和歌
つくるは罪か
弟子の
問に
法然さまは
功徳となるならばよし
と
そう
お答えになった
という
道元さまならば?
おのれに
もっとも
きびしく
きっと
うたう
は
おのずから
捨てたんだろうなあ
と
おもいながら
法然さまへの
弟子たちの問
読んでいた
道元さまには
問うことさえ
できなかった?かも??
道元さま
まるで
法然さまの
お答え通りみたいに
功徳
となる歌
のみを
時に
詠んでは
それらが
まつりごとに
つかわれること
極端に
潔癖に
嫌って…
法然さま
道元さま
どちらも
それぞれ
尊い…
短歌
つくれたらよいなあ…
できることなら
ねがわくは…
それらが
功徳
と
なったならよいなあ
などと…
だいそれたこと
ねがってしまった
ばかだよねえ…
シーちゃん
って
恥ずかしいきもちになった
うたう
って
煩悩
生
人生
そのもの
少なくとも
詩や短歌は
その人間の
real
小説は
架空で
うそごと
かもしれないけれど
かならず
その
人間を
人生を
透過して
できてる
生涯
女流作家だった
って
瀬戸内寂聴先生のこと
そう
おもってるんだけれど…
生涯
女で
なまめかしい
書きつづけた
って…
お坊様
は…
捨てて
捨てて
そうして
いつでも
お釈迦さまを
おもって
ひとびと
おもって
祈って
そうして
いてくださること
尊く
ありがたい
と
おもう
ものすごい
勇気だ…
って
深く
息した…
人間に
信ずべき
変わらぬもの
ある
としたならば
人格
と
おもう
仏性とも
信心
とも
つながるもの…
戦争が
終わらない…
終わってくれない
たった
ひとり
祈ってると
戦争
たった
ひとり
じゃ
できないなあ
って…
ひと
考えるのは
ひとり
考えるのになあ…
って
なんにも
できないわたし
ほんとうに
まったくの
他力
に
慈悲に
すがって
ようよう
生きてて…
祈るしか
ないから…
なんにも
なんにも
できなくても
祈り
と
うたうこと
それは
罪ですか?
と
きいてみた
平和が
かなうことを
ひとの
こころ
わたしの
こころ
しずかに
平和な
こころとなることを
祈ろう…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
せっかく
姉上さまが
つけてくれてるテレビ
ネズミ騒動で
必要なコードも
捨ててしまって…
BSは録画できなくなったんだけど
お国の放送局の
宗教の番組など
録画しておいた
愛すべき
かわいい民藝の番組も…
棟方志功さんが
お寺で
襖に
経文を書いていた
ぼさぼさ
ぼっさり
素朴で
かわいい!
棟方志功さんの
菩薩や
裸婦や
みんな
かわいい
かわいい
は
よいなあ…
と
しみじみと
おもった
かわいい
功徳だ
って…
ありがとう
お肉もお魚も
食べなくなって…
だけど
こんなに食べて
生きてるんだなあ…
って
しょんぼりした
たくさん出たプラスチックごみ
始末してて
すべてが
栄養されますように…
すべてが
成道のためとなりますように…
ありがとう
って
食べよう
いちにち
いちにち
あたらしく
いちにち
いちにち
いま
と
つながって
夜
今日が
無事に
終わっていますように
かならず
かならず
無事にいてください
いま
と
ゆこう…
ありがとう
また
明日
おやすみなさい