昨年のいま頃は
こんな風に
ママとお家にいることなんて
想像できなかった
緊急入院した病院で
たくさんのことを教えてもらって
支えてもらい
支えてもらえる
たくさんの言葉をもらった
それらの言葉は
あの時も
いまも
これからの
わたしの人生にも
大切な言葉となって
わたしを
ずっと支えてくれるだろう
「看取り」と言っているけれど
あれから
ママと二人で
ママの大好きな
ママが帰りたかったお家
わたしが生まれたお家で二人で
生きているんだ
いっしょに😽☺️
ママのお世話して
自分のことやって
いつもどおり三食自分で作って
しっかり食べて！☺️
お家の片付けして
パパの残したシャコバサボテン
寒くなって
シャコバサボテン🌱たちは
台所でLED電球💡を浴びている
ママに新たな病が発覚した
おそらく
大腸憩室炎と子宮留膿腫であろう
とのこと
あの謎の組織あの硬く触れたしこりは
どうやら大腸憩室炎だったらしい
もともとあった憩室が炎症を起こし
膿で腫瘤となっているようだ
浣腸のお腹マッサージで
気をつけてきたけど
破裂しなくてよかった…
子宮留膿腫も感染から
お腹のしこり
6月に気づいて訪問看護に報告
7月始めの往診で先生に報告して診てもらい
触診してもらった
随時
硬く大きくなっている報告してきた
気づいた時3㎝ほどだったけれど
いまやかなり大きくなっている
これで
抗菌薬があまり効果がなかったのも
下痢も体調の悪化も
みんな説明がつく
けれど
往診の先生は入院して精査して
確定診断して治療するとのことで
入院のベッドの空きを待っている
いや
待っていたけど
その１台のベッドは
これからの
未来ある患者さんのためのものではないか？
と
昨夜また眠れず
わたしが工作した桜🌸の障子
まるで幼稚園のひな祭りみたいな
かわいいかわいい障子の横のベッドで
熱にうなされ腹痛に
歯を食い縛り
まるで
ウサコちゃん！☺️のようなママを
ずっとさすりながら
見つめて
そんな風に思えてきた
ママ
苦しかったね…
苦しいね
坐薬をもらえばよかったね…
明日
入院は
お断りしようと思う
先生
ありがとうございます
「その時はその時」
が
ゆっくり
やってきたのだ
抗菌薬もカロナールも使わず
栄養も指示通りに中止して
水400CCを一日三回
今日から
お腹はまだ壊している
何度か処置
ただれてもきた
軟膏を塗布した
うなされて
「痛い」
という
「痛い」
が
ママの最後の言葉か…
「痛い」と言っています
その報告は
ちょうどしこりに気づいた6月頃から
ずっとしてきた
訪問看護に
先生に
何にもしてあげられなくて
ごめんね…
ママ
あれほど帰りたがっていた
このお家に
やっと帰ってきたんだから
大嫌いな病院
ましてやコロナ禍
会えない
また
ママをひとりぽっちには
できない
させたくない
今夜は
うつらうつらのママに
いつものお歌を歌った☺️
カチューシャの唄を聴きながら
ママは少しのあいだ
静かに眠っていた
明日
どのようにしたら
痛みや苦しみが
少しでも
ほんの少しでも
楽にできるのかを
在宅療養の看護師さんに聞いてみよう
入院は
よく謝って
お断りしよう
今夜も
またお腹壊しつづけるかな？☺️
もう
腸も限界なのだろうな
ママが使っている栄養は
お砂糖と油脂と
ビタミンミネラルという名の
添加物のみでできているのだ
体の弱っている患者さんのためのものなのに
とても厳しい…
腸は第2の脳なんだって
言葉の消えたママ
今日は「痛い」と言った
前の往診の先生は
ママに
「生きたいですか？」
と確認してくれた
訪問看護の看護師さんに
「鼻のこれ取って」
と
ママがはっきりと懇願したから
「お鼻の管から栄養やっても
生きたいですか？」
ママはちゃんとうなづいた
頑張って
生きた
ママとママの胃腸
すべての臓器皮膚血管
それから
脳
一生懸命必死に生きた
いま
ママに必要なこと
なんだろう？
まずは
痛くないこと
それから
怖くないこと
ママは怖がりだから
それからそれから…
先生からの宿題
外来受診のため
ママの今回の症状を時系列に
発熱状況
抗菌薬の投与
尿量や排便の状況
まとめておいてください
って
昨日途中までまとめていた
もう
いいね
コロナ禍と
インフルエンザの季節だ
面会は禁止だって
夜は
考え事しちゃいけないんだって…
昨日も
一昨日も
よく眠れていない
自分のしようとしていること
正解か
不正解か…
わからない
でも
今夜は眠ろう
シーちゃん😼
眠りたい
ママも
きっと
眠りたいだろう…
とにかく
眠ろう
生きることの
いちばん最後の
生きる
は
天国へゆくこと
それは
わたしたちが決められることじゃないんだ
苦しいな…
眠りたい
お鼻のカテーテルのテープを
貼り変えなくちゃ
信じること
それを
かたちにして生きる
難しいです
テープの貼り変えします
一日ごと
秋は急ぎ足
風邪引かないで
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
