シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

瞬間

ほとんどみちて

まんまるく

かがやく

 

もう一度

また

見上げたら

 

もう

すでに

雲に隠れていた…

 

 

残像

目を瞑って

こころにおもい

 

ありがとう…

言った

 

 

ほんのすこし

涼しくなった

 

 

どこへもゆけず

 

身動きとれない

 

そんな

こころ

 

けれども

 

へんてこでも

わたしご飯つくって

 

その

買い出しにはゆけて

 

この

きびしい暑さのなか

つくって

食べられているんだ…

 

ありがとうだねえ

それしかないねえ

シーちゃん

 

 

ここに

いて

できることは

この

お家

古屋

 

かるく

かるく

うつくしくしてあげること…

 

一日

ひとつ

でも

一日

一枚の布でも…

 

つなげて

つみかさなって

いま

なのだから…

 

自分に言うのだった

 

 

この

いま

この

一瞬

 

これが

しあわせでなかったならば…

 

永遠の

不幸だ

 

 

じわじわと

細胞が傷んでゆくような

猛烈な

暑さ…

 

戦争は

終わらない…

 

 

平和

祈る

 

祈っていた…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

冷蔵庫を

いまさらいたわる…

20年こえてて

巨大で

ちょっと

こわいけど…

 

ママの

つかってた冷蔵庫だ

 

冷凍すいかを

仕込んだ

 

ありがとう

 

 

大雨の

被害は…

 

雨漏り以外にも

たいへんに深刻な部分にも及んでた…

 

ひと雨ごと

その

確認しなくてはならず

 

毎日

その痕跡を

見て生活してるのだ

 

 

かなしくなって

きもち

おもたく沈みそう

だけど

 

だからこそ…

 

しあわせ

かみしめて…

 

こころ

あかるく

 

ここを

お片付けしよう

 

わたしは

わたしの

できる

 

精一杯

一所懸命にしよう…

 

 

お釈迦さまの

みおしえに

ならって

ゆこう

 

ありがとう

 

 

一日

一日

無事に終わり

 

きびしい

きびしい夏を

生きて!

 

しあわせ

かみしめて…

 

こえよう

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい