シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ひとりぼっちを笑うな

って

 

漫画家の

蛭子能収さんの本

 

読んだことないけど…

出版されたときに

 

ああ

蛭子さん

ほんとうにそうだねえ…

って

 

こころから

ほんとうに

そう

おもった

 

 

アルツハイマー型と

レビー小体型の

認知症

発症した

蛭子能収さん

 

先日

個展開催してて

記事でみた

 

うれしかった

 

絵が描ける!

にこにこ

笑ってる…

絵の値段が

 

高いねえ…まけとくよ

とか

 

本気?冗談??

にこにこ

 

ほのぼの

ほんわか

蛭子さんだあ

 

うれしくなって

ひとりぽっちの

わたしも

 

つられて

にこにこして

 

それから

 

にこにこなまんま

 

うるうるしたよ

シーちゃん

 

 

ひとりぼっちを笑うな

という

鋭い題は

おそらく

編集者とゴーストライター

考えだした題とおもわれるけど…

 

それは

ずっと

蛭子さんが

言ってたことだから…

 

 

トイレでお昼ご飯食べるか

どっかいなくなって食べないか

なんて

 

そんな

この国になったのは?

 

もう

ずうっと昔

 

昔むかしから

ひとりぼっちを

孤独を

笑う

いや

 

嗤うひとがいる

いた

 

地域社会や

家族が

そんな

孤独を

どこまでも

見守って支えてた時代も

 

すでに

昔むかしで…

 

 

お数珠ネックレス

天国の

友への

お数珠

 

つなぎなおして

かわいく

ちいさくなって

 

お祈り

ずっと

いっしょにしてる

 

ピンクのクロスに

二重にして置いて

 

ずっと

いっしょにいる

 

 

 

真夜中

眠れなくなって…

天国の友の

お数珠と

 

ラジオ

きいた

 

お国のラジオで

 

真夜中なのに

眠れない高齢者が

おもに

きいてる番組

 

まるで山奥の

百歳?のおばあさん??

近いみたいなわたしの

不思議生活は

 

ほんとうに

ひとりぽっちで

 

昨年の

異常な免疫低下による

とおもわれた眼の炎症の

前後には

 

この

ちっぽけなわたしの世界の

ぜんぶ!で

 

ひとりぽっちをわらってたり…

 

平和かなわなくなった

 

孤独

感ずるようになった…

 

でも

ようやく

 

 

 

今夜も

お隣には

あのこ

いるな…

 

やっと

そう

おもえるようになった

 

暑さに

幾日ももたぬお花を

かえてあげなくちゃ!

 

この夏は

お花たちも

ほんとうに

かわいそうだった

 

 

姉上さまのおかげで

 

お花をとりかえたり

ご飯を食べられてる

 

ありがとう

祈る

 

 

ありがたく

ありがたく

お花を選び

お供えして

祈る

 

ありがたく

ありがたく

虫みたいな?

へんてこご飯

こしらえて

 

お祈りして

 

一切無駄なく

食べ尽くして

また

祈る

 

 

あのこも…

 

いとこ妹も…

 

修行してるんだなあ

でも

 

ここにも

いてくれて

 

いっしょだなあ

 

 

パパママ

おじいちゃんおばあちゃんたちも

 

おじさんおばさんも

 

同級生も

子をのこして逝った親友も…

 

 

そう

おもえてきた…

 

 

ありがとう…

 

 

いま

世間

社会

遠くて

 

まるで

種が異なる生物のように

自分が

おもわれる

 

それでも

 

祈りは

あまねく

世界を

とんで

 

どこかの

祈りと

あるひとと

 

つながって…

 

 

平和へと

つながってゆく

おもえる

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

お彼岸は…

 

お寺

ゆけなくなったわたしには

 

つらくて

かなしくて

せつなくて

 

懺悔しても

懺悔しても

 

誰にも

ゆるされぬ

罪…

 

それでも

 

祈りを

あたえていただいたことを

ありがたく

 

一瞬も

わすれず

 

ここに

 

パパ

ママの

子に

うまれてこられたことを

 

ありがとう

 

支えてくれる

姉上さま

ありがとう

祈る

 

一日

 

一日

 

祈りと

できること

つなげて

ようやく

 

生きてる…

 

 

ありがとう…

 

 

なんか

蛭子能収さんが

お坊さま?

みたいに

おもえた…

 

いつまでも

ちいさなひと?

 

お地蔵さま??

 

 

真夜中の

ラジオは…

 

中村哲さんの

ドキュメンタリー映画をつくった人の

インタビューだった

 

紛争や戦争がなくなったら

じゃあ

平和なのか

というと

単純に

そのようにはならないのが

人間社会なんです

 

そこからなんです

 

いま

目の前の

自分ができることをやってゆく

ただ

そうしてきたんです

 

 

水さえもなく

医者ができること

医者として

できること

かなわず

 

水路を建設する

という

事業を始めた頃

 

国会で

 

嗤われてた

中村哲さん…

 

人を

その

真心を

信じて

一所懸命

生きてた

中村哲さん

 

 

銃撃されて…

 

 

あれから

この世界は

 

平和から

遠くなって…

 

中村哲さんも

お坊さま

みたいに

おもえる

 

 

そのようなひとは

その

あとに

つづいてる…

 

 

ひとりぼっちを

笑うな…

 

 

祈った…

 

 

夜は

ご飯

とんでもなく

遅くなったけど…

 

いのちの

へんてこご飯なので

 

天国の

みんな

食べた

 

 

ありがとう…

 

 

虫の

こえ

今夜は

 

遠くて…

 

 

 

いま

生きるしか

できなくて

 

いま

生きてる

そのこと

しか

 

幸福は

なくて…

 

けれども

 

一所懸命

生きよう…

 

 

パパのお部屋

物置部屋にしてて

 

ごめんなさい!

ごめんなさい!

 

具合わるくなりながら

 

泣きながら…

 

捨てて

捨てて…

 

やっとこさ!

床が

すこおし…

みえた

 

ありがとう

 

 

一日

一日

無事に

 

無事に…

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい