シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ちいさいもの

ネズミと

暮らしているんだな…

 

仏間に

いると

 

何度も何度も

しみじみと

 

やがて

絶望的に

 

おもい知らされる…

 

とにかく

いたずらに痩せないように

食べて

 

とりあえず

食欲ゼロでも

食べられるもの

カロリー高いもの

となって…

 

ママ介護に向かって

増量したとき真似て

 

りんごとクルミ

ちょこちょこ食べる…

クルミ

たった100gで

700kcalあるのだった

 

 

ママのお世話してても

しっかり!食べて

しっかりがっちり

体型体力筋力

維持してて

 

訪問看護の看護師さんたちに

 

無理に食べなくてもいいんだよー!

って

 

笑われるほど

だったのに…

 

ネズミ発生

からは

 

いつも

 

食べる

 

一体

どこで?

どうやって??

 

どうしたら???

 

なにつくる…

なに食べる…

 

と悩んでて

 

あれやこれや迷走してるうちに…

 

 

ひとのいるところ

へと

侵入された

跡…

見つけて…

 

片付けて

片付けて

 

捨てて…

捨てて…

 

そのうち

 

 

あれ?

わたし

なんか…

 

ほんとうに

ひとりぽっちだった

ってなって

 

 

やっぱりか…

シーちゃん

 

気づかされたのだった

 

 

懺悔文

という

とても短いお経あって

 

ほんとうに

言葉は罪

毎日

この

一瞬も

おもう

 

ごめんなさい

祈る

祈ってる

 

 

のほほんと

なんにも深く考えずに

言い放ってしまった

己の

言葉たち

 

その

愚かな言葉が

 

いま

導いたんだな

 

ごめんなさい

祈る

 

愚かさは

性根に

こびりついてでもいるみたいに

 

そのうち

 

生きててよいのかなあ…

とか

 

さらに

さらに

愚かな

 

絶望

みたいな

おもいになって…

 

そんな愚かなわたしに

 

容赦なく

ネズミが

何度も

 

何度も

くりかえし

やってきて

 

 

その姿は

いまのところ

目には

見えてはないんだけど…

いま

床下

壁面の空隙にいて…

 

その

隙間から

ここ

 

仏間

わたしいるところ

 

電灯で光っている

わたしを?

目指してる

らしく

 

カリカリ…

 

カリカリ…

 

 

お家では

これまで

その信心のゆえに?

 

お仏壇には

長年

生菓子和菓子バナナお供えは

必須で…

加えて

 

季節の果物

お供物お土産のお菓子たち…

と増えてゆくのが通例だった

 

ずっと

ずっと

そうやって

お供えされていたのだから…

 

こちらにきて

わたしも

欠かさず

お供えしてたんだから…

 

もはや

 

ここにきてる

ネズミの一族の

遺伝子にまでも?組み込まれて??

だから

 

わたしの

へんてこご飯の

野菜ばっかり!の匂いにも反応して

 

やってきてるかなあ…

たしかに

福島の相馬の菜種油なんて

とっても

香ばしい

おいしそうな匂いだなあ…

って

 

またまた

仏間でご飯

してしまった

自分の

馬鹿さ加減に

自分で

呆れ

 

泣けた…

 

 

1㎝

たった1㎝あれば

 

侵入されて

遭遇!!

してしまう

と知ってる

 

それと

芳香か…

やっぱりか…

 

荒らされたお部屋の後片付けで

怪しい臭いのものは全廃棄したんだけど

長くパパのお部屋に集合させていたし

 

救えそう?な??

芳香たっぷりの衣類を

またまた

石鹸水に浸けてて

 

お線香も

ラベンダーの天然精油のにしてて

 

反応してるのか…

やっぱりか

 

生きるためか…

そうか

 

 

食べないと

生きられないもんねえ

わたしだってそうだ

泣くに

泣けぬ

こころもちして

 

泣くし…

 

 

どんな

ちいさいもの

でも

 

いのち

 

生きる

 

食べる

だなあ

と…

 

 

だけど

 

そうとは

おもうけど

わかるんだけど

 

やっぱり

 

逃げて

退散してほしい…

どうか

 

どうか…

おねがい…

 

 

殺せないよ

わたしには

 

殺鼠剤も

無理…

おねがい…

 

おねがいだよ

って

 

祈った

 

今日

体調

わるいのもあって

もう

なんか

生きてけるきもち

これっぽっちも

微塵も

 

なくなりそうで

 

とうとう

 

パパのお部屋に

取ってあった

不思議な器械

 

いちばん

はじめに

ネズミ出たときに

姉上さまが買って

送ってくれた器械

 

ごそごそ

出してきた

 

使ってなかった…

 

その理由は

 

 

言葉…

 

 

翻訳?が??

おかし過ぎる

 

謎の

不思議説明書付き

 

その日本語

激しく破綻

はしてないけど

 

怪しさ

しかない説明文

made in China…

 

かなし過ぎる…

って

 

超音波

キライ…

って

 

 

でも

 

もう

半べそ

から

 

泣けて

 

泣けて仕方ないから

 

コンセントに

差し込んだおいた

 

お仏壇の

灯籠や

電灯の

電源のところのコンセントだ

 

逃げておくれ…

 

 

もう

ここには

なんにも!

甘いものも

おいしいものも

 

生ごみさえも!!

 

なんにも

 

なんにも

ないんだよ…

 

 

念じた…

 

おもえば

 

わたしの

お経

いつも

 

ずっと

聞いてたのは

 

この

ネズミたちなんだなあ…

 

 

また

泣けた

 

 

ママ

天国ゆき

それから

 

まわり

わたしの

ちっぽけなわたしのまわり

 

この

ちっぽけな世界に

 

いてくれたひと

 

すれ違うほどに

出会ったひと

どうしてか

みんな

 

 

みんな

いらいらと

怒っていたなあ…

怒らせてしまったのかなあ?

って…

 

お話

ひたすら

聴いてたのになあ…

 

一所懸命

ひたすら

お話

聴いたけど…

 

何度も

 

何度も

同じこと

同じように

 

怒っていたなあ…

 

 

スーパーで

話しかけてきた

おばあちゃん?

お友だちのこと

かならず

怒ってて…

 

わたしには

 

部屋を片付けしてほしいよ

とか言いつつ

 

ネズミ発生の話したら

 

そんな家はイヤだ!

そんな家には住みたくない!!

 

怒られたっけなあ…

 

誰も

 

誰も…

ネズミとは

住みたくないです

とは

言えず

 

には

なれぬ…

 

ならば

 

困っているらしい

へんてこ宗教?もどき??

の勧誘の

断り方!

 

きちんと

伝えとこう

って

おもった

 

誰かに叱られる

では

 

何度も

何度も!

いのちの限り?

しつこく勧誘されること

知ってるから…

 

わたしにはまったく必要ありません!

きっぱり!!お断りしましょう!!!

って

伝えた

 

そしたら

 

言えないんだよ

気がよわくて…

それに

友だちみたいになってて…

 

と言う

 

それは

勧誘ありきの手であって

友だちではないですよ!

自分の理由でお断りしましょう!

そして

 

わたしは

宗教のものではないですよ

重ねて

伝えておいた

 

 

明日は

ないかも

 

へんてこ

宗教?もどき??

暗躍して

 

撹乱されてる老人たち

 

 

化学物質の過剰な芳香や

不法投棄されたごみや

 

人間社会に

撹乱されてる

生き物たち…

 

 

捨てないと…

またまた

知らされた

 

ちいさいもの

あわれ

だけど…

 

捨てなくちゃ…

 

愚かさ

 

 

ちいさい

ちいさい

いのち…

 

いっしょに

 

 

平和が

かなうように

祈ろう…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

明日

ないかもしれない

明日

 

あたえられて…

 

あたえられるのならば

 

 

捨てよう

 

 

かなしくなって

雨になって…

 

 

平和と

無事を

祈ります

 

今日

無事に終わっていますように…

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい