ちぢこまってる
こころに
ふとしたことで
気がつく
どこでも
声をかけられたりする
見ず知らずの
やさしい人に
手をさしのべてもらったりする
そんな
たよりない？
へんてこなわたし
らしい？？
んだけど…
お言葉に
甘える
のは
下手すぎる…
姉上さまに
迷惑かけて
ようやく生き延びてて
これを
甘えと言わずに何と言うのだ！
なんだけど…
何を言うか！！
甘えるな…
という
声
きこえてきそうだ
シーちゃん
言ってるとしたら？
お釈迦さま？
閻魔さま？？
ごめんなさい
姉上さま…
ありがとう
ありがとう
と
一日は
過ぎてゆくのだった
先日
道端で
ひょんなことから
見知らぬお方に
お声
かけていただいて
ほんと
菩薩さま？？
とおもえたくらいに
うつくしい女の人で
おまけに
いつも
素敵だなあ…と
眺めて通るお宅の方で
そちらのお宅の
格式ある日本家屋の様式は
どこか懐かしくおもわれて
歩きながら
すてき…とか
ひとりごと
言ってたかも…？
聞かれてたかも？？
と
どきどきしてしまった…
結局
その
菩薩さまのような
うるわしき女性の
お力は
お借りすることなく…
自力で
なんとか
がんばれたんだけど…
お声がけ
ありがとうございます！
しあわせなきもちになりました！！
と
うれしいきもちだけは
ちゃんと
お伝えできた
とても気配りある
おもいやり
あふれる方で
お互いが
お互いを
何度も
交互に
きづかいながら
お互い
笑顔で
手をふってお別れしたんだけど…
お車で
送ってくださる
とのことで
ちょうど
お出かけになるところで
お礼をして別れ
発車して
進行方向を確認して
ああ！やっぱり…
と
以前
通りすがりに
お見かけしてたような？
記憶に
なんとなく残っていたのが
まさしく
正しくて！
女性の車
行き先は
やっぱり
反対側！だったなあ…
と
その方の車が
曲がってゆく道の
反対側の！
お家めざして
また
とことこと
歩き始めたのだった…
なんと
なんと
ありがたいこと
と
感じ入った
おもいやり
あふれる
立派なひと
さらには
たいへん
うつくしいひと！
こんなひと
いるんだなあ
こんなこと
あるんだなあ
と
じんわり
じんわり
こころに
しみた
いつも
そちらの
手入れがゆきとどいた
情緒あるお宅を眺めては
ひとり
こころに
おもい描いていた
そのままのひと！
だった…
それにしても！！
甘えるの
へたくそ…
おまけに
余分のきづかいまで
させてしまった
今日は
そのこと
おもいかえして
お仏壇に
報告してたら
ちょっぴり
泣けた…
心身
なぜか
ずっと
はりつめて
疲労感と
罪悪感が
やってくる
曹洞宗は
道元さまは
厳
なる
律にあって…
到底
およばずとも
たとえ
ただのひとつ
でも…
という
おもいつめた
こころ
そこから
途方もない罪悪感がきてしまうのは
そうして
どんどん
追い込まれてしまうのは…
邪な
我
でしかない
悪魔のような
こころで…
市井にも
いてくれる
菩薩さまのように
こころからの
おもい
しっかりと
身についた
おもい
おもわず
あふれる
おもい
そのままの
おもい…
かつて
わたしは
どこでも
誰にでも
自ら
できてたはずが…
ちぢこまって
ちぢこまってしまった
自分の
貧しさ
知った
恥じる…
お仏壇の
まえに座って
お釈迦さまに
阿弥陀さまに
天国のひとたちに…
甘えて
ごめんなさい
甘えられなくて
ごめんなさい
と
懺悔した
ありがとう
と
祈った…
世の中に
おもいやり
あふれますように！
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
ひとが
想像できることは
すべて
やがて
かなえられる
って…
わたしの
うちの
仏
たよりに
明日
与えられるならば
ひとつ
ゆこう…
ありがとう
と
目覚められますように
おだやかな夜になって
無事に終わってること
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
