仰ぎ冀わくは
三宝俯して照鑑を垂れたまえ
上来妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈を諷誦す
集むる所の功徳は
当家門先祖代々一切精霊
六親眷属七世の父母
三界の万霊等に回向し
報地を荘厳せんことを
今夜は
四弘誓願文の
まえの
おしまいの
お経は
妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈
冒頭は
その
先亡諸霊回向文
おもわず
こみあげる…
天国の
涅槃の
お浄土の
修行してくれている
御霊の
いまは
平穏であることを…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
世界の
ひとびとが
たいらかに
おだやかに
ありますように
小豆
煮たので
神さま
仏さまに
お供えした
わたしのご飯は
ちっこい煮干しと卵
の他は
ほぼ
精進料理なので
いつも
仏さまへの
お膳をお仕度しているつもりで
うつくしく
お盆に並べて
お仏壇の
まえに
正座をして
五観の偈おとなえして
そうして
いただくのだけれども
小豆や
甘酒や
初物や
珍しいもの
などは
かならず
きちんと
お供えして
いただくのだった
ありがとう
そのかわり…
ネズミ対策で
お供えものは
一切なくて
お花
のみ
暑い
暑い一日
扇風機は
ぜんぶ
古くて
こわい…
で
きちんとタイマー
最長でも
一時間で！
モーター部分のカバーに触れてみて
ちょっとでも熱をもったようならば
違う扇風機を回す
そして
頻繁に洗って
埃が無いようにする
わたし
やっぱり
猫系だよね
シーちゃん
こわがり
は
用心深いのだった
なのに！
病院
キライ…
猫も暑い国のいきものだなあ
エジプト？？
とにかく
蒸し暑くて
雷が
こわかった…
お家
まっくらにして…
うちわで
あおいで
パパのお花ちゃん
と呼んでるシャコバサボテンの
暑さのなか
ちっこく！
ちっこく！！
あおみどりいろの葉っぱ
のびてくれているのを
ずうっと…
ずうっと
見ていた
そうだ…
夜
暗いのが好きなんだった
お花ちゃん…シャコバサボテン
と
夕方は
パパのお部屋の暗闇で
ぐっすりと
ゆっくりと
眠ってもらうことにした
せめて
お花ちゃん
だけでも…
おやすみ
って…
昨夜
眠れないどころか…
とても
お風呂にも
入れそうもなくて…
それどころか…
お布団
敷けそうもない
ふらふら
ひゃー…
ちょっと
休んでみた
マットのうえに横になって
しばらく
ラジオ
聞いた
オバマ大統領が来日して
抱きしめていた
あの
戦争体験者の男性の
インタビューの
再放送
聞いた
戦争被害者に
敵も味方も無い
おもたい言葉だ…
しんじつの
言葉
ずっと
かなしみとあるわたし
に
ひびいて…
いつまでも
いつまでも
この
しんじつの言葉
伝えてください…
と
祈っていた
お水で
お顔
腕
足を洗って
すこし休んで
起きて
祈っていた
明日は
稲荷大神さまの日
甘酒もお供えしよう
神さまの
神棚が
昨年の大雨の雨漏りで
たいへん
不潔になって…
下に
おりていただいているので
きれいにできる！
いつも
いつも
座って
おまいりできる
パパが
お社を
大小ふたつ
お祀りしていた
お家には
天照皇大神
たくさん
たくさん
神さま
おられ…
ふたつ
それぞれに
毎朝
お米お水
とりかえ
お稲荷さん
キツネは
稲荷大神さまの
けんぞくで
稲荷大神さまは
もともと
お米の神さまで
五穀豊穣
こころから
祈って
お供えしたお米
ためてゆき
それを
小豆ご飯や
甘酒にして
お供えしている
おそれおおくも…
神さま
神さま
こちらに
お祀りして
ごめんなさい
今日も
ありがとうございます
どうか
平和に
どうか
仲睦まじく
一日
よろしく
おねがいいたします…
と
おまいりするのだった
夜の
お経のまえには
同じように
ありがとう
言うのだった
ありがとう
フランスは…
高温
からの
冷夏に…
この
台風
どうか
どうか
あばれないで…
お釈迦さま
そうして
まっとうな
すべての
信心
その
祈り
その
まごころ
つながって
つながって…
平和を
祈る世界に
なるように
ひとびとが
この
世界が
何処も
仲睦まじく
なるように…
ここに
いてくださった
神さま
仏さま
ありがたく
祈った…
ありがとう
今日
無事に終わっていること
祈っています
水分も
休養も
じゅうぶんに！
とれるように…
平和な
おだやかな夜になって
ゆっくり
眠れていますように…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
