シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

そんげん

戦争

って…

 

尊厳

根こそぎ

奪う

 

文化

発展の

差異

こえて

 

手引き書でもあるかのように

 

おんなじ

極悪非道

くりかえす

 

 

『夜と霧』

読んでいたときも

いまと

おんなじくらい

 

沈んで

 

心身

落ちてた

 

それから

コロナは猛威ふるい

 

また

あってならぬ戦争が

おきた…

 

 

V・E・フランクル

その

著書の

すべてに

 

尊厳さ

こころして

書きつらぬいている

 

だから

病的こわがり

意気地無しの

このわたしも

 

おしまいまで

読みおおせることできた

 

そして

 

まっとうな宗教

であるならば

 

おおよそ

似通って

 

いちばんに

人間の尊厳さを

蔑ろにはしない

ということ

説くだろう

 

そう

おもった

 

 

どうしたら

戦いを

 

戦争を

 

いま

 

いま

このとき

 

殺し合うひとのいる

無軌道

極悪非道を

 

とめられるんだろう…

 

 

祈るしか

ないじゃないか…

シーちゃん

 

 

もうすぐ

もうすぐ

この国にも

戦争を知る

語ってくれるひと

 

いなくなってしまう…

 

 

祈るしかないじゃないか…

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

汚染水は

いったい

いつまで

放出されつづけるかなあ…

 

かなうのか

わかっていない廃炉の道

 

人智

 

天の

采配と

 

あらゆる

まっとうな宗教の

さししめすところの

 

あらゆる

智恵

 

それら

ちからと

 

この国が

その道を

かなえられること

祈る

 

かならず

 

かならず

かなえられること

祈った

 

 

 

お医者さん

お坊さんはじめ

宗教者

 

いのち

みる

という

 

その道をゆくひとたち

おもう

 

一方は

生きてある

いのち

 

そうして

魂にかえった

いのち

 

もっとも

尊厳さを

守りゆくべき道

おもう

 

どちらも

 

利他

 

 

たいへんな

たいへんな

おもう

 

 

宗教の

かたち

というところで

 

いちばん

しっくりきたのは…

その

考え方は…

 

内村鑑三

 

『無教会主義』

 

 

 

菩提寺

大般若会

とてつもなく!

勇気ふりしぼって!!

参加したのには

 

わけがある…

 

 

ママが

心底

こころの底から

 

感動するほど

荘厳

行けば

日々の

おまいりを

精進を

 

つづけてゆこう

 

あらたな

おもいになる

 

自分も

共に

無我夢中に

祈ってきた

 

 

毎年

毎年

興奮

いまださめぬまま

 

電話で

弾んだ声で

報告してくれていたからだ…

 

 

お婿さん

という

菩提寺の住職も

先代のご住職同様に

よいお坊さんらしいなあ

 

うれしく

うれしく

聞いていたからだ…

 

 

初回

印象に残らなかった…

 

そのつぎには

 

ぶっちゃけ寺??

 

いや…

 

名指しに等しい

怒りの

攻撃が

ふりそそいだ…

 

 

ひえー…

 

こわいよー…

 

って

 

知らなくて

ごめんなさい!

二度とは来ませんから

どうか

そのほかの

徳のある壇信徒の

善良な皆さんには

 

どうか…

 

これきり

 

これきり…

とばっちりで

怒りにまかせて

ぶっちゃけないでください…

 

って

 

逃げるように

 

走って

かえってきた

 

まもなく

 

その住職の

息子の

副住職も

 

ぶっちゃけ寺??

お坊さんになってる…

って

かなしかった

 

 

お医者さんは

 

ぶっちゃけたら

こわすぎるなあ…

でも

 

お坊さんも

 

ぶっちゃけ

自虐ネタは

 

お釈迦さま

かなしむだろうなあ…

 

 

 

いま

 

まだ

コロナ

終わっていない

 

戦争も

終わらない

 

自然災害は

変わり目をむかえて

さらに

人災的側面も

くわわって

 

未曾有の

 

何百年に一度

 

あらたな

日常と

なってしまうのかもしれない…

 

 

 

祈りと

 

尊厳さを

 

こころに

 

やがて

ひとつ

なるように…

 

 

祈って

 

せめては

ちっぽけな

 

できる

つなげてゆこう

 

 

昨日

決意した

パパの物置部屋

空っぽ!

への道

 

ぎゅうぎゅう…

だから…

 

そして

すこく

 

あわれ

だから…

 

祈りの

 

こころの

つながったもの

 

救おう

 

体調不良でも

できること

 

救うもの

 

お洗濯と

 

お掃除は

 

休み休み

ひとつ

ひとつ

 

つなげてた…

 

 

ありがとう…

 

 

うまれてこられなかった

お兄ちゃんがいる

らしい…

 

おばあちゃんから

聞かされて

 

衝撃

うけた

 

子どもながらに

泣けた記憶…

 

 

 

ママの

幻覚?

 

認知症

複合型??

定かじゃないけど…

 

施設で

高熱で倒れ入院した

その

病室で

 

季節うつり

 

秋も深まって…

 

Pコート着てったら…

 

お…お地蔵さま…

 

ロッカーに掛けてある

Pコートを

ひたすら

見つめて

 

拝もうと?

 

脳出血

左手は上がらないから

 

動かせる

右手

お顔の

まえに

 

ぶるぶる…

ぶるぶる…

もってゆく…

 

 

うおっ

って

焦って

 

巻いてたスカーフで

肩おおうみたいにして

Pコート隠そうとしたら

 

ますます

お地蔵さま??

 

しょうがないから…

 

お地蔵さまだ!

って

 

拝もう!!

って

 

ママ

安心するまで…

 

Pコート

拝んだ…

 

 

菩提寺

ゆけなくなっちゃって

ごめんなさい…

 

 

拝んでもらおうねえ

 

祈って

 

おもい

届くように

 

ここに

いても

 

つながって…

 

届くように

 

 

祈って

祈っているからね

 

 

夜の

お祈り

 

一心に

一心に

ささげた

 

 

 

ありがとう…

 

ありがとう…

 

 

 

カーテン

一組

だから

 

ママの

真似っこ?して

 

お洋服にしよう

 

 

できたら

よいねえ…

 

いっしょに

 

いっしょに…

 

 

ありがとう

 

 

 

 

止んでも

 

じっとり

おもたい空気

 

明日からは

ふたたびの

猛烈な暑さ…

 

 

見えない星に

見えない月に

祈った

 

 

無事に

 

平和に

いてください

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

祈るしか

できないけど…

 

祈る夜です…

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

おやすみなさい