おばあちゃんが好き
なんじゃなくて
好き
と
おもったひと
慕ったひと
が
たまたま
おばあちゃん
だっただけだなあ
と
よおく
わかった…
おばあちゃん観察
研究の
成果?
この国の
いや
ここいらの
おばあちゃんは
なんだか
おこりんぼだなあ…
シーちゃん
と
ついつい
おじいちゃんも?
観察したりしてて…
おじいちゃん見習い?
と
言いたいほどの
数人
いて
みんなで
ひそひそ…
スーパーには
ちょっと…
かなり?
不似合い
立ち話も
変だな?
と
ちょっとまえに
そういう群れと
遭遇していたのだけれど
偶然
近くにいたので
聞くともなしに
会話を聞いた
同級生?
どうやら
友の死を
かなしんでいる…?
ひたすら
ひたすら
惜しみ
ひたすら
かなしんでたようだった
突然?の死??
わかんないけど…
なんか
学生さんみたい
って
お酒と
おつまみ??
それも
学生さんみたい
うちとけた
自然の会話
けがれのない
かなしみ
伝わってきて…
知らないひと
なのに
もらい泣きしそうになった…
まだ
見た目に
はっきりとは
おじいちゃん
じゃない
そう
呼べない
ひとたち
見習いさんたちだ…
よき友だ…
って
よい
おじいちゃんになるだろうなあ
と
去り際に
後ろ姿みた
飲み過ぎないで…
いや
たくさん
飲んで…
って
泣いたらいいよ
って
世間で言う
ピンピンコロリ
は
突然死で
致命的イベント発生時に
救急車
呼ばず
または
呼べず
そのまま…
っていう
そういうことだろうなあ
と
いつも
おもう
お医者
苦手すぎる我が身には
あり得すぎて
毎晩
ひとり
ありがとう
よい
いちにちです
よい人生です
ありがとう
と
言ってる
今日は
そうだ…
とにかく
いつもいるところ
きれいにしてしまおう
と
捨てるもの始末
この夏
暑さ尋常でなく
いろんなものが
大集合してしまったお部屋
机
大きな唐塗りの四角いtableだけど…
これ
みんなで
ご飯の時
使ってたやつで
飯台
って
パパ言ってたなあ
と
ありがとう
と
移動させた
引きずってもよいように
白い毛布をカットした布で
socks
みたいにしてて
暗がりから
明かり洩れるところ
へと
移しておいた
あちこち
途中までしか
できなかったけど…
明日
あたえられたなら…
と
夜の
お祈りした
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
プラスチック
劣化崩壊するのって
突然!
プラスチックの
やわらかいかご
お着替えや
洗濯物入れる用の
持ち手が
片方
ちぎれた…
布テープ
ひと巻き分を
半分の幅に裂きながら切り取って
ちぎれたところへ
包帯みたいに巻き
使い込んで薄くなって
ウエスにカットしといた
かわいい柄のインド綿を
アウトドア?
応急の
包帯状になるように
つながるように
裂いて
布テープのうえに
手厚く?
巻いておいた
しばらく
使おう
それから
捨てよう
これは
というか
これも
姉上さまのお下がり
ひとつ
でも
寿命尽きるまで
使いきるならば
ごめんね…
ごめんなさい…
が
一回
減る…?
かなあ??
とか
なんか
サバイバルな包帯??
かわいいし…
ありがとう…
時代のけがれ
思想のけがれ
欲望のけがれ
人間そのもののけがれ
寿命のけがれ
その
まっただ中で
最高の悟りを得た
という
お釈迦さま…
そのような
悟り
は
到底
絶対
無理…
な…
こんな
わたしのような人間でも
一所懸命
一心に
生きて
一所懸命
一心に
念ずるならば
ひとり
のこさず
お浄土へと
すくいあげる
という
阿弥陀さま…
ありがとう…
祈ろう
祈る
夜
月
みえた
月
ママみたいな
月に
会えた
夜…
ありがとう
ピンピンコロリ…
なんてこと
ここいらの
おばあちゃんたちは
みんな
そう言うけれど
まったく
本心では
願ってもいないらしい
ものすごい通院魔?
病院
大好き
とも
わかったのだった…
ものの半年のあいだに
大腸内視鏡やら検査
病院かえては
何度も
受けてた告白
された…
下痢で?
どこも
なんとも
ないって…
お医者さん
上手で
検査も体も
なんともなくて
よかったけど…
病院嫌いが
言えないけど…
よい
かかりつけ医
あると
よいなあ
って
おもった
こわかった…
寿命のけがれ
命濁中
煩悩…
の
ゆきつくところかあ…
って…
どうか
お元気に
いきいき
長生きして
と
祈ってた…
明日は
ないかも
だけど
できたことも
できなかったことも
ありがとうだなあ…
生きてるなあ
って
いま
生きてる
しあわせ…
ありがとう…
いちにちが
無事に終わっていて
ほっと
一息
できてたらよいなあ
と
祈ります
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
月が
きれいな
夜です
ありがとう
また
明日
おやすみなさい