シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

善友

みんな

天国で

 

よきひとだった

 

善友

 

 

仏間は

いよいよカビが…

 

けれど

お仏壇のまえは

 

天国に

お浄土に

もっとも

近づけるきもちして

 

たとえ

お経を

おとなえできないような

かなしみに

のまれたときにも

 

仏間に

お仏壇のまえに

ただ

座るならば

 

しずかな

ふかく

あたたかい

おもい

 

わいてきてくれる

 

 

泣いても

いっしょに

いてくれて

 

ただ

いてくれてる

おもえる

 

パパ

ママ

とは

また

おもいが

異なり

 

会いたいなあ

 

なんと

言ってくれるかなあ

 

また

やさしい笑顔で

はにかんで

それでも

 

照れくさそうにして

見つめてくれるかなあ…

って

 

 

会える

とは

 

再会

かなう

とは…

 

ねがっていないなあ

シーちゃん

 

 

きっと

それは

 

 

 

ただ

おもい

 

祈る

 

 

善い友人には

さしさわりが

あっても

つらくても

何とかして近づいて

修行を共にするよう努めねばならぬ

 

 

 

もう

あちらに

修行してくれてる…

 

近づけるはずもなく

それでも

 

いちにち

ひとつ

いま

 

祈りと

つなぐ

 

つないでもらってるなあ…

 

 

ありがとう…

 

 

 

おそろしい

気候の

変化

 

もう

日常

 

 

雨が

風が

 

とんでもなく

おっかなかったり…

 

日常

 

 

暑さ

寒さ

いのち

たやすく

奪うんだ…

 

救急車が

あわただしくゆく

 

助けてあげて…

 

 

 

ガザも

猛烈な暑さだという

清潔な

水も無い

 

 

 

ウクライナの男性が

徴兵されて

 

ひとを撃ちたくない

 

そう

言っていた…

 

 

 

平和

かなえられるように…

 

 

 

明日は

無いかも

 

ほんとうに

そうだなあ

って

 

背中の痛み

食道の痛み

 

いのち惜しみしてたら…

 

いつまでも

生きて地獄

 

つぎはぎしたもの

崩壊したものと取り替えた

 

まだまだ

十分に

清潔

とは

なっていないけれど…

 

おばけ屋敷

って

ママは

おっかながってた

 

きっと

ママが

おもっていてくれたから…

 

お月さま

見ててくれてる夜

 

ひとつ

かなえてもらえたんだなあ

って

 

 

ありがとう

 

 

お月さまに

お祈りしてた

 

 

ありがとう

 

 

 

凍え死のうが

 

飢えようが

 

いま

つなげよ

 

仏道

ゆけ

 

 

その

言葉と

 

ともに

越えられた冬

 

 

夏になってしまった…

 

 

ごめんなさい…

 

 

明日は無いかもしれない

 

ほんとうに

 

ほんとうに

そうなんだ…

 

 

ひとつ

 

ありがとう…

 

 

 

 

しずかに

 

ゆっくり

やすめていること

祈ります

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい