ずっと
たったひとりの
師
お正師さま
もとめてた
いつからか…
きっと
いまも
そのおもいは
こころの
奥ふかく
眠っているんだろうなあ
夢?
学び??
現実に
もとめたもの
かなわなかった
あれらは
夢か
目標か
幻?
もう
よく
わからなくなってしまったけど…
そんな
自分でも
わからぬ
夢みたいもの
かなえようと
猫二匹と暮らした
おんぼろアパート
そこにも
神さまのいるところ
仏さまのいるところ
たったひとり
わたしだけのための!
神聖なところ
つくって
祈ってた
ここの
お家に
いたときのように
ママがしてたようにして
なににつけても
祈っては
よわい自分を
いのちを
つなげてた
けれども
一途
一心…
ひたむき
ただ
ひたすら
の
祈り
とは
なってくれなかったのかなあ
シーちゃん
よわさの
おろかさ
のゆえだ
自分の
ちからでは
生きていられない
そんなわたしを
支えて
現実に
ここに
生活させてくれているのは
姉上さま
そういう
生まれたときからの
たいせつな
たった
ひとりの
いわば
友や
師
の
ようなひと
友も
伴侶も子も家庭も無く
なにひとつ
世間のいう
ふつうは
なくて
けれども
わたしには
姉上さま
という
こころの
支えとなる
姉という存在
あって
生まれたときから
いてくれて
生きてた
生きてる…
ありがとう
と
祈った
ママ
姉上さま
母
姉
友
師
先生
なにもかも
とりこむようにして
つつみこむようにして
そうして育ち
わたしに
いまの
わたしに
なってるんだ
と
ありがたく
祈る
夜
冬
近づいて
とうとう
いつも
体調崩す季節がやってきて…
いつも
姉上さまには
今頃いつも体調崩してるよ!
って…
心配してもらってたなあ…
って
泣けた
ママの
古いタオル
捨てられなかったのは
その訳は…
姉上さまが書いた
マジックの文字が
名前
くっきり
まだ
しっかり
まだ
ママ
施設にいる?みたいに
残っていたから…
今日
手洗いして
ざっとしぼって
洗濯機で1分!脱水して干した
突然
冬みたいになったのに
水は
まだぬるいのだけど
ほかのお洗濯は
やれそうもなく
あきらめた
ひとつ!
でも
と
また
捨てるもの始末した
冬がくるまえに…
と
念じて…
自分のちからで
生きれてなくて
ごめんなさい…
ありがとう…
と
お祈りした
こころに
いてくれてる…
みんな
みんな…
ありがとう…
と
くくられては
なにも
誰にも
信じてもらえなかった
ママの
言葉
ここに神さまいるの…
という
言葉
忘れない
ここ
とは
お腹
左側の
ちょうど
がん
あったところ…
ありがたく
祈っていたんだろう
ずっと
祈って
生きてた
ママ
ママは
ママなりに
おしまいまで
ずっと
きっと
わたしなんかの
よこしまな
こんな
祈り
とも
呼べないような…
そんなものとは
くらべられない
ひたすらな
ひたむきな
ただ
祈る
そういう
祈り
と
お浄土へと
むかえられる
あのときまで
祈っていたんだろうなあ
ずっと
ずっと
忘れないよ…
ありがとう
と
今日も
祈った
神さまのいるところ
仏さまのいるところ
それは
ひとり
ひとりの
内であり
ここに
こんな
わたしの
内にも
いてくださるように…
と
祈る
祈った
どうか
平和を
お祈りください
お浄土で
祈っていてください…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
雪マークが
一日?ついてた
新聞の天気予報
は
つめたい
つめたい
雨になって
はずれてくれた…
まだ
降らないで…
台所で
立ち食い?なんて
やめた
きちんと
人間らしく?
お仏壇の
まえに
五観の偈
おとなえして
ゆっくり食べた…
へんてこご飯
へんてこ生活
でも
生きてる
いま
ありがとう
一日が
無事に
無事に
終わっていますように
こころ
おだやかにありますように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい