シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

小さなこころ小さな世界

こころの狭い人間

いちにち

 

いちにち

ひしひしと

おもっては

 

自分

責めて

 

自分

追い込んできてた

 

 

逃げる

消えたい

って

 

こういうこと

シーちゃん

 

 

りきまない

昨日

自分に

言ったばかり

 

なのに…

 

死力?

死ぬ気の本気で

 

もの捨て

お片付け

しなかったなら

 

ほんとうに

すぐにも

死ぬかも…

って

 

いや

いのちは

かならず

終わるんだけど…

 

片付けられないこころ

というのも

逃げだなあ

 

はっきりと

わかった

 

 

般若心経

まったく

完全なる真理

 

つきささるなあ

 

これも

いちにち

いちにちごとに

 

 

手で洗うお洗濯は

わたしの小さな世界の

小さなこころ

みたいで

 

ずっと

つづけてきてるけれど

 

へとへとの今日は

途中おやつを食べ

そのちから

借りて

ようやく

洗い終えた

 

生きててよいのかなあ?

なんていう

もっとも

おろかな

 

罰当たりな

ぐにゃぐにゃの

こころ

この

手で

 

労力

という

わずかの

ちからで

 

ゆたかで清潔な水で

 

まもられて

 

支えられて

ある

いま

 

ただ

ありがたい

いま

 

こころごと

洗いあげてくれるような…

 

小さな世界の

小さなこころ

おろかな

こころの

 

苦しみが

かなしみが

 

こんな

手洗いに

ゆきついたんだなあ…

ありがとうだなあ…

って

 

いま

平和

ともに

祈ってくれているひと

 

どこかに

いてくれて

 

小さなこころに

とじこもりそうでも

自然のひとつとして

祈るようにして

 

おんなじような

手洗いをしてくれてるひと

それで

おんなじように

ようやく

やすらぎ

あたえられて

いまを

 

生きてくれてるひとも…

 

きっと

 

きっと

どこかに

 

世界中に

いてくれてるなあ

おもえた

 

 

もっと

大きなこころ

大きな世界で

 

もっと

大きな

自然の循環を

正しい道へと

つなげようと

 

人生

かけて

つなげて

 

つなげてくれてるひとも

いるんだなあ…

おもえるのだった

 

 

石鹸そのままの

液体の洗剤と固形石鹸を

つかってるけど

 

手洗いになって

ずいぶんともつおかげで

もう

忘れたころに買い足せばよいんだなあ

って

気づいた

 

 

なんだか…

 

おびえる

こころだ

今日は…

 

 

待って

 

待っている…

 

待っている…

 

そのうち

 

 

わたしの

おろか

わたしの

言葉さえも

 

ぐさぐさと

こころを攻撃する

もっとも

最悪最低の

 

おろかな

武器

なってしまってたんだ…

 

ごめんなさい…

 

泣いた

 

 

武器

もつのではなく

すべてのひとと

なかよくすること

それが

平和の道

 

 

中村哲さんが言っていた…

 

 

小さくて

おろかな

こころの

祈り

 

なににも

 

誰にも

とどかず

 

どこにも

ひびかないかも…

卑下したり

絶望したり…

そんな時間

 

いたずらに過ぎてしまった

時間

痛いほどに

わかった

 

そしたら

 

 

いつか

いつか

ただ

ひとり

 

姉上さまが

 

 

あなたが

毎日

仏さまに

パパママおじいちゃん

おばあちゃんたちに

祈ってくれてるから!

だいじょうぶだよ!!

って

 

そう

言ってくれてたこと

たった

いま

さっき

みたいに

よみがえってくれた

 

こころに

ひびいてくれた…

 

泣いたら…

 

お祈り

できなくなった…

 

夜は

ただ

お仏壇のまえに

座っていた

 

 

ありがとう…

 

 

いたらなくとも

 

無力

無知

でも

 

あたたかく

やさしく

いよう

 

ごめんなさいと

 

言いたかったのに

言えないわたしを

消したい

って

 

逃げて…

 

おろかもの

 

 

ごめんなさい

 

ありがとう…

 

待っているんだけど…

 

 

 

無事

ただ

無事

祈る夜

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい