悪筆
さらには
悪文
その
中身が
たいへん
すばらしい
なんてこと
決して
無いだろうなあ…
と
自分の字
自分の文
に
くらくらした
文字がきれい
文章が正しい
と
そう
言われつづけてたのになあ…
いそいでいても
どきどき
焦っていても
瞬間に
うつくしく…
それ
訓練か…
こころ
か…
シーちゃん
って
書く
直筆の
たいせつさ
身にしみる
いまや
どこも
姿
無き
声
筆
無き
文字
とびかっていて
戦争
さえも
そこに
伝えられてゆく…
姿
あって
言葉
もつ
ひと
は
話し合うこと
おしまいの
おしまいまで
手放さないように
こころして
つとめなくてならないのだなあ
と
知らされる
平和
祈る
よれよれ文字
この目にみて
せめては
きちんと
よくよく
考えて
自分の
おもい
自分の
こころ
自分の
文字で
自分の
言葉で
あらわさなくてはならないのだなあ
って…
ごめんなさい
ごめんなさい
ありがとう
と
お経
おとなえして
お祈りしてた
お寺
お家のお寺
ゆけなくなってしまったけれど
ただ
ひとつ
そんな
自分の愚かさ
の
たった
ひとつの
希望みたいなもの
は
つないできた
つないでいる
祈りに…
あの
和尚さまの
あらあらしい言葉
姿に
その場で
動ずることもなかった
さいわい…
しっかり
いつもの
まるで
お釈迦さまと
お会いするかのように…
しずかに
お祈りした
やわらかな
おだやかな
自分が
いた
ということ
さいわいと
ありがとう
と
祈る
一度は
その身
すてて
お坊様になってくれたひと
ここから
いまから
たいへん
立派な和尚さま
に
なってくれるのかも…
もう
そういう
姿に
なってくれてるのかも…
と
おもっている
祈っている
話す
余地
あるうちに
なんとか
平和への
道
たぐりよせること
かなってくれないかなあ
あとには
一瞬
も
ひきかえせない…
祈りの
ひとの
いまは亡き
犠牲になったひとの
おもい
とどかないものか
きこえてくれないものか…
と
祈る
もうれつに
冷え込んで
雪
あらぬところにも
降る
今日
雨漏りして穴が開いている
ビニールハウスに避難しているひと
ずっと車庫で生活しているひとも…
どうか
無事に
かならず
無事に
と
祈る
かなしみ
ひたひた
どっかから
おっかけてくるみたいな…
よわい
こころ
今夜も
嵐
この
風に
のっけて
弱虫
泣き虫
吹き飛ばそう…
新聞
読めないまま
こんもり
たまった…
コロナ
から
新聞
廊下で読んでいた
ひとの
姿
手
も
感染
おそれなくてならない
という
そうして
まいにち
知らされる
あたらしい日常
おそれ
忘れず
ゆこう…
もとより
腺よわいわたし
ずっと
コロナ対策同様のこと
してきていたんだけど…
それから
ちょっぴり
環境対策を
つなげて
つなげて
生きてられたんだけど…
さむさ
世の中の
きびしさ
に
へこたれてた
ひとつ
つなげて
ゆこう…
生きて
ある
いま
ただ
ただ…
泣きたいほど
ありがたいなあ
と
ありがとう
と
今日も
お祈りした
ありがとう…
風
こわいけど…
雪
は
吹っ飛んでいるらしい…
おだやかな夜に
なってくれること
祈ろう
夜
いちにち
無事に
終わってくれてること
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
転ばないように…!
ありがとう
また
明日
おやすみなさい