シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ひと

ほほえみ

うかんだ

 

八代亜紀さん

 

 

いつも

 

どんなときも

ほほえんでるなあ

って

 

ずっと

おもっていた

 

パパも

そう言ってたなあ…

 

 

うたうたいのひと

 

だけど

こころは

菩薩

 

托鉢の僧みたい

 

よいこと

よい言葉

つないでゆく姿

 

パパと

テレビで

みてたねえ…

 

にこにこさんの

パパの遺影に

語りかけた

 

やっぱり

泣けた…

 

 

ひたすらなもの

 

ただ

ひとのため

という

 

おもい

 

祈り

 

そこからの

ほほえみだ

おもってた

 

うつくしい

 

そして

 

つよいひと

わかった

 

 

こころには

かなしみも

たくさん

 

たくさん

あったろうに

 

それゆえ

おのずと

 

ありがとう

って

 

ほほえみ

わいてきて

 

そうして

ほほえんでるんだろうなあ

って…

 

あの

ほほえみと

ずっと

 

ずっと

ひとのため

よいこと

よい言葉

つなげてくれたように

 

きっと

 

ひとり

ひとりの

うちに

 

ずっと

消えず

 

いてくれて

 

みまもってくれるのだろうなあ

 

お祈りした

 

 

 

寒くなって

 

ここまでの

異常気象の

あたたかさに

ほんとうに

助けられてた

 

 

被災地

雪だ…

 

むね

くるしい…

 

 

 

零下の

真冬の

今日

 

 

そんななか

お洗濯も

できた

 

手の

しもやけ

ようやく

握れるようになったので

 

いつものように

手で洗って

脱水は

洗濯機

 

 

耳は

なんとか

余分の水を

くりかえし

排出してくれていて

 

痛みで目が覚める

なくなった

 

ありがとう…

 

 

 

眠れてなくても

 

こもったまんま

身動きできなくても…

 

神仏のこと

つなげてゆく

 

ありがとう

祈る

 

 

わたし

 

ひと

うち

というのならば…

 

祈りは

 

佛は

 

うちに

あるもの

という

 

この

無力

下品のわたしにも

 

つながって

 

ひびいてくれた

 

 

ありがたいなあ…

おもった

 

ありがとう

お祈りした

 

 

 

だけど

 

緑茶の

すったものが

無くなってて

 

お仏壇のまえに

正座してすった

 

 

ちいさなもの

 

下品のもの

 

かなしみ

さえ

いやしくて

 

ちいさくて…

 

 

迷惑かけていて…

 

ごめんなさい

 

 

そんな

かなしみ

くるしみ

から

 

つづけている

ちいさなことだ

 

それら

つづけられた

今日

 

いま

 

 

ありがたいなあ

シーちゃん

 

 

 

尊い

お祖師さまがた

 

かなしみに

つながってくれた…

 

道元さま

 

證空さま

 

そうして

 

 

一遍上人

 

 

捨てて

 

捨てて

 

ただ

ひと

祈って

 

どこまでも

歩きつづけ

 

その身

ささげた

一遍上人

 

おもって

 

八代亜紀さん

おもって

 

お祈りした

 

 

 

佛が佛を念じている

 

 

一遍上人

おもう

 

祈る

 

 

 

 

パパ

ママ

 

あの

お浄土への

旅立ちの

あのとき

 

あのときの

おもい

 

そのまま

 

みたように…

 

ありがとう

 

そう

おもう

 

 

あたえられているもの

という

 

待っていてくれるという

救い

 

 

なにひとつも

 

すべて

みまもられて

 

ようやく

 

生まれて

 

生きて

ある

いま

 

 

ありがとう

 

祈る

 

 

おまもりください…

 

すべて

ひと

 

おまもりください

 

祈ります…

 

 

 

 

 

今日

無事に終わっていますように

 

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい