ここに
いま
ある
意味
そして
いまは
亡きひとたち
生まれて
生きた
意味
果てなく
ご先祖さまより
つながって
そうして
ここ
いま
無力
なげく
おろか…
いちにち
雨
また
冷え込み
荒れる
という
無事に
と
祈る
ただ
祈る
哲学の言葉
昨日の
いま
あるものたちのため…
うしなわれた
いのちを
おもい
かなしさ
むなしさと
なんとか
生きる
に
泣かずに
生きる
に
つなげてゆくため
涅槃へ
お浄土へ
そこに
すべて
ゆきついてくれるように
争い
ない
平和の国
きよらかな国に
救われて
痛くなく
くるしくなく
ただ
よろこび
と
あること
お祈りしていた
泣きながら
祈る
あの
ちいさなわたしの
夢をみてた昨夜
嵐になって
古屋
こわい音たてて
ごめんなさい
と
お祈りした
もう
なにも
言えないひとたちの
こえ
胸に
こころに
きいて
ありがとう
つたえる…
おろか
いつまで
おろか…
シーちゃん
パパが
家族に
最後の言葉
つたえて
姉上さまとわたしと
病室に
いて
はじめてふたり
泊まった
その夜に
パパ
旅立った
ママは…
わたししか
いてあげられなかった
わたしで
ごめんなさい…
って
ずっと
おもってたんだなあ…
真夜中の
お祈りに
そう
わかった
ほんとう
おろか…
祈りと
ある
いま
生きて
ある
いま
ただ
ありがとう
と
祈る
夜
無事
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい