くるしいと
どきどきして
はらはらして
なにひとつ
身が入らない
雨で
嵐の
今日
家中に湿気がこもって
うかつに押し入れとか
開放しないほうがよいなあ
って
読書？
と
おもうのだけれど
このところは
仏教の本
と
医学の本
しか
読めないんだけど…
今日は
それらも
読めない…
くるしくなって
走りたくなって
ずっと
走ってたんだなあ…
もっと
くるしくなりたくて？
走る体力
気力ない
いまは
それでも
生きて
ある
この
いま
が
希望となってるなあ
シーちゃん
唯一の
だけど…
もっと
一気に捨てることが
楽への
捨てる
から
解き放たれる近道
と
わかるんだけど…
そうしないと
お片付け終わらぬまま
死んでしまうかも？
って
わかってるんだけれど
勇気…
絶望じゃないにしろ
ずうっと意気消沈
へこたれ…
昨日の
ちっちゃな冷蔵庫のお掃除も
やっぱり徒労？
やっぱりリサイクルするしか
ないようだなあ
と
知らされる結果
となった
それでも
清潔になったんだよ
あわれな様子でなくなったよ
って
これまで
すでに十分に
役立ってくれたんだよねえ
と
今朝
冷蔵庫に
ありがとう
と
言ってた
朝から雨
午後には
どんどん
気温が下がって
また
手が
感覚が無くなるほど
冷えた
緑茶の
すりすりは…
あきらめた
かなしいような
こわい嵐の音
きいて
何度も
祈った
頭を
剃髪？
ほんとうに
くりくり坊主にでも
してしまいたいなあ
とか
なにか
ばっさりとした
袋か幕のような
体が中で泳ぐような
不思議な衣服だけで
生きられたらよいなあ
とか
ここにきて
自分の趣味嗜好も
曖昧あやふやで
ほんとうは
もう
なんにもいらなくて
捨ててしまえばよいような
そんなきもちがしてくるのだ
買わないので
なんにも
着られるものも
無くなる
って…
踏みとどまる
もの捨て
に
病んだかなあ…
あぶないのかなあ…
って
おもうんだけど
こんな自分でも
生きてるんだ
こんなわたしを
おしまいまで生きてくんだよ
と
自分に
言った
どっかのお坊様が
ぼろぼろの衣を着ていて
どうしてそんなにも
ぼろぼろの衣を着ているのだ
と問われ
僧になればなり
と
答えたという
それで
おもいだしたんだけど…
お家のお寺の
亡くなられた和尚さま
霊感？
なにかしら
ひとから
霊的なものを
うけとることできる人だったみたいで…
お医者でも気づかず
見過ごすような
わたしの悪い片眼を
じっくり
観察したのでもなく
背を向けていながら
ぴたりと当てて？
見抜いたことで…
ママ
感動して？
ありがたくなって…
泣きそうになって…
どうしてわかったんでしょう
と
和尚さまに
たずねたんだけど…
坊主になったんでさね
津軽の方言で…
僧になればなり
というような
そんな答えをしたなあ
って
あの和尚さまの衣
手入れは
されてて
大切にしてる
とはわかるものだったんだけど
ずいぶん着込んでいたっけなあ…
って
ママに
ついて
きちんとした服装をととのえて
和尚さまに会えること
あったかい
やさしい…
おもしろい！お話
きかせてもらえること
たのしみに
たのしみに
していたなあ…
って
お寺
お墓
ゆけなくて
ごめんなさい…
って
お仏壇のまえ
ずっと
お祈りした
仏教
ある意味
と
おもう…
丸坊主…
床屋さんで
きれいに
そうしたら？
もっと
もっと
捨てて
捨ててゆける？
とか…
ざくざく自分で切ってる頭
これでよいねえ
って
ママなら
パパなら
あの
和尚さまなら…
きっと
きっと
笑ってくれてるなあ
って
おもった
嵐の？
夜
たよりない
祈り
つないだ…
ありがとう
今夜も
無事に
終わっていますように
ゆっくり
やすめていること
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
