勇気
りんりん
そのための
お片付け
もの捨て
そうだ…
そうだ…
と
Mendelssohn
聴きながら
いさましく
ゆこう
と
鼓舞して
りんりんと
りんりんと
こころに
南無阿弥陀佛
お念仏
りんりんと
ひびいてる
と
Mendelssohn
聴く
真冬にもどり
ただ
猛烈に
寒い寒い廊下
ひたすら
もの捨て
準備する
一瞬
ただ
一瞬さきさえも
わからないんだなあ
って
そうして
どこへも
どんな自分にも
もう一度
もどる
は
無いんだ
と
おもって
Mendelssohn
いま
のわたし
が
聴いてた
小澤征爾さんの指揮だ
maestro?
なんか
求道者
そっちが
あってる!
と
無心の
一心の
姿
おもい
勇気
りんりん
もらった
シーちゃん
やっぱり
泣けた…
この
二年で
まるで
二十年
年を
かさねてしまったみたいに
ものすごい自分になってた
ものすごい
って
老
容貌の変化も
こころもちも
くるしみ
かなしみ
くりかえし
やってきて
それらとは
たたかわないのだ…
けっして
じっと
じっと
過ぎる
を
待ってる
たたかわず
ふかく
ふかく
息してる
なんとか
かろうじて
息つくため
いま
と
いま
を
つなげて
いまある
を
ありがたく
ありがたく
祈って
祈り
つなげてきた
つなげている
佛の
みおしえは
科学
miracle
じゃないなあ…
真理
生まれて
老いて
病んで
死にゆく
ひと
だけが
それを
くるしむんだなあ…
いのち
あって
今朝
また
めざめ
あたえられた
今日という
いのち
なにを
かなしむ?
いま
ある
という
それは
こんなにも
よろこびに
あふれてるのになあ…
病
も
脈々と
つながってきてくれた
ご先祖さまという
遺伝子に
あたえられるもの
あきらか
と
なれば…
ありがたく
ありがたく
うけよう
昨日
うっかり
読んでしまった記事
ごみ屋敷の記事
勇気
あたえられてた
と
気づく
ここまで
ずっと
ずっと
つづけてきた
お片付け
もの捨て
どうやら…
ここまで
ひとり
できた
という
それだけ
でも
たいへんな
幸運らしい
どうやら
というのか
やっぱり
というか…
勇気
あるらしい
って
っていうか…
あの
はじめの
巨大ブラウン管テレビ
ひとりで
階下に
降ろす
あれは
もはや
勇気
より
無謀…
電気屋さん
ぞっとします!
やめてくださいね
って
言ってて
それを
聞いて
ぞっとしたっけなあ…
カビ埃
ネズミ
虫
雨漏り
そうして…
戦争
まわり
すべて
怒り
争いにあって…
それでも
ひとつ
ひとつ
と
いま
つなげて
ありがとう
ありがとう
と
祈る
いま
つなげて
生きてるからには
空っぽ
までは
かなわないんだけど…
アレルゲンにまみれ
アレルギー爆発して
失明しかけて…
泣いて
泣きながら
ひとつ
と
捨ててきた
救う
は
ほとんど
徒労に
無駄骨に
終わったかのようでいて
りんりんと
りんりんと
ひびいてきたんだなあ
勇気
ひびいてくれてたんだなあ
勇気
いま
りんりんと
ひびいているんだ
と
ありがとう
と
祈った
祈る
夜
寒い寒い
夜
ただ
ただ
ありがたく
祈る
夜だ
ありがとう
平和へ
平和へ
ちかづけるように
勇気
りんりんと
りんりんと
ひびいてくれるように
すばらしい音楽のように
こだまして
やまぬ
念仏のように…
りんりんと
ひびいて
ゆこう
祈りと
ゆこう
無事に
事もなく
無事に
と
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
倒れていませんように…
ありがとう
た
また
明日
おやすみなさい