シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

四月がゆく

 

もうすぐ

初夏のようになって

 

梅雨が来て

 

早春

かなしい季節のまんま

 

このまま

過ぎてしまったら

いけないなあ

 

 

犀の角のように

ただ独り歩め

って…

 

 

到底

そのような

孤高へは

たどりつけそうにない…

 

 

一昨日

疲れ過ぎてしまって

今日は

起きられて!

一日が

あって

よかった…

起きた

 

ありがとう…

 

 

一日

与えられた

新しい一日に

ありがとう

っておもう

 

ありがとう

と起きる

 

 

役立つ

役立たぬ

などとは

おもわずに

 

ただ

ひとつ

ひとつ

つなげて

 

ちいさな生活が

ちいさく

つながって

 

祈りと

 

今日ある

幸福と

 

つながって…

 

仏教徒

行持のように

なってくれたらよいなあ…

 

 

あたたかい

四月

おしまいの

今日

 

 

病んでたなあ

って

おもった

シーちゃん

 

 

ずっと

ヒーターも

点けられないくらい…

 

だから

あたたかくなって

うれしくなった

 

シャコバサボテンにも

お水をやった

 

わたし

自己を

否定してたんだなあ

って

 

支配されてたのは

申し訳なさ

 

生きてることが

申し訳ない…

 

同時に

ありがたい

 

一日

一日

ありがたい

 

 

そんな

矛盾と

右往左往するけれど

 

祈って

 

祈って

生きよう

 

一日

一日

ありがたく

 

ありがたく

生きよう

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

凡夫をも

お救いくださる

という

阿弥陀さま

 

犀の角のように

ただ独り歩め

という

ブッダ

 

お釈迦さま

 

 

片隅に

 

祈る人で

いさせてください

 

ずっと…

 

どこまでも

 

どこまでも

 

 

今夜は

嵐のような風が吹く

 

 

無事に

終わって

 

おだやかな夜になって

平和なこころで

 

ゆっくり

休めてますように…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい