シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ひとり

苦悩と

祈る

 

その祈り

とは

 

きよらか

とは

言えないなあ…

 

ひたすら

 

ひたすら

懺悔する

 

 

現実に

わたしの祈りは

どんなに

つなげられても

 

わたしの

身の回りは

 

わたしの

おろかさを

目に見せて

 

知らせるばかりで…

 

 

ましてや

 

見知らぬ国や

 

世界中に

伝わって

 

平和が

かなう

などということは…

 

 

永久に

ないなあ…

シーちゃん

 

 

勝利のために

戦う

 

宣言してるまにも

 

 

罪無きひと

 

ちいさなひとが…

 

 

かなしくなって…

 

今日は

朝から

かなしいような

 

そんな

一日の始まりで

 

 

ひとり

 

わたしを

わたしが

 

ひたすら

救うべく

 

いま

生活を

 

生きる

 

修行

 

つみあげるしか

 

ささやかな

こころの

平和さえ

 

かなわないのに…

 

 

 

お経は

 

懺悔滅罪

 

おとなえする

まえに

 

泣いた…

 

 

落ちついて

 

今夜も

祈った

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

寒い一日

 

ママの

膝掛けをしてる

 

仏間も

とても

寒い

 

 

冬が

くるなあ

とは

おもうんだけど

 

生きてるかなあ?

 

とも

おもう…

 

ずっと

そんな

あやうい

こころと

生きてる

 

 

生きてる

ただ

 

生きてる…

 

ありがとう…

 

祈り

 

息を

つなぐ…

 

 

 

一神教

世界では

 

愛は

 

アガペ

エロス

 

仏教とは

 

おなじ

意味の

懺悔

でもない

 

 

三浦綾子さんが

小説家になった

きっかけの

懸賞小説受賞作は

 

まさしくの

一神教

 

キリスト教

 

アガペ

エロス

 

その罪

描いていた

 

 

プロテスタント

キリスト教

学んだけど…

 

ただ

おそろしかった…

 

 

 

心迷と

 

そのなりに

 

ただ

いま

 

一所懸命

生きるしか

ない

おもう

 

なにも

できなくなった

のではなく

 

わたしは

なにも

できなかったんだ…

 

わかった

 

 

 

ネズミは

最初は

 

お仏壇の裏

壁の

隙間に

出て

 

まだ

ママ

生きていて…

 

ここに

ふたり

 

生きていて…

 

 

また

もとの

 

ひとりぽっち

 

もどっただけ

 

 

起きたことは

 

過ぎたこと

 

起こるべくして

起きている

 

すべては

 

縁に

つながっている

 

どれひとつも

例外なく

 

すべては

 

この

わたしに

なっている

 

ありがたく

 

ありがたく

祈った

 

 

ありがとう

 

 

 

神も

仏も

たくさん

 

たくさん

おられる

この国が

 

じわじわ

不穏な道へと

ゆくようで

 

ほんとうに

こわいけど…

 

 

ちいさな

祈りと

 

ちいさな

平和の

こころ

 

つなげて

 

つなげて

 

 

捨てて

 

捨てて

ゆこう

 

 

ありがとう

 

 

 

お花ちゃん…

シャコバサボテンの…

 

とても

寒そうで

 

ねるまえ

仏間に

つれてこよう…

 

すでに

カビ部屋

なんだから

 

へっちゃら…

 

 

 

わたしには…

 

心悟

 

迷悟

 

永久に

 

近づきようもなく…

 

それでも

 

それでも

みほとけの

おそばへと

 

涅槃

 

お浄土へと

旅立った

 

愛する

ひとたちのために

 

わたしのために…

 

縁に

つなげていただいた

すべての

ひとたちのために…

 

 

祈って

ゆこう

 

 

ありがとう

 

 

 

寒い夜

 

あたたかく

 

おだやかに

終わってくれるよう

祈ります

 

 

無事に…

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい