シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

みちる

ひとは

その

まごころは

 

信ずるに足る

 

あの

言葉

 

中村哲さんの

言葉

 

懺悔して

生きる

 

ひたに

 

ひたすらに

ねがうとき

 

ぴったりと

いてくれる

 

あたたかく

 

つよく

 

少しの

怖さと…

 

 

 

つよい

 

ゆたか

 

 

万事

いい加減なわたしは

 

紙と鉛筆だけで

丸底の型紙

つくって

おもう

 

折り紙みたいにして

 

放射状に点々つけて

丸く

 

丸く

切る

 

紙の余り

おんなじ

 

布の余り

出るんだ…

 

その

余りは?

 

わたしか…

って

 

 

丸は

ほんとうに

すごいんだ…

シーちゃん

 

 

丸く

みちる

そのために

 

あたえられているなあ…

 

 

信ずるに足る

そのような

わたし

でなく…

 

こんな

愚かな

わがままなわたし

だから

 

たくさんの

 

いるのだなあ…

 

あたえられて

 

あじわえ

 

いま

ゆけ

 

と…

 

 

 

ひとりぽっち

 

独りゆくこと

 

みちる

丸く

 

丸く

ゆたかに

 

みちるため

 

祈る

 

 

ひとを

信じて

 

衆生

信じて

 

ねがい

 

誓い

 

苦行して

 

痩せ果てた

法蔵比丘の

おすがた

 

そして

 

誓願

かない

 

阿弥陀仏となった

ゆたかな

 

丸い

かがやく

おすがたに

 

祈る

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

なかよきこと

ほんと

よいなあ…

 

ちくちく縫い物は

布と布を

なかよく

つなげてゆくこと

 

ぎざぎざと

ちっぽけな

わたしそっくりの

ハギレ

 

余り…

 

つなげて

つなげて

 

丸く

みちるように

 

ちくちく

 

そうして

ぴったり…

 

なかよく

なかよく

つながる

 

 

その昔

小さなヨーヨーキルトさえも

小さな小さな

三角や四角の

ハギレつなぎ

 

小さな丸にして

そうして

 

アイロンもしないので…

 

ふかふか

もこもこな

 

ちっちゃ!な

ヨーヨーキルト

 

つないで

つないでいたなあ

お祈りのあと

 

眠るまえ

少しの時だったなあ

 

そっか…

 

 

ずっと

いつも

いたんだなあ…

 

それで

 

いつも

瞑想もどきの

ひとりぽっちの

 

ちまちま

つなげて

 

つなげては

 

生きてきたんだなあ…

 

ありがとう

 

自分に

 

姉上さまに…

 

 

パパ

ママ

 

おじいちゃん

おばあちゃんたち

 

おじさんも

 

おばさんも…

 

ありがとう

いつものように

 

いつもよりも

ずっと…

 

ありがとう

ばっかり

言ってた…

 

よわくて

ほんとうに

気にかけてもらった

 

まもってもらって

いまも

 

みまもってもらっていて…

 

 

ありがとう

 

 

ごめんなさい…

 

ありがとう…

 

 

くりかえしては

 

祈った

 

 

ひとり

ゆけ…

 

ひとり

ゆけ…

 

 

おしまいは

ひとり

 

 

ありがとう

 

ただ

ありがとう

祈る

 

 

 

何の因果か?

 

知らなかったこと

まるで

偶然のようにして

 

知らされた

 

新宗教

カルト…

すぐ

そこ

あること

 

それから

 

その

手口…

 

 

まみえる人間

まったく

少なくて

 

どうして?

 

ものすごく

苦しくなったけれど

 

それほど

 

近く

蔓延している

ということだ

 

 

怒り

言っても

どうしようもないこと

そのような負の感情を

 

がん細胞の

イニシエーション?さながら

誘発するようにして??

くりかえし言わせて…

 

しのびよってゆく

 

それで

 

すっかり

言い慣れてしまったらしい

くりかえされる怒り

負の感情

 

言葉

 

あれらを

 

同調も

同情も

無く

聴いた

 

 

みほとけならば?

 

いったい

どうする?

 

しずかに

聴いてた

くりかえし

 

くりかえし

聴いてたんだけど…

 

もしも

わたしが

こんなに

愚か

なかったならば?

 

もっと

 

あたたかく

伝えられること

少しは

あったんだろうなあ…

 

ごめんなさい

祈ってる

 

あの

年かさの

女性らに

 

自らの

こころに

自らで

傷つけた傷

 

そう

みちびかれてしまった

かなしみ

 

治癒へと

みちびいてくれる

めばえ

のようなもの

 

あたたかいもの

自ら

あたえられていますように…

 

祈る

 

ただ

聴く

ばかりで

ごめんなさい…

って

 

懺悔し

 

祈ってる

 

 

愚かなことは

かなしいなあ…

 

けれど

それだから

ここに

 

わずかにも

かすかにも

 

お釈迦さまの

あわれみ

あって

 

智慧

その

欠片

 

余り?

小さくて

 

取るにも

足らぬけど

 

ここに

あって

 

祈っている

いまなのだなあ

 

かなしいんだけど

 

ありがとう…

祈る

 

 

寒い寒い

寒い夜…

でも

明日を

こえれば…

 

少し

あたたかい

って

 

明日は

ないかも…

だけど

 

あたえられて

また

ありがとう

目覚めたならば

 

今日

終われなかった

つづき

しよう

 

今日を

いまを

 

ありがとう

 

つなげて…

 

眠ろう

 

 

眠れるように…

眠れたらよいなあ

 

 

今日

無事に

 

いま

無事に…

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

 

無事にいてください

 

 

倒れてないこと

祈ります

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

 

おやすみなさい