ひとつ
として
不変不動のもの
なんて
ない
というのに…
なにか
つまらないこと
後生大事に
くりかえし
くりかえしては
ふたたび
みずから
傷
ふかくするような…
お片付け
も
暑くて
はかどらない
眠れていない頭では
いっそう
とんちんかんだ…
朝いちばん
から
へま…
煮豆の汁を
ふきあげさせて!
おまけに
今日は
黒豆だ…
拭き掃除してほしいのだな?
だよね??
シーちゃん
と
拭き掃除から
はじまった一日は
その
筋肉への負荷が
しばらくは
むしろ
おもい
こころ
かるくしたのに
次々と
へま…!
さらに
救おうとして
何度も何度も
洗っていたものたちは
やっぱり
ダメかあ…
な
次々と廃棄決定
の
ちょっぴり残念
そんな
結末で
ありがとう…
と
ごめんね…
の
いつもの
徒労には
終わったけれども
救おう!
救えたら
こうして使おう…
って
ずっと
おもい
めぐらしてた
その
しあわせな時間
おもいかえしてた
それから
ありがとう!
と
丁寧に
始末した
ありがとう
ここの
お家
ものであふれて
次々と異変おきて
次々と
虫にも
ネズミにも!
大雨にも…
襲われて…
これは
きっと
わたしに
懺悔
永遠の
懺悔
うながすためだ
と
ありがたく
おもった…
わたしは
かなしみすぎてしまうから…
みずから
傷
ふかくする
そういう悪を
いつまでも
いつまでも
手放せないのだから…
これでもか!!
と
襲い来て
そろそろ
手放せ
という
お釈迦さまの
天国のひとたちの…
とどこおったところ
めぐらす
流す
そのための
手助けなのだ
と
おもった
それにしても
まだまだ
もの
だらけ…
何一つ
買ってもいなくて
買えなくて
ここの
お家に
ぱつぱつだったもので
なんとか
やりくりしよう
とか…
そんなの
もしも
が
いつ
来るか?
明日は
ないかも…
なんだから…
そのとき
のこされたものたちに
誰かは
いまの
わたしのように…
ものすごい
困るんだから…
ありがとう
ごめんね…
と
もの始末して
ありがとう
ごめんね…
と
祈った
とにかく
とにかく
眠たくて…
ふらふらで…
熱気こもった部屋に入ったら
ふわふわ…?
浮いて??
気をつけて…
気をつけて…
と
自分に
言ってた
もはや
ありえない暑さだ…
変わらぬもの
なんて
ない
流れぬものも…
だから
生きていられるのだ
ありがとう
と
そこそこで
終了とした
無事にいたこと
怪我なく
いたことを
ありがとう
と
祈った
こころ
あわただしく…
平和が
よいなあ
と
祈った
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
今夜は
月
隠れてる
無事に終わっていますように…
お水
飲もうね!
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい