ふりかえることらしい
古家の
もの片付け
遺品の始末であるし
引っ越した姉上さまの残置物整理
前を向く作業というよりは
過去を
ふりかえり
ものから
その状態から
その持ち主のことを
新しく
より深く
やっぱり
切なく愛しく
知ってゆくこと…
パパと姉上さまは
似てるかも…
おもわず
ちょっと調べた…😒
ためこみ癖？
癖の範疇？？
ほんとに？？？
まあ…
ちょっぴり安心しとこう
ママは
自分なりのお気に入りが好きで
自分なりの
ささやかないちばん！
を
いつも大切にして
ずっと
長く愛用していた
そこへ
パパが
ある時から
どんどん
大量にママの衣服も靴も
自分で選んで買い込んで
やがて
ママの衣料品は
まるでお店のように
もとわたしのお部屋いっぱいになった…
地震は
どうやら
大地震の予兆かもしれなくて
なるべく
早くもの始末もの捨て終えて
整然とした
軽い清々しいお家にしたい！
のに…
精神が
ものに気圧され
もってかれるのか
眠れなくなり
体調がおかしい
一晩中
眠れなくなることもある
人生は
みじかくて
ながくて
ささやか…
シーちゃん
そうして
どう亡くなろうと
それは寿命であるらしい
病にあっても
パパもママも
希望を捨てていなかったなあ…
と
ふりかえる
パパは苦しみから
たくさんの激しい言葉をわたしに
ぶつけてきたけれど
そうしてもらえて
よかったなあ…
ママのことは…
まだ
かなしみが先に立つけれど
ママも
最後の最後まで
希望を抱いていたとおもう
ささやかな
しあわせを
希望にして
大切にして
自分の
いちばんを見つけた
ママの人生だった
米あぶら
塗り重ねては飴色の
嫁入り箪笥
母のにおいする
今日の短歌です…ありがとう☺️
ママの古い嫁入り箪笥は桐製
よおくみがいて
ハッカ油を混ぜた米あぶら
塗り重ねて
しっとり
飴色にして
今度は
わたしのお気に入りに
軽いし
桐で自然で
とてもよい
三段重ね構造を
ばらばらにして
一段で使っている
重たいへんてこな棚は
捨ててしまった☺️
なんとも
カタツムリ🐌のような歩み…
へこんだり
がんばるぞ！
と
奮起したり…
もう夜…
こころも
からだも
いつも元気
いつもおだやか
は
むつかしいけれど
自分なりの
ささやかな
お気に入りと
いちばん好き！
と
希望と
いつも
隣にあったらいいね☺️
今夜も
無事に…
ゆっくり
ゆっくり
休めていますように…
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
