シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

かなえたい

笑うと

しあわせな気分になるという

 

ひとりなら

鏡の中の自分に向かって笑ってもよいという

 

確かに

笑顔になりながら

悲壮なことを考えるのは難しい

 

困難が目の前にあれば

困り顔になり深刻になり

その表情によって

事態はさらに重くのしかかる気はする

 

このコロナウイルスの重苦しい現実に

表情は

笑うまでいかなくとも

せめて平常のように保つよう努めたなら

感染から少し遠ざかることが出来る??

かもしれないね

 

笑ってね

とりあえず

 

笑うのは人間だけ☺️

笑いに関わる実験は人間にしか出来ない

エビデンスは確かなんだろう

 

ママが笑うことはなくなった

5ヵ月ほど前の入院中はまだ笑顔もあり

時々は

声を上げて笑った😸

 

いまは

わたしが笑う

二人分笑うのだ☺️☺️

これはとにかく笑わなければならないという

自分への決め事

決意からの笑顔から始まって

 

とにかく

一日笑顔でいる

発熱やおびただしい痰の咳き込みも

怖い顔にはならないように

 

その処置のタイミングをはかる

 

ママに

笑ってあげたい

笑えないママに笑う

 

ママだって

あはは!☺️って笑いたいはず

わたしが

あはは!!☺️って笑ってたら

自分も笑った気がするかもしれないし

 

深読みばっかりの

心配性のママだもの

深刻な顔してたら

自分が大変なんだ!って

そう思うはずだから

 

ママは

良くなってお家に戻ったと思っている

栄養を入れてもらってアルブミンの数値が上がって

意識も言葉も

しっかりして

入院生活では

ママからたくさんの言葉をもらった

 

ママがずっとわたしに望んでいたこと

短い言葉につなげて

しぼるように言ってくれた

 

まだ

そこに向かう努力も出来ないで

あたふた日常に追われているんだけど

その言葉は

わたしの生きる希望になった

 

 

いちばんは

お家に帰る

はっきり言えた

 

瞬く間に

認知機能は落ち

体調も感染発熱の繰り返しで

苦しい時間も増えたのに

まだまだ母をやっている

 

退院後はもう

お家に帰る

は言わなかった

 

生きるのに

希望が必要なんだから

ママの希望を

かなえてあげたかった

 

先生が

「自分ならどうして欲しいか?」

というところから家族は考える

と言った時は

ひとりだから

誰にも何もしてもらえないなあ…☺️と思い

答えにならない返答をした

 

コロナウイルスの危機に見舞われ

感染して重症化したら死ぬかもしれない

死が身近に迫って

自分の人生に治らぬ病が与えられたら?☺️

と考えてみた

 

その時の自分の希望がかなうことが

いちばんしあわせなんだなあ…

とは、わかった

 

ママはすごい

最後の言葉を駆使して

自分の希望を伝えてくれた

そして

忘れていた夢をわたしに

希望に変えて与えてくれた

 

かなわなくとも

希望は決して

絶望に終わらない

 

 

ありがとう

ママ

 

 

かつて

眠れない赤ちゃん時代から始まり

睡眠のわるい幼少期思春期

成人へと

そんな、わるいままに移行

 

大人になってからは

精神も肉体も脆弱で

眠りもそうだけれど

せめて常人レベルを目指そうと

自分なりに

食も生活習慣も変革してきた

 

子どもの睡眠は

親の精神状態と重なり

子どもの精神もまた

親の精神状態をそのまま映す

 

おじいちゃんの突然の死もそうだけれど

ママはずっと絶望して

死に近く生きていたのだろう

と思う

その隠された絶望は

家族の弱い者にくる

わたしは眠れず弱く

時々弟も体調に異変を来した

 

中学になって登校出来なくなった時

どうやって死のうか?などと考えることで

一日は過ぎて行った

 

その時にわたしとママを支えて

大きな力になってくれた担任の先生のおかげで

わたしはもちろん

ママも救ってもらったと確信する

 

パパは

と言えば

ママを愛する表現に間違いしかなく

家の中はパパの機嫌によって

天国から地獄

まるで壊れたジェットコースターみたいで

 

ただ

わたしが学校を休んでお家にいることには

理解を示して

片付けや整理整頓、予習復習の後は

おばあちゃんとご飯の支度をしろ

と言っていた

 

パパは口が悪いのにノミの心臓だったから

死なれるよりは家で生きててくれたらいい

とでも思っていたのだろう

好きでもないメニューを

喜んで食べたりして…!☺️

 

そんなパパも

ママの心配しながら末期の胃がん

天国へ行った

 

パパの

お家にいたい

は、かなえてあげられなかった

毎日病院で首を長くしてわたしを待ってたな…

最後は看護師さんといっしょに

介護や看護をさせてもらった

 

尿量が減って浮腫みで呼吸が苦しくなり

中心静脈の点滴を中止してもらった後でも

普通に話して、面白いことも言って笑った…☺️

 

(男らしいじゃん…!☺️)

 

言えなかったけどね

楽しかったね…

ラーメンスープの達人になれたし…

 

パパの最後の晩餐は

わたしが取ったラーメンスープ

麺を入れて取り出してたら

パーフェクトだ!って言ってた

 

 

かなえてあげたいこと

 

かなえたい夢

希望があって

 

ようやく

生きてゆけるのが人間なんだろう

 

ひとりぽっちのわたしは

せめて

迷惑かけない人生で幕引きしたい

と思うから

 

とりあえず

ずーーっと

自分のこと出来る体力を維持しないと…

 

くたくたふらふら

振り切って

スーパーまでDASH!☺️したよ

懲りないのだ…

ドラッグストアも行き

3㎞くらいだけど

 

いいよね

今日は

 

もうへとへとなのに

まだまだやることがいっぱいだし

 

小さく小さく

希望をつなげて

生きるんだ

笑うんだ!☺️

 

生きるって

苦しいから

いまはみんな苦しいんだから

とにかく

小さなしあわせをかみしめて

美味しい!でも

楽しい!でも見つけては

 

ああ!よかった!!☺️って

 

がんばろね

 

ひとりぽっちで笑う☺️

シーちゃんと…🐱

鳴かせてみたり

 

ヤバくてもいいさ

ママは笑ってるわたしが好きなんだから

 

笑ってるわたしを

忘れないでね…☺️

 

ありがとう

 

 

いい夢見て

眠ろうね…✴️

 

星が出ていたよ

 

明日も

お元気にいてください

 

また

明日

 

 

おやすみなさい