祈って
どうなる
と
なんにもならない！
そう
ばっさり
断言されること
何度となく
あったなあ
そして
なにが楽しくて生きてるの？
とか
おお…
そっか
やっぱり
そう来たか…
と
おもう
いつも
反論も
問い返しもしない
しなかったなあ…
シーちゃん
いまも…
しないよ…
冷え込みの夜の
しずむような
冷気
こもった古屋
すこし
日中は
陽がさしていて
猫？
みたいに
陽あたり
めざして
移動して
陽に
あたっていた
ありがとう
お日さま…
足の指
親指の
しもやけが痛すぎて
歩くのがつらすぎて
状態を確認してみた
紫？
赤紫？？
けっこうな
不気味な色味になってて…
保湿して
さっさと
保温のため靴下
何枚も重ねて履いた
こういう
うわ…
見なかったことにしよう…
ばっかり
って
ちょっと
へこんだ
で
お洗濯
いつもの手洗い
脱水は3分にした
これだって…
なんにもならないこと
なんだなあ
と
ふと
よぎったけれど…
これ
たのしいこと！
なんだもんなあ…
が
すぐ
消し去ってくれた
ん？
なんにもならない…？
どっかで
どっかで…
もやもやしつつ
本棚へ…
あ！
と
一冊目で
その
なんにもならない
を
見つけた
ママといたのも
たのしい毎日で
でも
やっぱり
いつも気がはってたいたのだなあ
こんなにも内容がとんでしまってるなあ
と
一冊で
見つかってくれたのは？
きっと
それを読んだときに
そうだ…
ほんと
なんにもならないよ…
と
つくづく
共感していたから…
坐禅のことだ
『宿無し弘文』
そのなかに
その
なんにもならない
あった
なんにもならない
からこそ
坐禅をする
仏教
なんにもならない
を
ただ
無心にする
そうだ…
ありがとう
と
本に言ってた
無駄
とか
損得無しに
なんにもならない
を
することで
ざわざわ
はらはら
愚かな
かなしみ
くるしみ
その
波
しずまって
いま
生きて
あること
と
ありがとう
だけ
に
なって…
なんにもできない
役たたぬわたしが
なんにもならない
無駄のようなこと
つなげて
つなげて…
ようやく
生きてる
と
生きていてよいのだなあ…
ありがとう
と
なる
不思議
愚かさ
よわさ
が
なんにもならない
ばっかりの
いま
になっていて
そのことが
なんとも
言い様なく
ありかたいのだった
よわい
ちから
よわい
いのち
つないでいただいてるのだなあ…
と
おもった
そうだ…
柳田国男の本も見つけた
本屋さん
次々
閉店して…
読めなくなってた
と
おもってたけれど
読まなくても！
生きていられた…
と
そう
おもった夜
気象
自然
に
翻弄される
自然の
一部
ひと…
どうかこの
ちいさな島国
どうか
地中
ふかく
ふかくまで
しずまって
いたずらに
雨も降らせないで…
祈る
夜
パパ
人生に無駄は
ひとつもない
って
言ってたなあ…
無駄
なんにもならない
ばっかり…
の
いま
これ
ありがとうだ…
と
今日は夜に
パパが好きな
おこわっぽく？
小豆黒米入り麦ご飯にして
神さま
仏さまへ
お供えした
もちもち
ぷちぷち
おいしい
ありがとう…
乙川弘文は
自分を
禅僧と
言わなかった
仏教の僧
と…
とも
いわれぬ
わたしだけれど…
今日も
ひとつ
ひとつ
なんにもならない！
つないでた
いちにち
生きていられた…
ありがとう
雨音
きく
夜
今日
無事に
終わっていますように
倒れていないように…
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
