シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ながれ

うまれて

消える

 

生きてても

 

細胞は

ずっと

 

うまれて

消えてる

 

 

音を

聴く

 

雪とける音

 

雨音

 

屋根雪

おちる音

 

 

ずっと

恐怖して

 

ずっと

不安といるから

 

祈ること

かなわず

 

現実となって

目に見えると

 

ほんとうに

かなしい

 

かなしかった…

 

 

 

先進国の

ごみ

貧しい国ぐにへと渡り

 

わずかの収入のために

ごみの山で一日働いて

 

燃料のかわりとして

燃やされていたりして

 

 

やがて

堆積し

 

海へと

ながれる

 

こちらは

プラスチックごみは

可燃ごみなんだけど…

 

わたしの

いのちをつないでくれる食物

乾燥の豆類も

飲み物も

すべてが

 

プラスチックの袋に入れられ…

 

捨てるの

いつも

つらい

シーちゃん

 

 

予想よりも

古ストーブの臭気に

まいってたみたいで

 

昨夜は

あれから

地震が起きて

津波がやってきて…

 

 

地球のために

 

みんなのため

自分のため…

って

 

よわさからの

もろもろの

離脱

 

よわさからの

恐怖

 

ただ

生きてる

いま

 

なんて

ありがたい

 

祈っていた

 

 

どんなに

時は

ながれても

 

ひとは

きっと

 

どこまでも

 

いつまでも

 

目に見えないものを

 

信じて

 

祈って…

 

祈りと

生きてゆくだろうなあ…

おもっていた

 

 

ながれてゆけ

怒り

世界中の

怒り

 

祈った

 

平和

たいせつな

 

やすらかな

こころ

 

どんなに

遅くとも

 

どんなに

小さくとも

 

ながれて

 

洗われて

 

つながってくれたら

祈る

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

一日

ものすごい寒気と頭痛

 

眼も

病も怪我も

頭痛が起きないのが

とんでもない幸運

 

どの科のお医者さんも

みんな言ってくれてた…

 

のため

寒天

大好きな寒天

止めて

 

てづくりも

和菓子も羊羮も

止めて

 

ママのために

ずっとつくってた

和菓子やケーキのための

黒砂糖が

なくなってた

 

 

沖縄の

さとうきび畑が危機

って

知って…

 

そういえば

この三年は

黒糖はおろか

お砂糖は買っていないんだなあ

 

また

大好きな黒砂糖を

てんさい糖に混ぜて

塩は

ちょっぴりの

 

上品な

おいしい

あっさり甘い小豆あんこ

 

ママと

わたしと

大好きな

パパ直伝のあんこ

 

つくること

あるかなあ…

 

できるかなあ…

って

 

おもいながら

 

ありがとう

 

ありがとう

休んだ…

 

 

食べられるもの

食べて

休もう

 

 

 

 

すべて

 

果てしないなあ…

 

わたしの

無明

 

そこに

 

小さな

ながれ

なにかの

 

ありがたい

縁起

 

つながってること

 

つながってくれたこと

 

 

ありがとう…

祈る

 

 

 

どこかへ

やってしまえば

ごみ

ではなくなる?

 

そうではないから…

 

なかなか

捨てる

つらい

 

けれど…

 

せめては

 

正しく

 

また

ひとつ

しよう

 

 

寒すぎて

 

ただ

それだけで

かなしくなって…

 

仏間で

換気をしながら

古灯油を焚いてたら

 

むかし

 

姉上さまと

いっしょの部屋だったなあ

って

 

もっと

寒くて

 

でも

こんな

あったかい

よいにおいしてたなあ…

って

 

さび猫

あの時の

 

お家の猫

 

ここに

 

ストーブのとこに

いるかも…

 

おもってた

 

 

 

平和へと

ひとの

こころ

 

自然に

 

ながれるように…

 

むかってゆける

そういう

世界を

 

祈る

 

 

 

 

一日が

無事に終わっていますように

 

かならず

 

かならず無事にいてください

 

どうか

倒れていませんように…

 

 

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい