ナメクジが…
いったい
どこの隙間から?
懺悔する…
懺悔する…
ナメクジ
という
いのち
まるごと
そのもの
を
おそれる自分のことも
死にそうになる
などと
言って
殺生する矛盾も
害虫
と
区分けする
言い訳も…
ぜんぶ
おそれる
ぜんぶ
かなしくなる…
ごめんなさい…
また
泣いた
なんか…
毎年のことだなあ…
シーちゃん
愚か…
古屋には
もう
何が起きたって不思議はない
地震がきたなら
ここで尽きるのだなあ
かるく
かるく
うつくしくしよう
その
一心
そうして
お片付け
始まったのに…
矛盾
悪業
ごめんなさい…
祈った
祈るしかない…
ごめんなさい
祈りは
あまりの
くるしみに
自分の
無力に
祈るしか
そうしか
できなくて
いつのまにか
祈っていて
いつのまにか
お経
となえていて
いまの
わたし
がいる…
ただ
ただ
ありがとう
なんだな…
と
おもった
今日
夜の
お祈りも
できた…
ありがとう
宗教者
ではない
と
胸を張る
のも
無理だ…
それでも
祈る
ありがとう
って
ありがとう
って
ただ
ありがたくて…
生きてる今日
いま
なのに
臆病風に
とりつかれて
おじけづいて
身動き
とれず
できることは
ちっぽけで
すくなくて
一日は
とるに足らぬ
祈りに
やっとのことで
つながれていて
いのち
つなげてもらってきたんだな
食べすに
眠らずに
真冬の
零下
お布団に
もぐって
泣いて
泣いて
生きててよいのかなあ…
と
泣いてたのは
もう
二年もまえだ
あの
泣いてたわたしを
祈らせて
お水お茶
お花
小豆のご飯…
お膳
お供えさせてくれた
食べさせてくれた
天国のひとたち
お釈迦さま
阿弥陀さま
お名前
知らない仏さまたち…
支えてくれている
姉上さま…
おもう
おもった
おもって
祈る…
祈って
生きてる
たった
それだけのために
生きてた
生きてきた
あの
わたしを
おもう…
仏心
仏さまは
すべてのひとに
その
こころに
おられる
と
おしえていただいた
それが
ありがたくて…
生きてることが
ありがたくて
ありがとう
ありがとう
と
祈る…
平和を
祈る
すべての
争いが
止んで
すべての
ひとの
こころに
平和
きますように…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
一日
生き抜く
ということ
ありがとう…
一日
一日
まっさらな
自分を
与えられた
今日
いま
ありがとう
お水を飲んで
休もう
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい