シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

手をあわせる

こわいのは

 

生きたいから

 

生きたい

生きたい

 

こわさを

生んでる…

 

 

昨夜は嵐だった

 

予知したネズミたちが

床下に

逃げ込んできたんだなあ…

 

どこかで

めりめり

こわい

音がして

 

古屋は

どこか

飛んでゆきそうで…

 

眠れないまま

 

お風呂にも

入れないまま

 

朝になってた

 

 

今夜は

不思議な空

 

くっきりと

半分

だけ

満天?の星

 

空の

半分だけど…

 

星が

とってもきれい

シーちゃん

 

 

逃げてるなあ

おもう

きっと…

 

病から

 

から…

得体が知れない

絶望的な

おもいにとらわれて

だから

 

死のお片付け

なんだなあ

と…

 

生きたいんだな

わたし

 

生きてるよ…

ちゃんと

生きてる

 

自分に

言った

 

生きてる

今日

いま

 

しあわせ…

 

こわくなんかないよ…

って

 

 

はやく

はやく

お片付け

終わらせないと

おもうあまり…

 

どうにもこうにも

迷って

 

ほんの

すこしが

ほんとうに手間取る

 

生きる

って

 

今日

あたえられて

 

目覚められて

 

生きてる

おもうときの

 

ありがとう…

おもうときの

 

おもわず

手をあわせる

一瞬の

つながりで

 

 

あとは

なにもない

 

 

ありがとう

しかない

その

こころで

 

ただ

 

いま

生きる

 

ありがとう

手をあわせて

つなげてる

 

 

できる

ひとつ

つなげて

 

ただ

 

それだけ

なってる

 

 

ずっと

ずっと

とんでもない

わがままな

絶望と

生きてたなあ…

 

 

昨夜

真夜中

嵐の音

叩く音

ただ

聴きながら

 

眠れないまま

戯れに

お数珠

つなげてみた

 

わたしのために…

 

いい加減に

つないだので

 

おもったものにも

なってくれなくて

 

解いてあげよう

また

つなげてあげよう

 

そっと

お皿に

置いた

 

こうやって

 

つないでは

解いて

 

 

そんなように

不器用に

 

不自由に

生きてきたなあ…

 

そんな

自分を

おもった…

 

 

一所懸命

しかなくて

祈るしかなくて…

 

 

心経

ずっと

 

心経

おとなえして祈っている

 

 

自ら

こころ

求めるところへと

 

たどりつくこと

できるように

 

ぐちゃぐちゃの

こころのような

あまりに

たくさんのもの

 

いつまでも

いつまでも

抱えていたら

 

いつまでも

こわくて…

 

逃げて

 

消えてしまいたくなるなあ

 

 

 

一日

何度となく

手を

あわせる

 

できる

 

ありがたくて

 

手をあわせる…

 

 

平和が

かなうように

祈ってる

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

今日

無事に終わり

おだやかな夜になって

 

休めていること

祈ります…

 

 

倒れていませんように

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい