いつか
このお家が
住む人もなく
空っぽになったなら
わたしのものや
パパママ姉上さまのもので
わたしが片付けて選別し
残したものを
姉上さまか
弟のどちらか
わたしがしたみたいに
でも
今度は
処分のためだけに…
選別し
始末しなくてはならない
その時
が
くるのかなあ?
と考える
毎日
片付けのたびに
多いなあ…
たいへんだなあ…
っておもう
やっぱり
もっと捨てなくちゃ
って
引っ越し同様に
二階から階下へ
ものを運ぶ作業は
体力労力がいる
そのため
他力に依頼してやってもらうなら
余計に費用がかさむ
自力でも
なにより
もの始末は
想像してたよりも
体力労力はもとより
とてつもない精神力がいる
消耗するのだ…
ものは
人が生きた証で
わたしの場合は
家族の足跡
見えなかった
知らなかったことを
ものたちが
語る
さらけだす
無防備に
無言で
次々あらわれることに
淡々と
黙々と
とは
いつまでもならない
いまも
いままでも
自らが
未熟なゆえに
そして
ものの主は
愛する父母
姉上さま
であるがゆえに
ひとつ
ひとつに
こころが
震える…
選別して捨てることに
残すことにすら
責任を感じる
罪悪感と共にある
そして身体的には
大量のアレルゲンにも曝される
疲労…
むなしい疲労が襲う
かなしい
いつまでも
シーちゃん
なくなった
なくす
などと言われた時の
光景が
切り取られて
その場所に残される家
わたしは
そこで暮らしている
住んでいるのに
駐車場にしろ
とも…
そんなお家に住んでる
自立もしていない
生きていること
生きてゆくこと
肯定してくれるものは
ひとつもない
でも
生きている
それが
当たり前でないこと
わたしが
いちばん
知っていて
いまの世の中に
当たり前
と言われる
おもわれることは
わたしには
贅沢で
このままで
片付けを終わらせて…
生きてゆける分を
生きて
その時には
ありがとうして…
と
夜には
毎日おもう
まだ片付け
終わらないから
一日の終わりに
ちょっとした慰めがいる…
苦しいんだから
進まなくなっても仕方ないよ
疲れてしまったんだから…
それでも生きてる今日
ありがとうだねえ
と
わたしは
わたしに言う
救急車がゆく…
どうか助かりますように☺️
平和な夜を
祈ります
生きをれば涙はぬくし
疎まれて
消えゆくもできぬもの
捨てゆく
今日の短歌です…☺️
ありがとう
まだ夜は寒い
桜は散って…
風は
止んだ
今夜も無事に終わり
ゆっくり
休めていたらよいなあ…
と
祈っています☺️
倒れないで
かならず
無事に…
ありがとう
また
明日
おやすみなさい