シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ありがとうと終わりたい

自分で

自分の

してよいこと

してはいけないこと

 

その折々に応じて

ちいさく

あるいは

 

自分自身を自分で虐め

痛めつけるようにして

 

追い込むようにして

 

そうして

この

二年

過ぎた

 

直近

ということなのか

かつての

苦しみ

傷つき

などと

おもっていた記憶は

 

なにやら

薄らいで

むしろ

やわらいでゆくようなほど

 

いま

生きていること

 

ただ

どうしようもなく

いたたまれなく

 

申し訳なくて…

 

日々が

日に日に

苦しくて

 

あれ?

わたしの人生って

終わりに向かって

いよいよ

おろかな

無惨な様相になってくようだ…

 

いよいよ悲惨な末路へと

向かってゆくのかなあ?

って…

 

自分で

自分が

ゆるせなくなるような…

うまく

言い表せないんだけど

 

自分に

いつも

生きていてよいのか?

って

問いつづけていた?

 

ちがうな…

 

生きることにも

資格

必要で

 

その

資格

無いものがわたし

おもわれて…

 

 

ごめんなさい…

って

泣けてきて

 

時々は

お祈りさえ

できなくなったりしていた

 

お祈りは

わたしには

とても

たいせつで…

つらかった

 

 

ずっと

祈って生きてきたんだけどなあ

シーちゃん

って

 

ぬいぐるみと

おしゃべり

とか

 

天国のひとと

おしゃべり

とか

これは

 

子どもの頃から

ずっとやってる

へんてこりんな

癖?

遊び??

 

言葉

消えて

おしゃべりできなくなった

ママとも

まいにち

 

まいにち

たくさん

おしゃべりしていたわたし…

 

 

ある日

ふうっと…

 

そういえば

代弁ごっこ

まったくもって

子どもっぽい遊び

 

姉上さまと

わたしと

猫とで

ずうっと…

 

ずうっと

大人になっても!

 

ずうっと

やってたなあ…

って

 

すごく

たのしくて

しあわせで

猫も!

たのしそう?だったなあ…

って

おもったら

 

そこから

ちいさな弟の

おもしろかったことや

 

三人

くだらないテレビみて

くだらないこと話して

 

くだらない?

なんだか

よくわかんないお菓子

いっぱい

いつまでも

いっぱい食べて

 

笑っていたなあ…

とか

 

ここが

この

お家が

平和で

 

家族が

みんな笑ったり

なにかあったら

いっしょに

心配したり…

 

そういう

よいこと

ばっかり

うかぶようになってて…

 

 

なんか

ありがとう

って

ありがとう

ばっかりになってて…

 

 

明らかになれば

もっと

 

この世は

いちにちは

 

いま

 

きっと

ありがたく

ありがたく

なってくれるんだろうなあ

おもえた

とはいえ…

 

勇気

足らなくて…

 

できるだけのこと

死のお片付け

として

一所懸命

つなげたら

 

へこたれの

よわむしの

へんてこりんのわたしにも

 

すっきりと

はれやかな

さらに

ほんとうの

ありがたみ

 

その

後押しで

 

勇気

ほんとうの

勇気りんりん

そのこころ

あたえてもらえるだろう

って

おもえた

 

 

自力

まったく

たちうち

かなわないって

わかっていたんだけど…

 

どこかには

おろかな自力願望

夢想?が

 

こびりついてしまい

 

がんじがらめに

離れてくれない

そういう

おろかな迷走

つづいたなあ…

 

 

もう

どうあれ

わたしは

わたし

 

ただ

いま

ある

しあわせを

ありがたく

祈るだけ

 

どうであっても

最上の

幸福

おもう

 

それは

ただ

すべてに

ありがとう

となってた

 

できるならば

 

おしまいの

おしまいの

 

おしまい

まで…

 

ありがとう

終わりたいなあ

って

祈る

 

 

ずっと

ちいさく

つたなく

つなげていた祈り

いつも

 

ほとけさま

みててくれてる

感ぜられたけど…

 

パパ

ママ

旅立って

わたしのおろかのゆえに

 

ひとり

孤絶のようになって

 

祈り

おろかしくも

ひたすらになってくれた

 

一心の

懺悔と

なってくれたときには

すこし

 

すこし

息をつけた

 

ほとけさまは

もうすこし

近づいてくださるように

おもえてきた

 

姉上さまの

慈悲と

 

そんな

おもいとで

 

ちょっぴり

ちょっぴり

もの捨ても

 

どうにか

ずうっと

つなげられた

 

ありがとう…

 

 

お肉

お魚

食べられなくなってるけど

 

いまは

まだ食べられる

今日はまだ食べられる

って

ありがとう

って

 

大好きな

ナッツも

ココアも

へんてこご飯のひとつ

として

ありがたく食べようと

そう

やっと

おもえた

 

もしも

うっかり

たくさん食べたとしても

すべては

身になって

 

すべて

栄養されて

 

祈りへ

つながってくれる

 

ありがとうへ

つながってくれる

って

そう

おもえた

 

 

むなしく

自分

痛めつけながら

 

終わり

へは

ゆけないなあ

 

 

お祈り

お念仏

さずけていただいたんだから

 

しっかり

ほとけさまを

みつめてゆこう…

 

みていただいているのだ

 

祈る

夜です

 

 

ありがとう

 

 

今日が

無事に

終わりますように

 

いま

平和なこころと

おだやかにありますように…

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい