーちゃん

 

泣き虫といい

童心を

生涯

宿し

 

お釈迦さまを

 

如浄和尚を

 

父母を

兄を

おもってただろう…

 

慈悲ぶかい

道元さま

おもう

 

 

共に

大陸へと渡った僧や

心かよった僧たちを

宗派の異を

超越して

 

生涯

忘れず

書物にも残してある…

 

 

 

 

こころ

 

 

こころから

こころへと

伝わるように…

 

祈る

 

 

平和を

祈る…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

あきらめる

とは

仏道では

わかる

ということで

 

もとめてゆかなければ

わかる

ないのだな

とは

 

菩提寺

わかったこと…

 

結果

 

たいへん失望した

菩提寺の大般若会

そうして

二人の住職たち

 

二人は親子で

たぶん師と弟子?

わかんないけど…

 

あれは

 

あれで

当然だ

おもっては

同情している

 

あの二人には

お寺は

僧は

 

住職

という仕事なのだ

わかったのだった

 

世襲

かわいそう…

って

 

生業として

修業したひとたちなのだな

 

 

仏道を成ぜんがために

道をもとめ

悟りをもとめ

修行したひとたち

では

なかった

 

実際に

たずねてゆき

 

些少

不足

住職が自ら言うところの会費

二千円を支払って

大般若会に参加して

 

初めて!

わかったのだ

 

もとめていたもの

ここには無かった

 

 

二千円が

助っ人の坊主の頭数に対して

些少ならば

不足ならば

 

出席する

檀信徒の数を

本堂に溢れんばかりに増やすか…

 

最低でも一万以上を払うこと

案内状に明記するか…

でも

それでも足らない

とおもう…

 

昨日

今日

人が減ったのではないだろうな

というのは

 

わたしにも

容易に予測ついたから…

 

 

わたしが

初心者?で

大般若会の目的??

菩提寺の言う

ご祈祷

意味わかってなくて!

 

受付に聞いたんだけど

 

その説明も

よくわかんない説明で…

 

わたし以外の

生きてる家族の名前

全部!!

書いちゃったから…

 

システム

氏名ひとりにつき二千円

ちゃんと

説明してほしかったけど…

 

その

曖昧でうやむやにされた

システムを

知らない

ということ

 

激怒??

 

逆鱗に

ふれたのだ

 

説法で?

説明されたシステム

わかった

 

 

そういう現実が

目の前に

繰り広げられて

目に見えたおかげで

 

あきらめること

できたのだ…

 

 

ありがとう

おもえるようになった

 

 

それから

 

それでも

なお

律儀に

 

ありがたく

菩提寺を立てて

和尚たちを立てて

 

おまいりして

祈り

供養してくれている

姉上さま…

 

立派だなあ…

ありがたいなあ…

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

祈って

祈って

一日

一日

生きてるのだった

 

わたし

とは

 

功徳によって

生かされているのだ

 

ありがとう

泣けてくる…

 

ありがとう…

 

 

 

わかることは

どうあろうと

何にせよ

 

進歩なのだ

 

 

せめては…

 

あちこち手をつけてた

ネズミ襲撃の後始末を

作戦変更して

 

一部屋

一部屋

集中して

 

ちまちま

ちまちま

もの始末してたら

 

ようやく

ようやく…

二部屋

きれいになった!

 

苦手のアルコールで

消毒も

できた

 

ただし…

 

 

寄せたもので

そこから救えたもので

 

また

あふれかえった部屋も

できてしまって…

 

 

捨てる

あきらめよ

 

ということか…

お釈迦さま

道元さま…

 

 

捨てよう

 

捨てよう

 

念じた…

 

 

大切にしてた猫マグカップ

欠けた…

 

姉上さまのプレゼント

 

やすりかけて

冷凍保存の器で使うことにした

 

 

まだ

もうひとつある

そこつ者め!

 

大切にするのだぞ…

念じた…

 

 

言葉

より

 

大切な

こころ…

 

どうか

たいせつに…

 

目の前の

いま

 

たいせつに…

 

 

断念

あきらめ

いっぱい

いっぱいな毎日

だけど…

 

 

お釈迦さまに

阿弥陀さまに

 

道元さまに

如浄和尚に

 

證空さまに

法然上人に

 

もう

出会ってた…

 

 

ありがとう…

 

 

お水も

塩分も

とって

 

こころも!

栄養して…

 

むなしきは

はなれて

 

捨てよう…

 

 

今夜

無事に終わるよう

祈ってます

 

明日

夢見て…!

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい