シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

真冬の冷え込み

 

とても寒い

 

 

正の字つけて

 

一時間ごとの

ありがとうと

オイルヒーターつける

 

申し訳ない

 

そうして

ありがとう

しかなくて

 

なにひとつも

そのような

ありがとうの

おもい

 

こころと

 

あるなあ…

 

 

パパ

ママ

亡くなってしまって

その

欠けた

こころ

 

そこへ

 

さらに

恐怖や

 

不安や

 

 

きりなく

きりなく

やってきた

 

もとより

それらを

うけとりやすい性分のわたしだ…

 

 

自分の性質

とはいえども

甘えだとか

依存だと

切り捨てられたとしても

 

おもう

こころ

たとえば死者へのおもい

同様に

 

きりかえて

 

切り捨ててゆけるもの

でなくて

 

どこも

不穏になって

どこも

不安の棲みかになって…

 

どこへも

ゆけない

なんにも

できない

 

おろか

爆発してしまったような

 

お寺お墓

ゆけなくなってからというもの

 

いちにち

いちにち

つのる

ふかく

 

ふかくなってゆく

おもい

 

もう

欠け落ちたものは

なんにも

なくて

 

いつも

おもいと

あって

 

ともに

祈っていてくれている

 

その

こころに

ゆきつける

 

 

たとえ

いま

だけの

はかない

安心でも…

 

 

ありがとうだよお…

シーちゃん

 

めざめた

けど…

 

 

ふらふらに

耳鳴り

 

鼻水や

息苦しさ

なんだか

いっぱいくわわっていた

 

 

信仰

自分から

いえるものを

いままでも

 

いまも

 

なにひとつ

もった

おもえたことは

 

ただの

一度もない

 

 

不安

 

くるしくて

いたたまれない

 

 

貪りや

 

おろか

 

からの

 

欠け落ちたように

おもわれてしまい

いつも

 

いつまでも

かなしみと

おもわずには

おれない

 

死んだひとたちへの

おもい

 

だれかは…

 

そうではいけない

まえにすすまなくては

助言してくれていたけれど

 

どうしても

いつも

いつまでも

かなしみと

 

くるしい

おもいと

いること

 

笑って

泣かずに

精一杯がんばって

 

隠す

のが

やっと

 

そのような

なさけない生だった

 

パパ

ママ

死によって

 

まざまざと

知らされた

 

 

生きていて

ごめんなさい

 

偽りない

おもい

 

おもうな

とは

自分に

言わない

 

自分

たいせつに

とも…

 

 

欠けた

もの

おもっていても

 

知らず知らずのうちに

 

死んだものたちのほうから

そちらの

ほうから

 

ちかづいてきてくれている

 

そう

おもえる

 

 

 

信じようと

信じまいと

 

ある

なしに

かかわらず

 

その

原理に

よらず

 

死んだものたちは

死に

よって

 

生きたものと

ちかくなってくれるんだなあ

おもえてきた

 

 

その

おもい

 

天国の

お浄土の

友たちへも

 

ひとしく

つながってくれている

 

どのようにして亡くなっていたところで

 

よきところ

あかるいところに

 

いてくれる

 

そうだ…

 

修行を

つなげて

 

こちらの

修行も

 

かならず

成就することを

願っていてくれるんだ…

おもう

 

 

みんな

みんな

大好きだった

小豆とお餅

のつもりで

また

米粉の丸いお団子に発酵小豆かけて

おそなえした

 

死のお片付け

ひとつ

しか

手もかけられなくて

 

また

ごめんなさいに

なってしまう

 

 

 

いたましい事件…

 

さかのぼって

 

ずっと

おもう

 

 

そのような胸の痛み

その

不安

 

それら

 

みんな

やっぱりわたしだなあ…

そうして

生きているんだ…って

 

 

苦と

不安

 

おもうばかりの

こころと

 

祈ってきたんだなあ…

 

悪であるとしても

 

おゆるしください…

 

 

 

平和

祈ります

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

ひとと

ひとの

おもい

 

つながりが

 

かかわりが

 

よくもわるくも

変わってゆくしかないのだろうけれども…

 

 

どんなに

切り捨て

投げ出そうとしても

 

つなげられてあるもの

 

消えないもの

 

 

おもい

 

 

ひとり

ひとり

自分のうちに

 

まもって

 

みまもって

 

そだちゆく

待つこと

 

かなえられるように…

 

 

ひとりひとりの

こころの

平和

 

かなえられるように…

 

 

平和

世界

ぜんたいの

 

平和

 

かなえられるように

 

 

祈ります…

 

 

 

いちにち

無事に終わってくれていること

倒れていないこと

やすめて

 

平和な

こころと

あること

 

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい