シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

飢えぬほどに

とは

 

なかなか

ゆかない

 

食べすぎてる

おもう

 

だから

 

おこもりも

ひとがこわい

あることだし

 

異音する冷蔵庫

そろそろ寿命?

 

びくびくしてるし

 

なるたけ

空っぽ

まで

食べ尽くしてゆこう

おもってた

 

たくさん

あること

たくさん食べる

なりかねない

よわさ

 

こころの

むなしさ

かなしみと

ずっと

あるんだなあ

って…

 

どれほど

おもい知ろうとも

 

餓鬼?

 

食べて

食べて

いつまでも?

 

食べたいとき

あるなあ

って

おっかなくなる…

 

こらえよ

だったねえ

シーちゃん

って

 

このところ

天国の猫

天国の友

夢にも

みたり

 

あやしい

こころだなあ

ごめんね

って

 

シーちゃんを

抱っこしてたら

 

泣けてしまった…

 

 

最後の猫にも

 

いつも

ごめんね…

って

ばっかり言ってる

 

抱っこ

大好きな子

なのに

 

もっと

もっと

おしまいのときも

抱っこしてあげてたら…

って

 

 

落ち込み

きてしまって

 

なにもかも中途半端なまま

なんにも

 

なんにも

できなくなった

 

 

能登半島地震から

灯油ヒーター使えなくなって

デロンギ

申し訳なくて

 

 

祈りに

ちから

あったらなあ…

 

祈って

 

祈って

 

ひそめるみたいに

 

つなぐ

 

 

救援の手

いまだ

十分には

届けられていないという…

 

 

戦争も

終わってくれない

 

 

 

自分ひとり

こころ

さえも

 

平和

たもてなくて

 

祈りに

ちから

さずけられるはずもないなあ

 

 

よく

眠れていないと

 

絶望は

ひたひたと

しのびよってくるんだなあ

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

今日も

懺悔して

お祈りした

 

ごめんなさい…

 

 

むなしさ

埋めること

できるだけ

排除している

いつのまにか

 

自然と

そのようになってしまった

 

まったく

ふつうも

あたりまえも

なくなっていて

 

それでも

 

めざめられたなら

いちにち

あたえていただいた

 

生きている

そのことが

 

こころから

うれしくて

 

ありがたくて…

 

 

お浄土のひとたち

 

天国のひとたちに

 

パパ

ママ

 

姉上さまに

 

ありがとう

ありがとう…

って

 

祈った

 

 

祈るばかり…

 

 

 

今日

無事に

終わってくれること

祈ります

 

食べて

眠って

 

倒れていないように…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい