シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

かなしみと生きる

あたたかいような気がした

今日

 

すこし

油断して…

 

外のこと

遅くなって

 

すっかり

雨に打たれた

 

パパが

いつもやっていてくれてたこと

 

ひとり

わたしがする

 

あんまり

しっかりとは

できていないけど…

 

排水が

詰まらずに

今季

冬を

 

雪を…

 

越えられるように

仕度した

 

 

いつも

 

いつも

 

生きてる

って

言ってるけれど

 

おおよそ

自分のちから

とは

まったく

おもっていない

 

と言って

 

生かされている

という

その言い方は

 

しない

使ったこともない

 

言葉として

 

思慮

思考

として

 

馴染まないのだった

 

わがまま…

 

 

なんにも!

できないくせに…

シーちゃん

 

 

外のこと

終わって

濡れてしまった衣類

お洗濯は

 

へこたれで

 

いさぎよく

あきらめて

 

捨てるもの始末のつづき

 

 

あなたの格好は

もう普通だね!

 

って…

 

いつか

スーパーでお買い物してて

姉上さまが言ってたなあ

おもいだしては

 

おねえちゃん…

ごめんよ…

って

 

この服

すごく

普通なんだけど…

もう傷んでるし

リメイクできる余地も無しだから

 

一枚

一枚

しっかり

よく吟味して

 

ありがとう!!!して

 

捨てる…

 

 

なにをもって

普通

なのかは

実は

わたしには

わかっていなくて…

だから

 

また

誰かには?

へんてこに

なったとしても

 

おそらく

自分では

わかんないんだろうな

おもった

 

 

 

ずっと

かなしくて

 

ずっと

いつも

かなしくて

 

どっかの

学者先生や

精神医学の先生や

たくさん

いろんな

報告してて…

その御題目から

 

やっぱり

壊れるんだな?

 

察することできてしまうけど…

 

姉上さまから

お借りしてるタブレット

みるもの

 

もう

ずっと

 

決まってて…

 

 

壊れるのならば

壊れよう

 

死ぬなら

死のう

おもう

 

いま

生きて

在る

 

いま

 

これが

 

幸福で

 

すべて

おもう

 

かなしみと

生きよう

 

祈りと…

 

わたしの信ずる

信心と

ゆこう

おもう

 

 

ただし…

 

これから

重篤

あたえられたならば

 

自然に

ひとりゆく

 

不可能

 

この眼で

みて

 

この手で

できることの

ほんの

わずかを

 

姉上さまの支え

その

慈悲によって

 

この手に

ありがたく

させてもらったので…

 

自らの

そのとき

には

 

これ以上の

負担と迷惑

かけないように

 

ただ

それだけ

 

自分のこと

それだけを

 

願っている…

 

お葬式も

 

いらない…

 

 

かなわないこと

 

世の中が

どこも

 

怒りや

不満に

あふれ

 

戦争

 

争い

 

止まず

 

 

かなしみと

祈る

 

ただ

祈る

 

ひたすら

祈る

 

 

かなしい

祈りだ…

 

でも

祈る

 

祈って

生きる

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

自らの

老いや

病に

 

憤っているようなひとたち

 

なぜか

そんな

幾人かに

 

その

嘆きを

幾度となく

きかされた

 

お話

きく…

わたし

 

けれども

 

根本は

 

そのひとの

こころ

なので…

 

自ら

納得する

という

 

うけとる…

 

そこ

なので…

 

なんの

助けにもならず

 

ただ

怒りのような告白

きいていたけれど…

 

 

あのような

ひとたちに

 

ふと

ふつふつと

あふれてしまう

負のおもいと

 

ゆくところ

 

いつでも

ゆけるところ

 

あたたかい

ところ…

 

あったら

よいのになあ…

おもった

 

 

 

ただ

ひとり

 

ひとりぽっちのわたしが

ねがうのは

ちがうんだろう…

 

おかしいのだろうけれど…

 

 

不思議を

待って

 

祈って

 

祈って

きたから

 

ちっぽけな

わたしの

信心

 

もとめて

 

祈って

いま

あるのだから

 

こころに

 

ちいさく

 

ちいさく

つながってくれたもの

あった…

 

 

ああ

そうだ

 

 

しみじみ

おもった

今日

 

 

ありがたく

 

ありがたく

 

祈った

 

 

かなしみと

ゆくよ…

 

いちにち

 

いちにち

 

祈りと

ゆこう

 

今日が

無事に

終わっていますように

 

倒れていませんように…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい