シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

まったきは

うしなって

 

変わりゆく

ひと

 

わたし

まだ

 

ひと

のうち?

 

どこへも

ゆけない

 

おもう

 

もう

どうしようもなく

こころ

揺れ動いて

 

いま

さえ

みえなくなって

 

いま

なんにも

 

ひとつ

できなくなってしまう…

 

 

ウクライナのこどもたち

ちいさなひとたち

 

あおじろく痩せて

 

地下で

勉強していた

 

半数は

学ぶも

かなわないという…

 

 

この国は?

 

平和に

むかおうと

そのような

おもいある

為政者

 

ひとり

でも

いるのかなあ

 

こころない声

 

ニュースに

きいてた

 

明日で

二年

 

 

捨てる

とは

 

捨ててゆく

とは

 

希望

 

きっと

 

 

ひとは

虚無から

逃げて

 

それら

埋めるため

 

もの集める

おもう

 

救おう

として

 

その

努力の

ほとんどは

 

徒労

 

やがて

捨てる

という

 

とんでもない

遠回りをして

 

それでも

捨てる

 

希望ならば

 

すこしの

空間

できたのと

つながって

 

こころにも

ひらけたところ

 

あかるいところ

 

できてくれてるなあ…

シーちゃん

って

 

むなしいのか…

 

かなしいのか…

 

 

もうしわけないのか…

 

なにがなんだか

わからないんだけど

 

捨てられた

そう

おもえるのは

 

やっぱり希望だなあ…

おもった

 

 

不完全な

わたしというものが

 

うしなって

うしなってゆくのだ

 

なにが

どのようであろうと

いまは

 

まったき

いま

なのだなあ…

って

 

證空さまの

 

よろこばし

 

という

 

どこまでも

 

どこまでも

つつみこんでくれる言葉

 

ひとり

くりかえす

 

 

はげむも…

 

はげまざるも…

 

 

いま

よろこぶ

 

いま

つなげられた

 

つながってくれて…

 

 

 

 

平和が

かなえられるよう

 

こころに

 

ひとりに

 

いま

ありがたく

 

よろこんで

 

ちっぽけな

ちっぽけな

 

平和の

希望

つなげる

 

 

無事に

 

無事に

 

祈る

 

 

寒さ

また

いちにち零下

 

ほんとうに

 

明日は

ないかも

 

眠る…

 

ありがとう

 

ありがとう

 

って

 

くりかえす

 

 

ありがとう…

 

 

倒れていませんように

 

やすめていますように

 

 

いま

明日へ

 

かならず

つながってくれるように

 

祈ります

 

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい