シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

生きてゆく言葉

あまりに

なんにも

できなくなってきていて…

 

外出

こわいのだ…

 

なんだろ…?

 

つくって

食べて

つくって食べて

 

毎日の

お掃除お洗濯と

お片付け

もの捨て

 

祈って

 

祈って…

 

生きてて…

という

 

ただ

それだけで

 

生きてさえいたら

という

それだけになってて

 

いたたまれなく…

 

生きていることが

申し訳ない

などという

そこに

 

かならずや

ゆきつくので…

そして

 

それは

かならず

なので…

 

この生きてる報告も

お休みしたら?

とか

 

毎夜

おもう

こう書いてて

いまも…

 

それから

かならず

 

わたしが

こうして

生きているように

 

あなたが

生きているなあ…

おもうのだった

 

言葉も

生きているなあ

って…

 

 

生きている人間の

言葉

 

 

わたしの言葉も

あなたの言葉も

おなじく

生きているのだな

おもう

 

言葉と

生きて

言葉も

生きてゆくのだ

おもう

 

 

言葉をもって

平和へと向かうことを

かなえたはずの人間が

 

いつまでも

暴力を

 

戦いを

やめない…

 

 

言葉は

生きており

 

生きてゆくからには

 

育ててゆかなくてはならず

 

あたためておかなくてはならず

 

愛が

なくてはならず

 

痛みを

言葉と

おもいで

 

こころに

想像しつづけなくてはならない

 

 

あらゆることを学ぶのも

あらゆることを知るのも

あらゆることをみるのも

 

あらゆることを経験するのも

あらゆることを理解するのも

人間には

まったく

不可能であるからには…

 

 

自分を

人間の

ひとりである自分を

見つめ

 

自分の

おもいを見つめ

そこに

育つおもいを

 

育つ愛を

見つめる

 

それらが

じょうずに

言葉になり

 

生きてゆくことを

 

生きていることを

ずっと

見つめてなくてはならない…

 

そうしていないと

 

みんな

ちりぢり

迷子になって…

 

生きていることが

申し訳ない

などとなって

 

生命が維持される

いのちという

 

いま

という

幸福と

 

幸運を

 

ありがたみも

なくしてしまって…

 

いたたまれなくなって…

 

自分を

知らずに

捨てていて

知らずに

 

切り刻むんだな…

だから

こわいんだな…

 

お洋服すら

切り刻むの

やなくせに…

ねえ

シーちゃん

 

 

自分を

自分で

見つめてゆくのは

くるしくて

 

でも

どっかでは

たのしくて?

いつも

 

いつでも

どきどきで…

 

不安にも

似てるし

 

 

本を読むのにも

よく似ている

 

恋?にも??

 

似てる

って

似て非なる

ということで

 

ぜんぜん

ちがうんだけどね…

 

 

ひとりの人間

かならずや

孤で

 

孤独にのみ

育つ

鍛えられるところを

ふくむ

 

読書は…

 

たいせつな

孤独の

ひとつ

 

わたしには

ずっと

とても

たいせつなものだ

 

反面

本を

読まなくてよい幸福

というのも

あるんだろうな…

ともおもうのだった…

 

 

言葉

生きてたのか…

驚いたこと

 

姉上さまのとこで

アルバイトした時に

もう

もう

忙しすぎて!

 

とにかく

人格身体

崩壊寸前…

まで

頑張るしかない!!

 

過酷すぎるアルバイトで…

なのに

 

これって

わたしには

向いていた…🙂らしく

 

たのしかった!

 

あの頃のあなたは

 

限定付き

だけれども…

 

とても前向きで

まわりを励ましながら

ものすごい頑張ってて

わたしはあなたが誇らしかったよ

 

姉上さまが言ってた

 

折に触れて

へこたれの時には

かならずのように

 

苦言のようにも…

 

何度も

聞かされた

 

 

わたしが

そのアルバイトしながら

誰かを励ます

なんて余裕

あるはずない…

 

わたしが

励ましてたのは

 

わたし!

 

自分自身で

 

目の前の

小さなたのしみと

頑張って

のりきるしかないー!

がんばるーー!!

って

 

あれって

 

あの言葉って

自分に

言ってたのだった…

 

 

それ聞いて

みんな

笑ってたんだよね

 

わたし

もらったお菓子を

いっこ

ゆっくり

だいじに

だいじに食べて

 

がんばる!!

って

 

毎日

そうしてて

 

笑われてて…

みんなが

笑ってて

 

毎日

がんばれー!って

お菓子を

たくさん!もらってた…

 

 

姉上さま

あれから

たいへんな時には

 

あの時の

あなたの言葉おもいだして頑張った

言ってくれた

 

 

何度となく

話してた…

 

 

目の前の

小さなたのしみ

 

小さな

しあわせ

 

いつでも

いま

ここにも

あって…

 

なのに

なのに…

 

やっぱり

ひとり歩きしてしまう

言葉に

もう

生きてもいない言葉…

こわい

おそろしい言葉に

 

ふっと

飲み込まれてたりして…

 

 

生きてゆく言葉で

わたしは

わたしを

励ますために

 

生きてる報告

始めたんだ…

って…

 

ママと

生きてた

いまも

 

ママと

生きてるなあ…って

 

ありがとう

って

祈った

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

ちゃんと

眠れていて

眠れてなくても

倒れてなくて…

 

無事にいてくれるように

かならず

一日

一日

かならず

無事にいて…🙂

 

 

生きてる…

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい