AIの
こえ
その機能によって
読み上げられる情報
こわい…
言い知れぬ
違和感
いごこちわるさ…
もしも
最初に
その
こえ
AIである
と
伝えられてなくても
お国の
放送局は
まだまだ
しっかり
教育されていて
ひと
の
こえ
肉声ならば
発音
抑揚
ほぼ
完璧なので…
いやでも
差違に気づき
いっそう
不気味におもえてくる
これから
緊急情報以外は
そうなるのかなあ？
と
その頃にはAIも
発音抑揚
完璧に
なってるのかなあ…
とか
おもってたら
この
ひとり
孤独の
無言の行？
ひとり籠山行？？
いいや…
ただの
臆病…
もうすぐ
二年
と
ごめんなさい
と
懺悔
お祈りした
救い
は
姉上さま
弟
は
なかよしになっていた
って
あの
おしまいに
わかったことだ
もう
なんでも
伝えあえるんだろうな
って
よかったなあ…
って
おもった
そっちが
うれしい
姉上さまが弟を
おもいやる文言が
うれしかった
無事に
無事に…
ただ
お祈りしてる
ごめんなさい…
お釈迦さまの
みおしえ
すべて
口伝え
口伝
によるもの
すべて
お弟子さまたち
文字におこして
そうして
この国に
世界中に…
なんだか
むねに
なにかよく
わからぬもの
こみあげてきた
あふれた…
あつい
あつい
おもいがした
ありがとう
と
祈った
こえ
ききたい
シーちゃん
timorous
勇気
どこにある？
どこに
いったかなあ…
古灯油入り古ストーブ
たきつづけて
体調くずした
だけ
でなくて
こわくなった…
火
こわい
もともと
こわいけど
ますます
こわくなった…
ママと
お家で介護の時には
大きな灯油ヒーター
つけっ放しにして
デロンギも
よわく併用して…
なんにも
なんにも
こわくなく
いっしょに
ママの
ベッドの
足元に
まるで
わんこ？
みたいに
眠ってたなあ…
寝息
ととのって
ひびいてくると
泣きたいくらい
うれしかったなあ…
こえ
言葉が
消えてゆくなか
すっごく
すっごく！
一生懸命
しんけんな
まなざしで
一生懸命
こえ
かけてくれたなあ…
ありがとう
と
祈る
臆病
びくびく
で
弱虫
で
だから
なかよくできないんだろうなあ
ごめんなさい…
と
懺悔文
今日は
するどく
つきささった
ごめんなさい
三度
こころに
おもって
それでも
まことの
よいこと
まことの
よい言葉
であるならば
ひとへと
伝えなさい
ひと
こえ
で
言葉
消えても
その
ひびきで
伝わるもの
ある
って
この
世界に
現実に
出会う
不思議
こえ
ひびいてくれる
不思議
おもった
傷つけあう
とは
おもっていない
恐怖の
希薄さと
とびかう
言葉
言葉
も
こわくなった…
こえ
どころか
言葉さえ
ここさえ…
この
無力
の
みのうえで
生きてる報告は
してよいことか？
と
こわくなった
泣けてしまった…
くるしいとき
かなしいとき
かならず
天国の
お浄土の
ひとたち
うかんできて…
ちかく
ふかくに
いてくれる
と
おもった
ごめんなさい…
ありがとう
ねずみも…
来れない
寒い
夜だ
たすけを
もとめる
ひと
衰弱するまえに
手助け
とどけられるように
祈っていた
今日を
いま
無事に
つなげてください…
つなげてゆけるように…
祈ります
生きていた
めざめられた
朝
ありがとう
と
祈る
夜
無事に
無事に
かならず
かならず
無事にいてください
倒れないように…
祈っています
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
