シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ともにゆく

とは

 

ともに

ゆくひと

 

祈るひと

ともに

 

祈ってくれるひと

 

 

いま

友は

無い

 

現実世界には

まったく

いない

 

 

わたしの

わずかの

 

三人

 

それぞれ

若くして

旅立った

 

あれから

 

なぜ

呼ぶことできるひと

 

ただ

ひとり

無いのか

 

やっぱり

友は

 

ともに

祈るひと

なんだ…

シーちゃん

 

寒い

寒い

 

ぬいぐるみのシーちゃん

ちっこい膝掛けで

ぐるぐる巻きして…

 

この

寒さ

 

ただ

着込んで

 

この時期

いちばん

冷え込まない部屋

いちばん

いつもいたい部屋

仏間

 

お仏壇のまえ

正座

 

ただ

座る

祈る

 

暖房は

夜まで無し

そういえば…

 

 

この冬

要の大きな灯油ヒーター

一度も点火してないなあ

 

これを

 

病んだ

言わない

 

おもわない

 

 

仏教徒

修行僧

様式

おもう

 

生活

修行

ならば

 

仏教徒

そのなりに

 

そのように

 

みほとけのようにしよう

 

祈る

 

お釈迦さまの

みおしえ

つなげてくださった

お祖師さまがたのように

 

かすかにでも

 

そのように

してゆこう

おもう

ねがう

 

様式

というからは

 

わが恣意によらず

 

いつも

いつまでも

どこまでも

 

そのなりに

そのように

あらねばならないのだなあ

 

ありがたく

お祈りした

 

 

祈りの

ちから

信じてください

 

という言葉

ありがたい…

 

ここに

つながってくれた

 

こころに

いただいた…

 

ありがとう

祈る

 

 

耐えて

 

ただ

耐えてゆけ

 

佛の道をゆけ

 

 

そう

仏教

説く

 

 

ちいさくも

おろかしくも

 

その

おしえ

念じて

ゆこう

 

いま

 

いま

 

 

ただ

あたえられた

いちにちきり

 

いちにち

 

いま

ゆこう

 

 

二年?

 

いや…

 

 

不可思議な死によって

うしなわれてしまった

 

そう

おもった

あの日

 

あれから

 

ありのまま

うけとめず

 

うけとめられる

時を

待つことさえも

できず

 

祝福

という難題

 

無理を

 

理不尽を

 

つなげてきたなあ…

 

わたしも

せめては

キリスト者であろう

 

さいわいと

祝福して祈ろう…

 

そう

ひたすらに

祈った日々

 

 

そんなこと

できるはずなかったんだ

 

むなしく

おろかに

過ぎてしまった

 

 

彼は

まだ

二十代半ば

 

ようやく難関の資格

得て

多忙の

夢のさなか

突然

旅立ってしまった

 

カトリックのお家に

生まれた

運命

 

旅立ちは

はなやか

 

ただ

祝福されていた…

 

 

かなしかった…

 

 

誰にも

言えなかった

 

誰とも

ともに

祈ること

 

泣くことも

できなかった

 

そののち

 

わたしの

 

たいせつな

 

ただ

ひとりきりの

ともに

祈るひと

 

また

旅立ち…

 

彼女が

病にあっても

 

祈り

願ってくれた

わたしの未来

 

せめては

職業だけ

その

資格だけも

かなえられるように…

 

あたらしい土地では

早朝働き

学んだ

 

その途中の

友の

旅立ちに

 

貧しくて

おろかなわたし

なにも

できず

 

いまだ

祈るきり

 

ごめんなさい

 

 

その頃

出会った

にこにこ

かわいい友

 

祈りと

つながってくれていた

 

すぐに

おもえたけれど…

 

おたがい内気

それでも

なぜだか

 

とにかく

ひたすら

いっしょにいたかった

 

そのひとは

いつも

父親を

祈っていた

 

娘として

家族として

 

さらには

なにやら

彼女が

まるで

父親の

そう

母親

のように…

 

祈り

いつも

おもっていた

 

こころに不安かかえる父親

そのことを

きいたのは

友情

育ってからのこと

 

父親を

支えていたのか

 

支えているのか

知って

 

尊いなあ…

おもった

 

 

いつも

ありがとう

祈っていたひと

 

なにひとつ

ありがとう!

って

 

学費

生活費

すべて

自分の貯蓄と

アルバイトで賄い

 

資格を得たならば

故郷で開業すること

ひたすら夢見ていた

 

その友も

二十代半ばで…

 

 

生まれる

って

なんだろ…

 

死にゆくって…

 

寒いと

生死は

ちかく

おもわれる

 

数度

室温あると

あたたかい

ありがたく

おもえる二月

 

仏間に

デロンギ点ける

10℃eco設定一時間で

 

ほんのり

ぜんたい

あたたかく

 

心底

ありがたい

 

ありがとう

 

ありがとう

 

って

ずっと

言ってる…

そして

 

ごめんなさい…

 

東京の真夏

亜熱帯と化した東京の

西向きのアパートの二階で

 

エアコン無しでも

生き延びられたけど…

 

暑さ

あたたかさは

 

亜熱帯は…

天国?

などと

 

おもった

 

お片付け

まったく暖房無しで

ずうっとやってたなあ…

 

ものすごいわたし

もう

いないなあ…

 

 

ここは

生まれたお家

だけど

 

亡きあと

とあっては

 

住んでいてよいお家

では

 

もう

ないのに

 

日々

瑕疵

老朽化

目にみてゆく…

 

ただ

いま

ある

 

その

ありがたさ

 

そればかり

 

 

ただ

姉上さまの支え

慈悲に

すがり

 

甘えて…

 

ここに

住まわせてもらっている

 

ごめんなさい

 

ありがとう

 

 

 

 

祈りの

ちから

信じてください

 

つたえてくださって

 

仏教徒として生きてください

 

お教えくださって

ありがとう

祈る

 

けれど…

庵主さまへと

伝えられない…

こわい

 

つながり

こわいのだ…

 

searching…?

また

あんなこと

けっして起こしていけないよ…

って

 

 

ここから

はじめられてしまった

争いとは

 

わたし

というもの

ありき

 

わたしに

つながっている

 

 

われひとり悪

 

懺悔してゆく

 

懺悔してゆく

 

お祖師さまがたの

おもいに

ならって

ゆこう

 

 

無き

 

いま

 

ともにゆく

お浄土の

友と

ゆく

 

 

祈り

亡き友と

 

ともに

ゆこう

 

 

今日は

友にも

かわいがってもらえた

きかんぼうだけど弱虫

猫の

 

お誕生日

 

パパ

ママ

にも

姉上さまにも

かわいがってもらって…

 

よかったにゃー…

って

 

お祈りした

 

ありがとう

 

 

膝のうえ

湯たんぽ

のっけてて

 

あわれな

アクリル混紡毛糸

またまた

瞑想編み物

 

ひたすら

ひたすら

でたらめに編んでたら

 

湯たんぽ

あれ?

 

にゃんこ??

とか

 

しあわせ

よみがえる

 

 

100均

もう

行かないけど

 

湯たんぽ2百円だったなあ

ちっこくて

eco!

 

ママに使ってた

おっきい湯たんぽは

おやすみ用にしてるのだ

 

 

まだ

正座

できるならば

 

数秒でも!

まいにち

正座して

つなげてゆくとよいのだけれど…

 

しゃがむ

たいへんならば

 

無理せず

 

とにかく

 

転ばないこと!!

 

 

のみ

の家となって

 

ちいさいひとたち

じょうずに

しゃがめず…

 

正座

おぼつかず…

 

学校での事故がふえていて

 

けがも

大事にいたるがふえていて…

 

できる

いま

できる

 

ちょっぴり

つなげて…

 

転ばないでください…

 

今季

初雪で

すってんころりんで

 

折れなくて

ほんとうに助かった

 

お日さま

あたらぬ古屋にいて

おこもり

 

卵も

食べてないなあ…

って

 

 

なんでも

食べたら

栄養で

 

成道のため!

 

ありがたく

ありがたく

食べよう

 

 

ありがとう

 

 

がさがさ

かわいそうな毛糸

ダニや虫

かしこすぎるなあ

 

侵害?

汚染??

ないなあ

気づいた…

 

瞑想

なんだから

 

瞑想

着られるよ

って

ざくざく

ざくざく

編んでた

 

 

ありがとう

 

 

いちにち

いちにち

つながって

 

いま

つながって

 

つながってくれるよう

 

祈ります

 

 

かならず

 

かならず

 

無事にいてください

 

転ばないように!

 

倒れていませんように…

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい